この島を掘ると天然ガスが出るかもしれない。
と、考えた方がいて2012年から2年かけて行われた「天然ガス試掘調査」
(2011年5月4日の記事も参照してみてください)
この時発見された天然ガス資源。
この天然ガスと同時に出てくるエネルギーを利活用する実証事業が始まっています。
この事業は「メタンガス発電事業」「葉物野菜促進事業」「水産物陸上養殖事業」「温浴事業」などからなり、そのうちの温浴事業が足湯として3月まで無料で利用可能となっています。
遠く東平安名崎の灯台を臨む「海宝館」の緑地の一部に長さ5メートルほどの足湯施設が設置され、午後4時半まで利用可能です。
温泉国日本とはいえ、これだけの景色をながめられる足湯はそうそうないはずと調べたら......
結構ありました。皆生温泉をはじめとして、三重県、長崎県、鹿児島県に。
60℃の温泉が日300キロリットル湧出しており、足湯のプールには43℃程度まで調整して送られてきます。
利用当日は、晴れてはいたものの、大陸からの高気圧の影響で強風が吹き、20℃を下回る涼しさ。(宮古では寒いと表現します)
3月末に終了は、年度末の区切りとはいえ、賢明な判断でございます。
43℃程度とはとてもいえない、5分も足を入れていられない熱さ。これに真上からの紫外線が加わると地獄の沙汰ですね。
また、タオルを持たない、ストッキングを簡単には脱げない観光客は指をくわえて眺めるだけ。
色々と至らない点がございますが冬季限定の足湯でございます。
ゆくゆくは、温水の宅配も考えているようですが、島第三の温泉として日の目を見る日はあるのでしょうか。
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