しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

いよいよ大詰め

2014-03-26 18:03:13 | DB

船検を明日に控え、DBのお色直しも大詰めを迎えました。

海に下すにあたって船底の塗装を終えました。

       

以前はまだらになっていた部分を青い塗料で覆ったものです。

       

船底の塗料には不思議な名前がついていて「うなぎ」「くじら」「ふぐ」等とメーカーによって呼び分けられています。

船底は常に海水に浸かっているために海草や貝などが付着しますが、ここに使用される塗料は、常に活性面が海水中に
露出し、安定した防汚性を維持することを求められます。そこでセルフポリシング(加水分解)の作用により不良塗膜が蓄積されず船体の平滑性を維持する塗料が選ばれます。

 「うなぎ」呼称のもととなったのは、ぬるぬるした、つかみづらいなどのイメージで付着物を寄せ付けないことをアピールしたかったのでしょうか。

その他の名称も同じようないわれでしょう。

欠点は塗料が溶け出すため頻繁に塗り替えなければならないことです。

そのため価格が大きな要素となるのですが、今回はこの中では最安値の「ふぐ」を選択しました。

最後のお色直しは鼻筋です。

最上部にある操船席から船首へ降りて、アンカーをとるため、最短での移動が必要です。

そこで、カバーを一部折り曲げて、直接船首へ降りられる階段を付けることにしました。

今、そのための準備をしているところです。

        

頭から鼻の先にかけてどんなことになるのでしょうか。


名札をつけました

2014-03-20 17:28:28 | DB

ついに船に名札を張り付けました

        

なかなか良い感じ

最近の表現では まじやばくねぇ!

        

初めての作業にしては上出来上出来

これで来週の船検へ向けての準備がほぼ整いました

ところで

宮古島マニアの伊丹のスナメリとオルカのつがいのオルカちゃんが宮古島の素敵な画像を見つけてくれました

http://www.youtube.com/watch?v=svG96FYiFzs

地元のミャークフツ(宮古口)で歌い続ける下地勇氏の「帰る場所」という曲に載せて在所(久松)の周辺が見事に映像化されています

特に2分1秒から7秒の間に映る2階建てのおうちが我が家なのね

この際だからこの歌詞を紹介しましょう

(  )内が勇さんが歌っているミャークフツね

き° とか  す° ってどう発音するのでしょうかねえ

聞き取れたらまじやばい

    帰る場所


          作詞:下地勇
          作曲:下地勇

赤花咲ぎ(き゜)浜(ぱま)ん
笑(あま)い声(ぐい)ぬ響(とぅゆ)み
魚(いす゜)う釣(ふふぁ)す 子供達(やらびぬきゃ)
今日(きゅう)ぬ風(かじ)ぬ中ん

遠(あが)た昔(んきゃー) くまん居(う)たー
我達(ぱんと)を 見いうーん如(ねー)し

不漁(いすぱぎ)やらばまい
釣糸(てぃふず)沈(すず)まし
風(かじ)ぬ柔(やぱ)さん
海(いん)かいてぃ出(い)でぃうたーサバニまい今(んなま)や
浜(ぱま)ん座(び)し゜ーばーきうー

赤自転車 乗(ぬう)りーどぅ
君(うう”ぁ)とぅ釣糸買(てぃふずこ)うが
ういだきし 他(ぷか)んな何(のー)まい
望(ぬず)む物(むぬ)や無(にゃ)あだん

一(ぴてぃ)つぬ竿(そう)と一(ぴてぃ)つぬ釣糸(てぃふず)し
夢(いみ)ゆ見いうたー
かぬ風(かじ) かぬ波(なん) かぬ笑(あま)い声(ぐぃ)
くまん来(き)しば ありゅう

何(のー)ばし 意地(いづ)あいてぃ たばりうらばまい
心(き゜む)ぬ持(む)ただか
戻(むどぅ)り来うでぃくまん 今日(きゅう)ぬ風(かじ)だき
咲きうー うぬ浜(ぱま)ん
変(かあ)りうらん うぬ浜(ぱま)ん

あらら、DBの表札ができた話からどこへ行っちゃったんでしょう


お化粧に入りました

2014-03-17 17:52:32 | DB

その後の Dream Believer

いよいよ船体のお化粧 塗装に入りました。

船底は海に下す直前に行いますがまずは船体の喫水上部

         

白ではなく少し青みがかった色にしました。

元の色はこんなでした

          

船内もやっております

          

27日には船検を受ける予定です。


折り返し点

2014-03-06 17:34:09 | DB

DB(お忘れの方のために Dream Blieverのことですね)のエンジンのオーバーホールが終わり船の船倉に収められる日がやってきました。

心臓内の血管と筋肉をすべてチェックし、外も磨き上げた姿がこちら。

        

黒光りするその体型は精悍そのもの

        

エンジン音と排気ガスの香りが楽しみです。

これを2基吊り上げ、船倉に収めたあとは再び屋根を取り付けひとまず中間点。

       

これからは、この心臓と血管を接続し、動力系統の伝達機関が機能するようにした後は、海におろし、この船のために作った船台に載せ替えて塗装と艤装作業。

この港ではめったにお目にかかれないピカピカパイプとまっさらな溶接跡。タイヤは中古ですけど。

       

4月の第2週にお迎えする最初のお客様に間に合うよう作業を進めるところでございます。

ちなみにこの船台作成費が70万円。エンジンオーバーホールが部品代含めて300万台の真ん中あたりなのでした。


こんなん です

2014-02-03 17:42:28 | DB

船にペイントするロゴが決定しました。

こんなんです。

       

ワードのフォントの中から選んだ既製品ではありますが、良しとしましょう。

先週末には、新船第一号のお客様の問い合わせがあり、4月のご乗船に向けて一同心を引き締め、大いに飲んだところです。

さて、

我が家の前の新築工事。

         

このまま固まって1週間。

どうやら隣地との境界でもめているみたいです。

以前の圃場整備の現場でも、公図(蛇足ながら土地の境界を示した地図のことですね)とは明らかに違う境界を示しながら、「生前、隣の土地を持っていたおばぁとこの線で話がついている」などと主張するおじぃがいましたが、書類や証拠があまり役にたたない島でもあるわけですね。
それもこれも、きちんと相続をせずにほったらかしていたせいでもあるのですが。
 
という話ではなさそうですが、とにかく主張してみようという心意気ですね。きっと。
 
我が家の前は困難です。