しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

うさぎ あんちーかんちー

2024-11-15 16:37:22 | 台風

またまた台風ネタではありますが、まあまあお付き合いください。

11月12日に我が目ばかりではなく、だれもが疑う史上初の台風4個同時発生。

それも似たようなコースで、どうせなら5つになってオリンピックシンボルを目指せ!

そのうち最後に発生した25号(日本の命名で「ウサギ」)

先島諸島を最終ターゲットとするってなことでしたが、だんだん速度もパワーも小さくなって、たどり着いた時には熱低になりそう。

13日のウサギちゃんは中心気圧975hPa、中心部の最大風速35m/s、速度20㎞/hで将来を期待されていたのに、今日の12時45分発表では中心気圧985hPa、中心部の最大風速30m/s、速度ゆっくり。さらに24時間後には中心気圧998hPa、中心部の最大風速20m/s。弱っているではないすか。

雨の心配はありますがそのうち動きを止め、熱帯低気圧になって偏西風で消えてなくなる運命ですな。

さて、今回の台風の動きを追っかけているうちに「はて?」と気づいたことがありますんで聞いてくだされ。

台風の中心位置の表記です。

台湾とフィリピンの間にバシー海峡というのがあるのですが、気象庁の台風情報では「バシー海峡から沖縄南方へ進むかも」「バシー海峡から中国本土へ進むかも」とことさらバシー海峡が出てくるのですが。その北にあって経由地でもある「台湾」というのが直撃以外になかなか出てこない謎。考えすぎですか、そうですか。

閑話休題

先月、エースナンバーを背負った台風18号に振り回されながらも実現した本土旅。

出雲の国で真偽取り混ぜ、改めて日の本創生に触れてきたところですが、その中に「因幡の白うさぎ」という神話があるのはご存じだと思います。そのストーリーを改めておさらいしましょう。

「隠岐の島に住むウサギが因幡の国の姫様に会いたくて、サメ(二ホンアシカというのがその正体らしい)をだまして海を渡ろうとして、最後の最後にウソがばれサメに皮を剝がされたところをオオクニヌシノミコトがガマの穂を敷いて転がっておれというので治癒した。この大国主命と八上姫が結ばれたのはこのウサギが予言した通り」というところが主なあらすじでした。

この話には真実性が含まれていて、ガマの穂の蒲黄(花粉)は、漢方で止血、鎮痛、利尿の生薬として効能があるとされており、日本の医療のはじまりともいわれているそうな。

島根大学医学部付属病院のシンボルは、この故事を象徴としているということが私事ながら今回判明したということです。

それがこれ

       

このお話には疑問点がいくつかありますが、ここだけの話です。

ウサギは臆病な生き物で、夜行性なのに真昼間に海を渡ろうとするであろうか?

ウサギの習性の一つに自分の毛をむしりとるというのがあり、それが原因で裸になったのをサメのせいにしたのではあるまいか?

すなわち大国主命はウサギに騙されていたのではあるまいか?

 

台風25号ウサギがもたらした「しょう爺」の妄想でした。


当ブログアクセスNo.1のコンレイ見参

2024-11-01 17:09:46 | 台風

どうしても解らないことがあります。

ブログは管理者にだけ通知されるアクセス数が表示されるのはご存じでしょうが、このブログで夏になるとアクセス数がダントツに増えるのが2013年8月にあげた「コンレイの話」と題する台風コンレイの名前のいわれについての記事です。

残酷な話なのですが、そのように興味を持たれる理由がわからないのです。

「コンレイ」を「婚礼」と勘違いされたか、おどろおどろしい話が台風の名になったのがそれほど興味を持たれるストーリーなのか。

ともあれ、台風21号「コンレイ」は台湾の北へ去りました。

現在は、強風が吹き荒れていますが、時折日が差し込むほどの気候で明日からは那覇からの船便も動き出し、明後日には普通の生活に戻れるでしょう。

         

ビルの屋上に上り、足を踏ん張りながら撮影したヒルトン宮古島とその増築工事棟の間の伊良部大橋の午後3時です。

視界が悪く、風が左から右へ(南から北へ)吹きすさぶのが樹木の倒れ方でお分かりいただけるでしょう。

台風接近にもかかわらず、クレーンを建てたままにしておくとは、コンレイもなめられたものです。

今年は結局、エースナンバーにはヒヤッとさせられましたが、暴風圏に入った台風は無く、発電機回しも雨戸による天岩戸暮らしもなく終わりそうです。

台風の名前は、70個の名前を発生順に使いまわしているのはご存じでしょうが、年平均25個の台風が発生していますから、今度のコンレイは3年後ということになるでしょうか。

 

ひとつの目安としてそれまではこのブログを続けておきましょうかね。


エースナンバーが泣いている

2024-10-01 10:05:22 | 台風

 

