晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

今後の発電方式を問う。

2011-03-14 09:29:06 | 政治、経済
 ドイツではソ連(当時)のチェルノブイリ事故を受けて、原発を減らす方向で努力しているという。すでに稼働中の原発は数基に過ぎないと聞いたことがある。ドイツ人らしい賢明な考え方のようだ。

 逆に日本ではこれまでもまた今後も原子力発電に依存し続けようとしている。先端技術の輸出品として原発をあげているようだ。そんな中での安全性不安事故が発生してしまった。ロシアの異常な関心は、放射能拡散問題よりも技術的な問題なのだろうか。

 アメリカも積極的な事故回避に向けた協力をしてくれるという。こちらは純粋な原子力先進国としての勤めのように思えるのだが?

 危険地域は広がりを見せている。放射能はにおいも無ければ色も無い。人間の危険察知能力では防ぎようの無いものだ。すでに被爆している人が多数存在している。命に影響するような事態は発生していないが、予断を許さない状況かと思う。

 水力発電も限界があろう。火力発電もCo2の問題がある。原発は公式発表30%のシェアというが、私はもう少し多いのではないかと思う。今日から部分停電が行われる。これも致し方ない。

 ただ日本人の生活態度をこの辺で改めなければならないと思う。スーパーは24時間営業だ。セブンイレブンは16時間営業である。限界を超えた利便性を求め或いは売り上げ第一主義をこのまま続けていていいのだろうか。根本的生活習慣を見直し消費電力の低下に勤めなければならないのではないだろうか。これが、私のこの非常時における提案なのである。