本日で2月も終わり。
今月唯一の更新となっちまった。
今月も夏日があったり、地震があったり、15°C以下になったり、冷たい雨が降ったりと豊かな自然を満喫しましたが、何といっても雪道を歩くという貴重な体験がトピックスでした。
体験先は北海道。親族に不幸がありお悔みに旅発つことに。
千歳空港までは「ANAきめつジェット 参」で
機内では竈門炭治郎副操縦士の丁寧なごあいさつ。
空港から札幌までの途中には
雪の中のエスコンフィールドが3月14日のライオンズ戦へ向けて準備中。
札幌ドームより小さく見えたのは背景の違いと距離による錯覚かな?
宮古島に帰ってくるとヒルトン宮古島の落成式が執り行われ、6月18日開業予定が発表されました。
この事業主体である三菱地所は、他に砂山ビーチの北に55棟のヴィラからなる「ローズウッド宮古島」を建設中。
(2021.4.21の記事を参照してください)
こちらは低層の建築物で、すべてのヴィラにプライベートプールと庭園を設置するそうな。
いずれにしても住民の我々には一生縁のないところですが。
ここで貴重なヒルトン宮古島なうという画像を提供します。
立地しているのは「トゥリバー地区」と呼ばれる埋立地。
画像中央の白い建物が8階建て329室のホテル棟。
最大240人収容可能な宴会場を持ちルーフトップにはチャペルもございましてよ。
左下の細長い建物は従業員宿舎。
その上部突き出た半島の先から右方向に延びるのが伊良部大橋。
反対側からは
左手の砂浜は真西に向いておりサンセットビーチとして今も有名。
中央右上に延びる水路から左手が埋立地。
当初計画では地続きだったそうですが、住民の要望で水路部を残したそうです。
この右手の海岸には、先の大戦の米軍沖縄上陸に備えた特攻艇秘匿壕が残っており、戦争体験を伝える貴重な遺産が守られたというわけです。
ひと月以上のご無沙汰のお詫びに宮古島方言の蘊蓄(うんちく)を。
トゥリバーとは?
まずトゥリとは「おとなしい」「静かな」という意味もありますが「鈍い」「ぼんやり」「不愛想」「ボケーっとした」という意味も持っており、人を意味するリャがつくトゥリバリャとなるとチコチャンに叱られるタイプのようです。
また、静かな海の様子、凪を表すことからトゥリカジを「無風状態」という使い方もします。
埋立前のこの入り江は、トゥリ(静かな)であることから船の避難場所にもなっていたところでこの名がつけられたようです。
チコチャンに叱られるタイプの埋立地ということではないですね。(参考資料:渡真利章良編「宮古島の方言集」)
さて長々とお付き合いいただきありがとうございました。
2月の季節を跨ぐ列島の旅でいつもの半分の長さのひと月でありました。
ごきげんよう