今日は舞台を観に行きました。
劇場は小劇場B1という下北沢タウンホールのB1階にあります。
今年の2月に開場したばかりとのことで
はじめて訪れました。
席は整理番号順の自由席で100人程度は入れそうな感じでした。
ステージをL字状に囲むような形で客席があり
見下ろす感じなので
どの席でも観易そうでした。
が、開演間近に自分の斜め前に太った男が座ってしまい
その彼が酸っぱい体臭持ちで殺意が湧いてきました。
もう席も埋まっていたから移動もできないし
ハンドタオルを鼻に当てて、その場を凌ぎました。
あの隣に座っていた女性の人たちはよく耐えられるなぁ。
ストーリー
死んだ「私」が生まれ変わり、1度目の人生に関わった人々への懺悔と
各々への深い愛や浅い愛の諸々について向き合っていく。
一度目の失敗、一度目に伝えられなかったこと、
一度ではできなかったこと、2回目の人生でなんとかしていくことができるのか。
不幸のどん底から不幸の入口まで這いつくばって、理想にしがみつきながら、
人生2年生の「私」はこれからどう生きればいいのだろう?
スミコにはマリコという妹がいて、
スミコの死後にマリコの娘(さちこ)として生まれ変わり
スミコ時代の反省をさちこの人生で償っていくという話です。
ですが、どちらかというとスミコ時代と同じような生き方を繰り返すので
生まれ変わってもやることはそんなに変わらない、
という風に捉えました。
さちことスミコは同じ役者さんが演じていて
頻繁にその切り替えがあって
今はどっちの時代かは「1」というランプと「2」というランプがあって
それが点灯しているのを目安にしています。
「(東京)オリンピック」や「仁義なき戦い」の話題が出てきたり
歳の話も出てくるので時間軸は比較的追いやすいですが
それでも途中途中で混乱する場面はありました。
一番わかりにくかったのが、さちことスミコの彼氏で
計6人登場しますが、これも加藤啓さんが一人で演じているので
誰が誰だか分からなくなりました。
もっと笑い声があってもおかしくない内容かと思ったのですが
はねた客席ではありませんでした。
自分がよりノレなかった原因は
そもそも輪廻転生を信じていない、というのが大きかったと思います。
もちろんフィクションなんですけど
こういう物語の核になる部分を素直に受け入れられるか否かって
結構大きいのかなぁと。
終わりは好きだったんですけど。
さちこ、スミコ役の佐久間麻由さんは前作の「常に最高の状態」にも
出演されていて、物語の核になる人物なので
常に出ずっぱり状態でした。
今回も割とエキセントリックな役柄だったので
普通の役柄も見てみたいです。
毛皮族からは唯一の出演の羽鳥さんは
スミコの母、さちこの祖母、ときえ役で
多少しつこいけど、割と普通の役どころでした。
世の中の3~4割のお母さん、おばあちゃんたちは大かれ少なかれ
こんな感じのイメージです。
スミコの姉、さちこの伯母さん役は藻田留理子さんという
はじめましての方で舞台の出演歴をみても
やっぱり初見でした。
オチ担当的なところがあり、
それをこなすポテンシャルがあったので
これから有名な演出家の舞台に立てば
もっとお目に掛かる機会が増えそうです。
スミコの妹、さちこの母親役は鄭亜美さんという
こちらもはじめましてでした。
ヤクザに恋をしてさちこを産んだわけで
一見常識人ぽく見えますけど
もしかしたら一番変わった人なのかもしれません。
そんな二面性のあるキャラクターに合っていました。
今回はアフタートークがあって、ゲストが鳥居みゆきでした。
江本さんと2人でなく、全キャスト勢揃いでした。
19:30からの回もあるのに、ご苦労なことです。
(どうも直前に江本さんに出るように言われたみたいです)
「江古田ちゃん」での共演と
11月からの舞台に彼女が出演することからのゲストのようです。
終始、テレビで見るようなハイテンションと挙動不審なスタイルでしたが、
加藤さんが「(劇中で)わざと咳をしたり噛んだりする所があるんですけど
気づきましたか?」って質問をされたとき
「気づいたけど、そういうことは言わない(タネ明かし)で
(観客に)解釈させた方がいい」って
核心をつくようなことを言っていてさすがだなぁと思いました。
劇場は小劇場B1という下北沢タウンホールのB1階にあります。
今年の2月に開場したばかりとのことで
はじめて訪れました。
席は整理番号順の自由席で100人程度は入れそうな感じでした。
ステージをL字状に囲むような形で客席があり
見下ろす感じなので
どの席でも観易そうでした。
が、開演間近に自分の斜め前に太った男が座ってしまい
その彼が酸っぱい体臭持ちで殺意が湧いてきました。
もう席も埋まっていたから移動もできないし
ハンドタオルを鼻に当てて、その場を凌ぎました。
あの隣に座っていた女性の人たちはよく耐えられるなぁ。
ストーリー
死んだ「私」が生まれ変わり、1度目の人生に関わった人々への懺悔と
各々への深い愛や浅い愛の諸々について向き合っていく。
一度目の失敗、一度目に伝えられなかったこと、
一度ではできなかったこと、2回目の人生でなんとかしていくことができるのか。
不幸のどん底から不幸の入口まで這いつくばって、理想にしがみつきながら、
人生2年生の「私」はこれからどう生きればいいのだろう?
