中日ドラゴンズ“6年連続Bクラス”を検証する【1】

2018年10月03日 | 井戸端会議
【前置き】
※はじめに気分の悪くなる方は見ない事をお勧めしたい。
あくまでも私自身が勝手に思い勝手に自分のブログに書いてるものです。
あくまでも中日球団に携わる個々の立場の方に対しての苦言であり、非難してるつもりはない。
SNS等(FacebookやTwitter等々)不特定な方が閲覧出来る場に書き込んでる訳でないのを理解して頂きたい。


球団史上ワーストの6連続Bクラスが9/28確定した。
悔しい。本当に悔しい。
今シーズン前、野球評論家等が圧倒的なBクラス予想が現実となった。
奇しくもこの日、鉄腕岩瀬が1000試合登板と407セーブのプロ野球記録更新を飾るドラゴンズにとっては最高の白星の日。



森繁監督は、「ここにくるまでに勝たなきゃいけない試合がたくさんあった。それに勝てなかった悔しさは、みんなあると思う」。
同監督はこの様にコメントした。

【苦言①=球団職員及びフロントへ】

昨年12/27、名古屋市内の球団事務所で仕事納めを迎えた。チームは5年連続でBクラスとなったが、矢野球団社長は「みんなが1年一生懸命やって過ごせたと思う」と総括した。
来季のスローガンは今季の「原点回帰 ~ゼロからのスタート~」を引き継ぎ「原点回帰 Dragons愛!」と掲げた。同社長は「ドラゴンズ愛を胸にみんなでやっていく。全員で人気の回復を目指す」と意気込んだ。と記事があったが・・・。
ほとんど表に出る事のない同社長は
この記事を見る限りプロ野球のことを全くといって理解していないど素人が社内人事移動で着任したとしか思えない。

同社長以下球団職員やフロント、特に組織改更した編成部はもっとビジョンのあるチーム作りを熟考し6年間にも渡る暗黒時代を深く反省してもらいたい。弱くなってしまったドラゴンズ、“責任の張本人はあなたたち”にあるのは間違いない。
ファンに愛される強い球団作りを来季に向けて今日からスタートさせて欲しい。

『セ・リーグ各球団の暗黒時代をお復習してみた。』
※一部、ネット記事引用あり。

★広島(1998~2012年)
黄金期到来と見られている広島だが、黎明期に次いで2000年代前後はどん底。2000年代前半は阪神、後半は横浜の壮絶な暗黒時代と時期が被ったために最下位は2005年の1度きりだが、1998年から15年連続Bクラス。旧広島市民球場で健気に頑張る貧乏球団だった。
現在は観客数も増え収益は安定したものの、FA戦線で流出が続けば暗黒時代転落もあり得る!? 

★阪神(1987~2001年)
リーグ優勝9回、日本一1回は歴史の長さから見て少ない気もするが、通史で見ると5188勝4857敗310分。(2017年終了時点)そこまで弱くはない阪神。「ダメ虎」の印象が染みついてしまったのは、1990年代から2000年代初頭にかけての低迷だろう。
1985年に21年ぶりのリーグ優勝と初の日本一という歓喜に沸いたが、徐々に綻びが出始め、その優勝時も決して安泰ではなかった投手陣が崩壊。その後、バースの退団、恒例のお家騒動などが続いた。
1992年には新庄、亀山努、久慈照嘉らが台頭し、2位に食い込んだが当時は球団の財布の紐が固く、選手のモチベーションを下げた。
この暗黒期では自前の助っ人野手も、とにかく当たらず。1チームで「ダメ助っ人列伝」が語り継がれるほどだった。「グリーンウェル」は低迷を象徴するキーワードとなった。

★DeNA(2002~2015年)
DeNAは前身の大洋、横浜時代を含めると長い歴史があるが、1950年からこれまでセ・リーグ優勝が2回。歴史的にはなかなか暗黒時代が長い球団だ。
特筆すべきなのは横浜時代に訪れた2000年代の低迷。2002年から2004年まで3年連続最下位、2008年から2012年まで5年連続最下位を記録し、2005年の3位を除けば、2002から2015年の間は、2005年の3位を除きBクラスに沈んだ。
今でこそ、2年連続CS進出で盛り上がっているが、コアなファンはまだまだネガティブ思考。いつ暗黒時代に戻るのか、密かに怯えているという。

★ヤクルト(1982~1990年)
2013年と2014年に2年連続最下位になったかと思えば、2015年は一転して優勝。ムラッ気が強いのがヤクルトの歴史。昨季の大不振を意外とファンは心配していないように見えるが、暗黒時代といえば1982年から1990年にかけての9年連続Bクラスの時期だろう。
1978年に初優勝を果たして黎明期を脱したが、当時の主力である大杉勝男、松岡弘らに年齢による衰えが見えはじめるとチームも低迷した。
ただし、暗黒期最後の3年間にあたる1988年から1990年は関根潤三監督のもと、広澤克己、池山隆寛らが芽を出した。1990年代に入ると脂の乗った戦力と野村克也監督の手腕が組み合わさり、リーグ優勝4回を果たした。
2013年から2014年は2年連続最下位だったが、思い返せば、山田哲人や小川泰弘が芽を出した期間だった。暗黒時代突入と思わせて、実は育成期間だった……ということがヤクルトには多々ある。ここ2年の戦いぶりは実に暗黒期突入の匂いがしたが、評価はまだ早いかも!?

★讀賣(2005~2006年)
1936年から現在に至るまで、2年連続のBクラスは2005、2006年の一度きり。ただし、2006年も高橋由伸、小久保裕紀、阿部慎之助のケガが響いた結果。真の暗黒時代は見ていない。トンネルの入口は今なのかも知れない。本日、高橋由伸監督が辞任した。暗黒時代いよいよか?

★中日(2013年~)
1950年に始まった2リーグ制以降、最下位は6回のみで基本的には常勝の範疇に入る中日。2002年から2012年にかけては11年連続Aクラス。思い返せばそこが黄金期だったのかもしれない。
しかし、2013年以降、5年連続Bクラスで球団ワースト記録を更新中。
落合監督がリーグ優勝を果たしたが球団の意向により監督を解任された2011年。この年ウエスタンリーグはファームもリーグ優勝しその後、日本一となっている。1.2軍同年優勝した。絶頂期だ!
しかしファームはこの年を境に1軍と同じく優勝から遠ざかっている。2012.2013.2014年の3年連続のリーグ最下位に続き今シーズン最下位。
このまま行くと今シーズン、1.2軍同時最下位が現実味を帯びてきた。12球団最弱球団となる。
暗黒時代は間違いなく今現在だ。

以上の様に勝手に過去を検証してみると、暗黒時代の暗いトンネルに入り込んで行く前兆があることにきずく。
1.ドラフト戦略の失敗。
2.勝ちたい勝ちたいと外国人頼りになり、未来のチーム作りがおろそかになる。
3.チームとフロントが一体となってない。
4.球団の財布の紐が固くなり、選手のモチベーションが下がる。
5.クリーンアップを張る日本人選手が育ってこない=育てられない。
6.ベテラン、若手の切り替えが出来ない。
等々。

今の中日球団が置かれてる現状そのものではないか。
ファンはもうこれ以上耐えられない…
やはり、“勝つことが最大のファンサービス”これに尽きる。
勝ってなんぼの世界。
フロントの努力なくてチームの成長なし。