ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

秋なので

2009年10月21日 | 文化・芸術

月曜日:昭和女子大人見記念講堂で『春風亭小朝独演会』を聴く。

「初めての落語は1人で行くように」「やはり小朝はものすごく上手い」

とこの本に書いてあったので → 落語論 / 堀井憲一郎

ひとりで:初めてのライヴ落語は小朝:にしてみました

会場がクラシック音楽ホールというのもとっつきやすかったですネ。ヤザワ的に。

「落語は大ホールで聞くもんじゃない」とか落語論の著者は申してますが、『ひとりで:小朝を:末広亭で』という機会を待ってるより、末広亭はふらっと行って入れたら聞く、という感じにしたいかな。だいたい小朝って武道館とか博品館とか大箱での公演が多い人だから、2000人規模のホールでもライブ感あるでしょう?
とか思って。アリーナとかゆうとさすがに考えるけど(笑)

むかーし昔にこの人のオールナイト・ニッポンを聞いてました。テレビで見ると生島ヒロシと小朝が分からなくて。かつて似てたよね?(笑)

前半、後半で新作落語と古典落語を話された小朝師匠。師匠の前座で前、後半とも若手落語家も登場しました。そういえばロックとかのコンサートでも前座というのがあるのに、クラシックではそんなのはないわね。プロレスの興行でも前座、というのがあるらしい。

まーそれで:

古典落語での小朝師匠は本当に上手!でした。話は面白くて笑えるわけだけど、上手すぎて笑うより唸ってしまいます。「あー・・アタシも帰って練習しなくちゃ」という襟を正す気分になりました。新作落語で披露した歌も上手で「名人」という感じ。アーティストっぽく見えないのは着物と座布団のせいなのか?(笑)プロフィールに「クラシック音楽とジャズの活動も展開している」とあるけれど、オペラ歌手?だったりジャズ・ボーカルだったりするのだろうか?

後半の前座の師匠の弟子が、古典の途中で話が分からなくなって(落ちた、というのかな?)5分近く場を持たせたのも大したものでした。いやホント。舞台袖で「酔っぱらいが登場するの!」とか教えてくれてるのに(笑)、「いや!そこに行きたいんですよ!」とか笑いを取りつつ最後まで話終えたので「今のは冗談だったのかしら?」と思うほど。その後、師匠が登場して「いやーな汗かいてました」と仰るまで冗談だと思ってました。すごいわ。5分近くも。フツーなら30秒くらい彷徨ったところで泣いて帰ってると思う。

という色んな状態の落語が見れて本当に楽しかった。今度は「小屋」という雰囲気の所に1人じゃなく(笑)行ってみたいかな。

映画もいろいろ観たくて。「ボヴァリー夫人」とか(笑)「ココ・アヴァン・シャネル」も。

月末にマイケル・ムーアの新作の試写会があるけれど、その日は行けないので、お正月に封切りになったら見るか。残念。

前売りは既に購入済みの映画 → 『犬と猫と人間と』

コレは泣くかもしれないので1人で行きます。泣くと思ってるのに観る気でいるのは、動物保護活動で何か私にも出来る事があるかもしれないと思って。まずは映画のチケットを買うことからでも。全国でロードショーになって、沢山の人が見て泣いて(←決めつけてる)考えて欲しい。税金を殺戮に使わない道を。

マイケル・ムーアの新作も見れれば「喜・怒・哀・楽」全て味わったと思うんですが。来年はお正月から「怒髪天を突く」ことになるのかしら?今度の新作はサブプライム以降の世界同時不況についてのようですよ。楽しみー

怒るんだろうけど

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