ポールパノラマ機材とセットアップ

2011-08-12 12:15:26 | パノラマ(QTVR)
ポールパノラマの天頂が突然穴が開きだした

マウスの左クリックしたまま動かすと自在に動画が動かせます



ポール撮影は手探りで設定してどうやら、ましな結果が出来そうな
段階になっていたのに、??である

Nordalninja Series1 + R1 + nadir adapter

R1を7.5度上にセットしてレンズリングを45度ほどスラント(傾けて)
映像素子の対角線が垂直になるようセットしている



使用カメラとレンズは Nikon D3100 + 10.5mm 対角魚眼である
対角魚眼の対角線は180度のカバー範囲だから
45度傾ければ最大限に利用できるわけだ



天空に穴が空いてしまった理由は
レンズリングの緩みというかカメラをセットしたまま
ポールを壁に立てかけたときにカメラの角が押されて
レンズがレンズリングで回ってしまい角度がずれたためだった

カメラの位置を調節して45度のスラントを確認して
レンズリングをきつめに締めて一件落着のはず?



真下の撮影方法と機材

レンズを7.5度上向きにするのだから、そのままでは真下は
大きな穴、カメラを傾けていると花びら状の穴が空く

それをカバーするためには真下の撮影をして補完しないといけない
R1用のNadir アダプターがあるとそれなりに真下が撮影できて
Stitch(パノラマ合成)が楽になる

Nadirアダプターのヒンジを倒すとレンズが下を向く
アダプターには三つの角度調節のための段差が作られていて
ネジの位置で角度を変えられる

出来るだけポールが写らないようにするために
ちょっと上に向いた位置に調節してある

もう一つ大切なのは首を折るのだから
レンズの位置は下に下がってしまうので
一番上のポールに21cm位に印を付けて
そこまで伸ばして高さを調節する

もし、3段目を伸ばして使う場合は一杯に伸ばさず
21cmを残して伸ばしておき
真下(nadir)の撮影の際に伸ばせば補正がきくはずだ



ポールを傾けてレンズが真下に向くようにしながら
元々のポールの位置が中心になるように立ち位置をずらす



ポールの下の機材

ポールを60度間隔で回して周囲360度を6枚撮るために
R4ローテーターを使う

ミニ三脚(Velbon ULTRA LUXi L)
ミニボールヘッド(SLIK SBH-100)



ミニ三脚を一杯に低い位置で開きボールヘッドのフリクションを
きつめにセットする





水準器はRD4用をそのまま下に付けている

ポールを伸ばして水準器で水平を取ると
それなりに垂直らしき位置を保てているようだ
本来なら目の高さに付けられれば良いのだけれど
適当な水準器が見つからない

ボールヘッドが有るのでポールを動かしても無理な力が
ローテーターにかからずポールの位置もずれずに
60度ごとの撮影も楽だ

Pole 用のローテーターやフットプレートも
フリーオプションで選べるがフットプレートは
ポールの立てる位置が動きそうで余り使う気にはならない

リモートコントローラー

高い位置にカメラがあるのでリモートリリースが必要になる
最初はケーブル付きのレリースを使っていたが
紐付きではポール撮影には煩わしい

無線のリモートレリースコントロール受信機




発信器 二つのユニットのチャネルを混信が無い所にセットできる


これでSeries2の6mの世界に入り込んだらどうなるんだろう