宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2010/05/28
この日は所用により、函南で用事が済んだのが14時過ぎ。そのまま東海道線に乗り込んで西に向かいます。15時過ぎには新蒲原に到着。海がすぐそばの新蒲原駅、降り立つと何となく潮風の匂いがしますね。駅を出てショッピングセンターで時間を潰し、岩科酒場の口開けに備えます。16時になって信号を渡り岩科酒場に行くと、なかなか暖簾が下がりません。3分ほど待ってから、酒屋さんのほうにいらっしゃったおとうさんに「今日は酒場は休みですか?」と恐る恐る訪ねると、「ああ、もう16時だね、今開けます」と。何とも静岡らしい、のんびりしてますね。



いつもの席に腰掛けると、開け放しの店内にはいい風が通ります。メニューを眺めると、臥龍梅などの銘酒が無くなった代わりに、ハイボール(角瓶ソーダ割り)と梅酒ソーダが加わってますね。先が長いので、まずはビール(大、390円)からスタートします。



最初のアテには「やっこ」(120円)をいただきます。徐々に常連さん達が集まり始め、気が付いたら16:15頃にはカウンターの半分ほどが埋まりました。みなさん顔見知りで、まさに平日夕刻の社交場といった感じです。ビールもつぎ終え残り僅かになったところで、焼酎(180円)をもらって緑茶割りにします。



注文していた「とんぼはらも」(300円)も焼けてきました。とんぼというのはビンナガマグロのことだそうです。独特の歯ごたえで、なかなかいけますね。冷え冷えの焼酎でつくるお茶割りも美味しいのですが、与えられた時間は50分のみ。ゆるい雰囲気を堪能しつつも、時計を気にしながら呑みます。



潮風の匂いと常連さん達の静岡弁に癒されました。そして次の東海道線にぎりぎり間に合って、更に西を目指したのでした。
(つづく)

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