スミコにはマリコという妹がいて、
スミコの死後にマリコの娘(さちこ)として生まれ変わり
スミコ時代の反省をさちこの人生で償っていくという話です。
ですが、どちらかというとスミコ時代と同じような生き方を繰り返すので
生まれ変わってもやることはそんなに変わらない、
という風に捉えました。
さちことスミコは同じ役者さんが演じていて
頻繁にその切り替えがあって
今はどっちの時代かは「1」というランプと「2」というランプがあって
それが点灯しているのを目安にしています。
「(東京)オリンピック」や「仁義なき戦い」の話題が出てきたり
歳の話も出てくるので時間軸は比較的追いやすいですが
それでも途中途中で混乱する場面はありました。
一番わかりにくかったのが、さちことスミコの彼氏で
計6人登場しますが、これも加藤啓さんが一人で演じているので
誰が誰だか分からなくなりました。
もっと笑い声があってもおかしくない内容かと思ったのですが
はねた客席ではありませんでした。
自分がよりノレなかった原因は
そもそも輪廻転生を信じていない、というのが大きかったと思います。
もちろんフィクションなんですけど
こういう物語の核になる部分を素直に受け入れられるか否かって
結構大きいのかなぁと。
終わりは好きだったんですけど。
さちこ、スミコ役の佐久間麻由さんは前作の「常に最高の状態」にも
出演されていて、物語の核になる人物なので
常に出ずっぱり状態でした。
今回も割とエキセントリックな役柄だったので
普通の役柄も見てみたいです。
毛皮族からは唯一の出演の羽鳥さんは
スミコの母、さちこの祖母、ときえ役で
多少しつこいけど、割と普通の役どころでした。
世の中の3~4割のお母さん、おばあちゃんたちは大かれ少なかれ
こんな感じのイメージです。
スミコの姉、さちこの伯母さん役は藻田留理子さんという
はじめましての方で舞台の出演歴をみても
やっぱり初見でした。
オチ担当的なところがあり、
それをこなすポテンシャルがあったので
これから有名な演出家の舞台に立てば
もっとお目に掛かる機会が増えそうです。
スミコの妹、さちこの母親役は鄭亜美さんという
こちらもはじめましてでした。
ヤクザに恋をしてさちこを産んだわけで
一見常識人ぽく見えますけど
もしかしたら一番変わった人なのかもしれません。
そんな二面性のあるキャラクターに合っていました。
今回はアフタートークがあって、ゲストが鳥居みゆきでした。
江本さんと2人でなく、全キャスト勢揃いでした。
19:30からの回もあるのに、ご苦労なことです。
(どうも直前に江本さんに出るように言われたみたいです)
「江古田ちゃん」での共演と
11月からの舞台に彼女が出演することからのゲストのようです。
終始、テレビで見るようなハイテンションと挙動不審なスタイルでしたが、
加藤さんが「(劇中で)わざと咳をしたり噛んだりする所があるんですけど
気づきましたか?」って質問をされたとき
「気づいたけど、そういうことは言わない(タネ明かし)で
(観客に)解釈させた方がいい」って
核心をつくようなことを言っていてさすがだなぁと思いました。