ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

猫問題は地域の問題

2019年09月24日 | ペット

               毎週末、ほぼ台風の中クラブにお出かけしてます〜

 

爆音に身を任せて忘れたいこともありますしね

 

Carly Rae Jepsen - Now That I Found You

 

茶〜坊のが可愛い  Fettiで流れてたPVに泣けてきた。。 警察には届けを出しました。現場を回って目撃情報も記録してもらいました。

 

「猫サミット2019」に参加してきたことを忘備録としてまとめておきます。

 

会場はヤザワを含めたボランティアさんたちで一杯でした。みんな猫のTNR活動で生じる猫嫌いの人間との付き合い方やトラブルに悩んで参加しているので、質問も極めて具体的、回答も実践的で行って良かったです。

 

講演にいらした元練馬区環境課の石森信雄氏のサイト Chiiki-neko

 

石森氏を招聘した動物愛護団体は:「動物と人が共生できる社会」を目指して、去勢、避妊手術の実施や、餌やりのマナー(置きっ放しにしない、とか)など様々な啓蒙活動をしているんですが・・・

 

動物と共生するということは、猫嫌い、犬嫌いの人間とも共生していくということなので、まずは好き派と嫌い派の唯一の共通点である「猫が増えすぎて困る」「ゴミを荒らして困る」「糞尿被害が困る」の「困る」に焦点を当てて解決していくということでした。

 

そうでないと嫌いな人が「餌をやるからだ!」に対して「餌がないとゴミを漁るんだ!」、「餌をやるあんたが家の中で飼えばいい!あんたが糞も全部始末しろ

 

で、延々と喧嘩をしてる間にも、どんどん猫が増えていくんですよねー、行政(環境課)のヒトも猫のことは全く分かっていないので、苦情が来れば出かけて、「餌をあげているなら家の中で飼って下さい」などと指導するんですが、これは絶対やめてくださいねー。酷いことになってしまった時に:「役所の人が家の中で飼えって言った」ということになりますからねー

 

と、アルアル話をされて、それに対しての対応も講義されたのでした。最近の中で1番ためになる講義でした

 

練馬区の人口が72万人とかで、猫問題での苦情は年間150件というと、かなり少なく出来たかなと思う。という石森氏は、「環境課の人は猫に詳しいわけでもないので、特に沖縄とかならまず町内会で問題にして、環境課の人を動かし、話し合いの場を作り、猫好きと猫嫌い、それとは関係ないボランティア(猫の生態に詳しい)と町内会と環境課の人間で話し合い、「地域の問題」という意識を持つこと。

ということです。猫好きも、猫だらけになるのはよくないと思ってるし、猫嫌いも「全部殺せ!猫は死ね!」もごくごく少数で、ほとんどの人はゴミ漁りと糞尿被害と発情期の喧嘩の声が困る、道にいる分には可愛い程度の「どっちでもない派」なんですよ。ということでした。

 

ヤザワの近所の猫コロニーも、全頭手術したら、まず喧嘩と発情期の声がなくなり、「最近、猫いないですよね?」と、「餌やらないで下さい」と怒った人に言われました。

「いますよ。手術したから(発情期がなくなって)鳴かなくなって静かだからじゃないですか?オシッコの匂いもしないでしょ?」と言ったら:「あっ。でも花壇にウンチが落ちてました!」と言うので、「それは拾って捨ててもらえますか?餌を負担してる人のおかげでゴミも荒らされないし、私も手術代を負担したし」と言ったら、納得してくれました。やれやれ〜

 

その人には手術前にも:「これから捕獲するために餌付けしてます。手術をすれば増えないし、ホルモンがなくなるので発情しないので喧嘩も減ってオシッコの匂いも減ります。お腹が空いてるとどうしてもゴミを漁るので、ゴハンはあげたほうがいいんです」と説明したんですね。

 

「誰が手術するんですか」と聞かれたので、「私がします」と答えたら:「えぇ〜(あんたバカ?)」と鼻で笑われましたね。餌をあげてる人は分かっていたので、手術さえしてしまえば猫も食うには困らない状況だったんです。

 

まあ「その人」とは大家だったので、それで納得したところもある。それでも1軒だけ、猫嫌いの人がいて、窓から覗いては環境課に通報するんですね。ウンチが1つ落ちてても嫌なんですよ。ウチにも1回、環境課の人が来られました。

「糞尿被害の苦情が来てます」「じゃ、拾いに行きます。どこですか?」「通報者のプライバシーは明かせません」て。。

ご苦労様だよね。てか少し勉強して欲しいよね、配属になったんだから

 

まあ誰が通報したかは会った時の態度で分かります。拾ってコーヒーの淹れたカスを撒いておきました。その上

通報ババアがなんと夜中にムームーのようなヒラヒラのドレスを着て、あっちの方から歩いてきて、ライトと一緒だったので私だと分かったら道を変えてみたりしながら遠回りして家に帰ろうとしたんですよそういえばこれで目撃は3回目でした

 

「あのゴリラみたいなババァ、浮気してんのか」と驚いたけど、それ以来、通報されてないです。だいたい私はゴハンはあげてないし。たまーにオヤツあげるくらいかな。みんなそれぞれ飼い主が出来たので。それにしてもババァやるなぁ見た目70歳〜なんだけど。猫より頑張ってんじゃんナイス

と今度言ったる。「ステキなドレスで色っぽい人が歩いてるな〜と思ったさ〜どこの美人かと思ったさ〜」って。

ゴリラみたいなんだけどね

 

じゃ・なくて

 

ゴミを荒らされないのは餌をあげてる人がいるから。手術出来たのは餌をあげて手なづけたから。みんな頑張ってるので協力して下さい!気がつけばウンチ拾うから!餌代とか手術代カンパしてとは言わないから!ウンチあったら捨ててあげて下さい!

 

ということになればいいのです。そうすれば隠れてコソコソしないで餌をあげて、ウンチも見つけたらそれぞれが拾うようになるし。

そのためには町内会規模での告知が必要ということでした。「猫がこれ以上増えない、ゴミを荒らさない対策をしましょう」という地域レベルの問題なんです。

 

「猫は生まれたての子猫はともかく、(貧困になった人間が)餓死するようには餓死しません。行動範囲は半径500メートルなので、餌をやらないというのは単に町内の中で猫を押し付け合ってるだけです」

「猫好きは隠れても餌をあげます。これも止められません。酒と一緒です」

「TNR(手術して元の場所に戻す)が大事なのは、猫にはテリトリーがあるので、増えない猫にテリトリーを守らせないと、未手術の猫が入ってきて、またそこで増えてしまうからです」

 

ということです。これを町内会で公布して住民に知らせる。

まあ町内会も今や80歳〜?みたいなご老人たちが「火の用心〜」とか1年に2日ほどやってるだけなんですが。。

頑張ってみますよ

 

「ステキなドレス着てたね〜 」は切り札に取っておくか

 

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