これが私の生きる道

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映画「ゼロ・グラビディ」

2013年12月15日 16時36分45秒 | 映画
先週あたりから観に行こうか散々迷っていた
「ゼロ・グラビディ」を観に行ってきました。
全編宇宙空間なのでIMAXでないと楽しめないかと思って
でも2200円もするし映画館も家から遠いんで
今日の朝までどうしようか躊躇していました。
起きて窓を開けると天気もいいし風もさほど強くなかったんで
いい席が空いていたら行こうかと
予約ページに進みました。

中央エリアはほとんど残っていなくて
端のエリアばかりでした。
しかしちょうどいい縦列の通路側が空いていて
そこなら横に人もいないからいいかと予約しました。
これが結果的には正解でした。
ここのシアターのサイドエリアの席は
中央寄りに席が傾いていて
これが地味に態勢が楽な構造になっていました。
3D映像のせいか視野角も問題なく
隣に人がいないだけ居心地が良かったです。


あらすじ
地表から600キロメートルも離れた宇宙で、
ミッションを遂行していたメディカルエンジニアのライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)と
ベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)。
すると、スペースシャトルが大破するという想定外の事故が発生し
二人は一本のロープでつながれたまま漆黒の無重力空間へと放り出される。
地球に戻る交通手段であったスペースシャトルを失い、
残された酸素も2時間分しかない絶望的な状況で、
彼らは懸命に生還する方法を探っていく。


宇宙空間で事故が起こり、そこから地球へ生還する、
それだけのストーリーです。
一応ストーン博士の娘が幼いときに事故死した、という話が出てきますが
回想シーンなどはなく、
ちょっとした人物像の味付けに過ぎません。
とにかくピンチの連続で、比較的落ち着ける時間は10分ほどしかありません。
感情移入しやすい人にとってはハラハラしすぎて
気持ち悪くなること請け合いです。

酸素がない恐怖というのは
水に潜るなどして体感できると思いますが
物体に力が加わると、宇宙空間ではそれが消滅するまで
止まることができない、
その恐怖感がすごく伝わってきます。
あと宇宙空間で一人しかいない恐怖、
これも相当怖いです。
孤独死をそんなに恐れてはいないんですが
ここでの死は絶対に嫌です。

元々宇宙になんか行きたくないと思っていましたが
その想いは更に強固なものになりました。
宇宙旅行をしたい、って言っている
岩城晃一やホリエモンにこの映画を見せて
ビビらせた方がいいと思います。

もちろんCG満載なんでしょうが
あの浮遊感とかどういう風に撮影しているか気になりました。
DVDなどの特典映像にその様子がつくのかもしれませんが
手品のトリックを明かされるとがっかりするのと同じで
知らない方がいいのかもしれません。
この映像を十二分に堪能するには
家のテレビでなく映画館でまさに体感してもらいたいです。

キャストでいうとはじめサンドラ・ブロックって聞いたときには
もうちょっと旬な人でもいいんじゃないか(失礼)、って思いましたけど
宇宙飛行士って現実でもある程度年齢を重ねた人が多い気がするんで
年齢設定的なものと動ける女優さんでいうと
案外適役だったのかもしれません。
ユマ・サーマンが好きなんでどうかと考えましたが
美形すぎてリアリティが消えちゃうかもしれないから
やっぱりちょうどいいか、と。
そういった意味では、ジョージ・クルーニーはカッコ良すぎるんじゃないかって、
あんなダンディな宇宙飛行士いないよな。

森高千里「25th Anniversary at COTTON CLUB」

2013年12月15日 00時57分19秒 | 音楽
春の中野サンプラザ公演に参加したときに
ファンクラブの登録をしていて(無料のネット会員)
今回のクラブハウスツアーのお知らせが来たときは行く気満々でした。
東京4公演、名古屋4公演の計8公演で
1公演当たり200人位しか入れないだろうから
それを考えると相当な倍率になることは容易に想像できました。

おそらく複数公演希望しても1公演しか当たらないだろうから
一番行きたかった最終日公演のみ申し込みました。
正直、きびしいかなぁと思っていましたが
運良く当選しました。
間違いなく自分よりファン度の高い方々が落選しているに違いなく
申し訳なく思いましたが
かといってそれを譲るほど心の広い人間ではないので
もちろん自ら足を運びました。

そんな公演だったものでヤフオクでも定価の数倍の価格で落札されているものもあって
事務所はそういう転売チケットでは入場できません、って謳っていましたが
今日入場した感じでは身分確認もなく、
そんな取締りをしている様子は全くありませんでした。

会場のCOTTON CLUBは東京駅から歩いて5分ほどの距離にありますが
周りに商業ビルが乱立していて、ちょっと迷いました。
それでも何とか辿り着くとクロークを通過して受付があり
その先に待機所がありそこで整理番号順に呼ばれる形です。
指定席でしたがサイトに詳細な座席表はなく
当日にならないと分からない方式で
ステージ横のカウンター席でした。
ステージ前のテーブル席が良かったですけど
それでも普通のホールに比べても
かなりの至近距離でした。

今回はディナーコース付きで自己最高価格の16000円でした。
その値段のせいかブルジョアそうな人ばかりで
この中で年収順に並んだら間違いなく自分は最前列の方になります。
そもそも結婚式以外でこんなコース料理を食べたこともなく
これも楽しみの一つでした。
一品目は「生ウにのコンソメジュレ寄せ」で
グラスにぽつんと乗っていました。
もちろん美味いです。

二品目は「タスマリア産サーモンと帆立貝のマリネ
ハニーマスタードヴィネグレット」という前菜でした。
こちらも美味しいです。
そしてメイン料理の「国産牛サーロインのロティ グリーンペッパーソース」の登場です。
お腹も空いていることもあり期待を込めて口に入れると
「あれ?普段食べている100g100円のアメリカ産牛とあまり変わらない」
これが偽らざる本音です。
そもそも国産牛と和牛って全然違うものなんですよね、
ご飯があれば別に良かったんだけど。
デザートは「エビスの効いたチョコレートテリーヌ バニラアイスと共に」でした。

そんな食事をしているといつの間にか開演時間の20:45になり
ステージ開始されました。
12曲ほどの曲数で、これも申し訳ない話ですが
半分位、知らない曲でした。
でもそんなことを吹き飛ばす魅力が確実にありました。
ビルボード東京もそうですが
クラブハウスっていうのはすごい魔力がありますね。
少ないキャパ、ゴージャスなつくり、ステージからのダイレクトさ
数多くのライブに行っている人ほど
この貴重さを実感できると思います。

春の中野サンプラザでは表情はほとんど分からなかったのですが
今日はくっきり、ばっちり見えまして
まぁ44歳という年齢は全く感じさせないですね。
20年前はそこまで好きではなかったんですけど
今の方が断然いいですね。
声もいい感じに低くなって、
当時より耳に優しくなっているように感じます。

クラブハウスでは最終日の2ndステージにするのが鉄則で
このステージだけの特別でアンコールに
「気分爽快」を演奏してくれました。
後ろの方の人たちはスタンディングになっていいラストでした。
声援も多くて、これを超えるとマイナスに成りかねないギリギリの量で
これも良かったと思います。
オールドファンだったら3万円出してもいい位の価値は
あったんじゃないですかね。

MCの感じからすると来年も何かしら
ライブ的な活動があるような感じがしました。
そしたらまた参加したいと思います。

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