晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

前佐藤福島県知事の先見性が立証された思い。

2011-03-13 08:48:27 | 注目の話題
 福島第一原発が臨界を起こした。最悪の状況を避けるための必死の防止策をとっているようだが、首尾よく冷却へ向かうことを願うばかりである。

 この報道を始めて聞いた時すぐ気がついたことがある。その人は前福島県知事佐藤氏の先見性についてであった。彼は活断層の存在を聞き及び原発建設を政治生命をかけて戦った人だからである。

 最終的には時の政権党自民党と東京電力の力にねじ伏せられた感があった。でっち上げによる贈収賄事件として失脚し、確か弟さんを自殺にまで追いやったことを思い出した次第である。

 今回の事故は下手をすればチェルノブイリの悪夢を予測させるものであり、ソビエトはひどく関心を持っているようである。日本政府も原発を戦略的に輸出しようとしていた矢先であり、最悪のタイミングといえるものだった。

 わが町も生命線であるガスと水が止まったままであり、また住宅も被害、損傷を受けているけれども、まだ命がつながっていることに感謝しなければならない。

 ただただ行政のふがいなさ、責任の無さに憤りを覚えるだけである。こんな時には土曜日も日曜日も返上してもいいではないか。勿論それぞれ家庭があり、家族があることは承知していても公僕たるゆえんは、個人的な物事を二の次として市民に貢献することもこんな時しかないはずである。

 被害甚大な地域の方々はそれなりに全力を上げている気配を感じるけれども、少しはなれた被害地域の行政は眠ってしまっている。市長のコメントも無ければホームページによる被災状況、復旧状況の知らせも放送も無い。全市に行き届いた防災放送網も眠ったままである。唯一つ施設にいる老人の避難に付いて知らされただけだった。そんな最悪の市は浦安市である。埋立地区は液状化で最悪の状況だが、復旧工事はいつになるのか防災物資の支給はどこでやっているのか知らせえることも無い。全く見通しも何も無い。こんな町に住むのは嫌だ。こん行政はいらない。ましてや防災対策として新市庁舎を建設する意向の様だがそんなもの建てる必要は無い。