雲の上で仙人に

2008-01-26 16:39:46 | 


野禽の仕事が終わる6時前に窓の外が白み始める
外を見ると、真っ白な霧で視界はゼロ

しばらく、朝の準備であわただしく働いて、ふと、外を見ると
視界が開けていた
その代わり見下ろす下界は雲海の広がりで
小高いところがわずかに雲の上から顔を出しているだけ

高々海抜200mのこの仕事場から、こんな雲海が見られるとは思わなかった



普段は背景にとけ込んでしまっている高圧線の鉄塔も、
浮子のようにニョキッと立っていて
海の様な雲の広がりがモノクロの様な世界を引き立てている

仙人になった気分で、仕事を終え、山を下ると
下界は深い霧の中であった