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ようやく最低気温が20度を下回り、北風(ニスカジ:ちなみに西風はイズカジ)が肌寒く感じられる今日この頃、発注者からの電話を待つ間、お時間拝借なのである。
道路時刻表はもちろんご存知でありましょう。ネットでそのまま検索したらトップででるはず。
そこで沖縄を選択、国道390号を開いてみてくだされ。
宮古で唯一の国道である。しかしこの国道、石垣市から那覇市までを552キロで結んでいるほとんど海中国道なのである。
陸上部はたったの57.7キロ、宮古島市内は26.9キロしかない。
さらに、各島起終点は1ケ所を除いて交差点となっており、走行していても「ふむふむ、ここから390号であるな、よしよし」と深くうなずいて窓から手を振れるわけだが、1ケ所宮古島市城辺町保良だけは「あれあれいつの間にか国道が始まってるぜい」ときわめていい加減な始まり方をするのである。
では国道390号宮古島市内起点を見ていただこう。
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ここが起点。違いは、舗装の区切りと路肩の白線のありなし。それに歩道と車道の境界が不連続。
右側はとみると
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やっぱり不連続。調査員はさらに明確なヱヴィデンス(懐かしい語感ISOだぁ)を求めて歩き回ると
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境界らしき舗装線をはさんで植えられている街路樹。(最初の画像の左の2本の樹のことね)工事竣工標識に路線名が明記されていた。
県道はフクギ、国道はソテツ。発注機関は同じ沖縄県。
さてこの辺、ビーチはあるが港はない。県道の先はあの有名な「東平安名崎」。
どう解釈したら良いものか。まあいいかっ。