ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

ベルギー幻想美術館とシャネル

2009年09月12日 | 文化・芸術
ル・シネマで上映中の『ココ・シャネル』と3日から始まったベルギー・幻想美術館を観てきましたー♪

涼しさ第一で乗り切る夏服でしたが、コーディネートに悩んだり考えたりしているということは秋なんですよね。秋物を見に行く感じでシャネルの映画を見てみたいと思ってお出かけしました。

セカンド・ラインのないシャネルは真のデラックス・ブランド。いつかは着てみたい憧れの服。春に発表されるクルーズ・ライン(←ちょっとだけ「買いやすい」お値段)じゃなくて、やっぱりツイードのシャネルスーツを着てみたい。

と何十年もどうどう巡りで思ってるわけなので、とりあえず映画へGo!

ステキ

全部揃えたら200万くらい?バッグは別で。。

お正月には「シャネル&ストラヴィンスキー」、「ココ・アヴァン・シャネル」と続々とシャネル映画が封切られるそうなので、そちらも是非観てみたいです。いつかスーツで着てみたいわ。。

ドゥ・マゴでタルト・タタンとコーヒーで休憩。ここのタルト・タタンは美味しすぎ。来る度に食べたくて、「ココ・シャネル上映記念メニューのケーキ・セット」とかなかなかオーダーに至らないという(笑)

ベルギー幻想美術館は、マグリットやビアズリーもあったりして、ヤザワ好みのコレクションでありました。PRに使われているクノップフの「ヴェネツィアの思い出」が小さくて!モナリザを初めて見た時のような驚きを久しぶりに味わうし

全体的な感想としては、このテーマに関心がある、またはかつてあった人には非常に面白いコレクションだと思います。私は澁澤龍彦とか神秘主義に高校生の頃ハマったので、四谷シモンのお人形にも通じるこの世界観はかなり好きです。実際、ゴスロリのロリータの格好の女子が熱心に鑑賞してましたよ。
姫路市立美術館所蔵のコレクションらしいけど、いいぞ~

高校生の時、部屋をビアズリーのプリントの壁紙にしたんです。その時はビアズリーを知らなくて、壁紙の見本を見ていて「あ!コレがいい!」と主張して、両親に「また!こんなヘンなの!」と流されそうになったところを「この絵の人は有名な人らしいですよ」と壁紙屋さんが割って入ってくれて、それで両親も納得したという。当時、著作権とかの意識も皆無だったろうから、あんな素晴らしい壁紙(笑)があったのね。

壁一面、The Savoyのプリント(サロメとかのシリーズね)になった部屋で、澁澤龍彦を読んだり、スクリャービンを聞きながらセルジュ・ルタンスのメークを研究していたのでした。だいぶして『ビアズリー展』が開催された時は嬉しかった。画集と絵ハガキ、他いろいろ買いました。

懐かしいやらやっぱり好きやらで、スクリャービンとかサティとか神秘主義に傾倒した作品を弾きたくなりました。秋らしいよね?


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Comments (3)
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