このブログ開設以来5552日になったそうな。15年でっせ。

フォーファイブまであと三日。

それにしても最近は記事の更新が少ないのに、毎日アクセスしてくださっている皆様には感謝感謝の大感謝です。

という事とは関係なく今年はもう来ないと安心していたらやってきました爆裂台風18号。

前の記事も台風ネタでしたな。

 

18といえばエースナンバー。

と言っていたのは昔の事。藤田・堀内・桑田・田中将大 あたりまでだな。

この昔のエースナンバーを背負った18号。

925hPaまで発達しながら台湾の南でぐずぐずと無駄な時を過ごし、力を蓄え、気象庁を悩ませ、南西諸島住民の生活に不安をまき散らしつつ、まだ行き先が特定できていないという為体。(これ「ていたらく」と読むそうな。生まれて初めて使った漢字だ)

今朝7時の南海岸。

     

薄曇りで雨、風は無しですが海は白波が立っています。

エースナンバー(昔のですが)らしくびしーーッと決めて、マウンドから立ち去って見せろや とつぶやく爺でした。

 


宮古島が熱帯に近づいている?

2024-08-20 17:00:28 | 台風

昨日の午前3時、宮古島の後庭ともいえる太平洋上で、寝たい低気圧もとい熱帯低気圧から台風に成長した9号ジョンダリ

目覚めたら誕生していたという電光石火の台風は、島の南50キロから東100キロにサイドステップして黄海に向けて北上

台風と飛ばれるにはテレちゃうぜ、という規模で適度な雨と海水かき混ぜを施して

ジョンダリ(かっこう)の命名者である北朝鮮へ向けて帰国の途についております

さて下の衛星写真によると新たな熱低が台湾の東海上に雲の塊によって確認できまする

九州の西の雲塊が9号でその下の丸い塊が台風の赤ちゃん

なんとこの赤ちゃん(台風に成長すると香港が命名したサンサン~少女のの名~になるという)も宮古島の東、沖縄本島の南に誕生し台風に成長するころには宮古島の北にいるという宮古島シカト台風

こちらは一向にかまわんのですけれど、宮古島熱帯編入が現実味を帯びてきたということなのですか?

オーストラリアのグレートバリアリーフは1年前「世界危機遺産」の指定を見送られましたがその後どうなったか

       コト

そのあとに発生すると11号になる台風は日本の命名で「ヤギ」だそうですが、この他の名前は9個もあって

「(テンビン)コイヌ」「ウサギ」「カジキ」「(カンムリ)コト」「クジラ」「(コップ)コグマ」「(トケイ)コンパス」「トカゲ」「(ワシ・ハト)ヤマネコ」ときたもんだ

なんだか弱っちい名前で風速17m/秒以上と定義されている台風にふさわしくねーんじゃねか?

とお思いのそこのあなた。きちんとした理由があってのことですぞ

他国についてはここでは触れませんが日本においては、個人名・商標・地名・天気現象に触れず、天空の現象であることから星座名に由来する文字数が少ない単語を選んだそうです

フィリピン命名の「ハグピート」なんて「鞭打ち」の意味だし、勝手に人の名前を付けている国もある中でなんと気配りのあることなかれ主義でしょうか

なお、上の命名で( )内は、過去に大きな災害を起こしたため、縁起でもねーやと名前を入れ替えられたやつらです

今年も例年通り8月には二けたに乗せた台風

その誕生の地が気になります


不気味な静けさ

2024-08-09 17:38:04 | 台風

オリンピックたけなわの中、巨大地震の発生が懸念されたり、台風5号が直接北日本を目指したり、や~な空気が漂っております。

北海道に向かって突き進むと思いきや、メダルの重みでこうべを垂れて、東北に滑っているようです。

2016年には北海道に3つも上陸し、ジャガイモ収穫量の大幅減でポテトチップの販売休止にまでなったことを覚えています。

今年に入って発生した台風は5個で去年のこの時期の大迷惑台風が6号でしたから、発生数は少ないとは言えないのですが、発生緯度が気になります。

5号の発生は北緯27度くらいの小笠原周辺とされていますが、宮古島はその南北緯25度付近にあって、小笠原諸島より南に位置しております。

例年の台風は、もっと緯度の低い海域で発生するのですが、最近はその緯度がだんだんと上がってきているような気がします。

何年か前には熱低が宮古島を通り過ぎてから台風に成長し、はて?と驚いた記憶があるのですが、この傾向が続くのでしょうか。

温暖化による海水温の上昇が原因でしょうか。

というわけで今年の島はいまだに台風の接近がなく、これから次々と発生して20号発生まで帳尻を合わせてくることを懸念しております。

かといって、雨量のほうは台風の赤ちゃんの熱低により確保されており基幹産業である農業への影響はまだ見られておりません。

というわけで、接近すれば厄介だけど近づいてこないとなると寂しいという昨今であります。

本土の皆様くれぐれも地震と津波には然るべき対応を。

何の助けにもならないけれど伊良部大橋の近影を