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ヒメウツギ
ユキノシタ科
ヒメウツギ属
まだ、芽吹いたばかりの若芽だけれど、しっかりと花芽が出来ている
芽生えたばかりの葉は、何とも言えない良い色をしている
柔らかく、ひ弱な、透明感を持った葉は、花芽を包むように守っているように見える
春の訪れは、沢山の芽吹きの季節でもある
そして又、恋が芽生える頃でも在るのだろうな
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ムラサキケマンの若芽
私の好きな歌手の菅原洋一の歌に、「芽生えて、そして」というのがある
恋が芽生え・・そして別れが待っている
なんとも、切なく、悲しい失恋の歌なんだけれど、
興が乗ると・・というか
センチになって、メランコリックな気分の時に
マイクを取ってカラオケで歌う
そんな、悲しい恋などしたことが無いのに・・・
なにか、この歌を歌いながら、自分もそんな恋をした気になって
なんとはなしに、胸にわき起こるキュンとした悲しい気分を
楽しんで、浸る、
そんな、たけぞうって、おかしいのかな?
「芽生えてそして」 作詞:永六輔 作曲:中村八大
あなたのまつげが 震えて閉じて
涙のしずくが 伝って落ちて
私に芽生えた あなたへの愛
芽生えてひ弱な 愛の心を
優しく優しく 育てる月日
やがて私を 抱きしめる愛
その愛が 私を育てた愛が
今は私を苦しめ なやませるの
あなたのまつけが 震えて閉じて
涙のしずくが 伝って落ちて
それが終わりの あなたへの愛
あなたへの愛
作詞の永六輔さん、
「大往生」なんてベストセラー出してましたけど
奥さんに先立たれておられるんですよね。
非常に美人でユニークな奥さんでしたので
ご著書にもしばしば登場していたんですが
しばらく彼の本を読んでいなくて
久しぶりに手にとったら
「妻の大往生」っていう本でした。(中公文庫)
父を看取った時は淋しさに耐えました。
母を看取った時は辛さに耐えました。
貴女を看取った時は…今、虚しさに耐えています。
そんなふうな書き出しで始まります。
滅多に読めないようなユニークな内容です。
ご一読を…。
そうですか、本のタイトルは知っていましたが
何となく、永六輔のテレビでの物言いが、すぅっと心に入らずに、何か、知識をひけらかす様で
その辺りが何となく引っかかっている
言ったりやったりしていることは、まったく正しいことなので・・・
そんな良いことを書いているのなら、一読の価値有りですね
何せ、連れ合いが一番目に大切な人でありながら
振り返れば、その労にどれだけ報いてきたのか
??ですから ^^;