陸上自衛隊ヘリ墜落事故の捜査が続き、ケツのすわりの悪い中4年ぶりに開催された第37回トライアスロン宮古島大会。
感染予防対策と称して従来の距離を短縮、コースも応援者が密集できないようなルート設定、ボランティアも極力少なく抑えるエイドステーション等々努力の影が見えておりました。
応援幕もいつもより少なめ。
1,107名が入水したスイムはウェーブスタート(複数グループに分けて時間差でスタート)に変更され、42.195キロから30キロに短縮されたランを終えて完走した参加者はちょうど千人。(完走率90.3%すごい!)
2種目目のバイクは伊良部大橋が供用後、宮古島・伊良部島・池間島・来間島の4島を巡るコース設定でしたが今回は宮古島と池間島のみにとどまり、最後のランは15キロの周回コースを2回りすることに。
それはそれで開催した意味はあったのでしょうが野次馬は納得しておりません。
ひとつめの?
何故2島を外したの。
ふたつめの?
何故15キロの周回コースにしたの。
みっつめの?
参加費(5万円だったかな)や企業からの寄付金などの収支報告は今までなかったよね。
宮古島市は5つの島で構成されそのうち4島は橋で連絡しているという特異なまちです。これを外して宮古島を称するなかれ。ランは多くの人が見守り、応援し、出場者のみならず沿道の住民も今年も参加したんだという満足感を得られる種目。同じコースを周回することにより、だれが何周目でめざすランナーは何位かが全く分からない状況が生まれ興味を削がれるれることこの上なし。せっかく今年から箱根駅伝が中継され、競走の魅力をなまで感じられるようになったのにのう。
それと沿線の住民は長時間、車を利用することもままならず、たとえ半日とはいえ不便この上なし。
大会が近づくにつれ、地元紙では企業や団体の寄付が報道され、結構な額の寄付金が集まっているはずなのですけれど大会終了後、会計報告が報じられたことはない。(と思われる)
それと陸自ヘリ捜索に何故民間のサルベージ船を使わないのか。
という?が多い最近の宮古島です。