中日ドラゴンズ“6年連続Bクラス”を検証する【2】

2018年10月09日 | 井戸端会議
【前置き】
※はじめに気分の悪くなる方は見ない事をお勧めしたい。
あくまでも私自身が勝手に思い勝手に自分のブログに書いてるものです。
中日球団に携わる個々の立場の方に対しての苦言であり、非難してるつもりはない。
SNS等(FacebookやTwitter等々)不特定な方が閲覧出来る場に書き込んでる訳でないのを理解して頂きたい。

【苦言②=ナゴヤドーム運営について】

『勝つことが最大のファンサービス』これしかないっしょ!


(慶応義塾大学・理工学部理工学科の鈴木秀夫研究室が毎年まとめている「プロ野球のサービスに関する満足度調査」。応用統計解析の分野でマーケティング研究を進める中、野球好き学生が始めたことがきっかけという。「プロ野球の球団を応援しシーズン中1回以上、応援するチームのホーム球場で試合観戦する人」を対象にインターネットによるアンケート形式で実施された。2017年シーズンが調査対象となっていて、今回はセリーグ785人、パリーグ739人の回答があった。
総合順位は中日ドラゴンズは12球団で最下位。それも4年連続である。その前の年は11位だったから5年連続の低迷と言える。現在中日ドラゴンズ球団史上ワーストの6年連続Bクラスが決定し、まさにこの期間と重なっている。)との記事を目にした・・・。

先日9/30(日)台風の影響により中止延期となっている1試合を残し今日現在のホーム主催試合(ナゴヤドーム67試合、福井、金沢、浜松各1試合)観客動員数は70試合で2.110.276人平均30.147人。
3年ぶりに平均観客数が3万人を越えた。最大の要因は松坂効果と言って良い。
それともう一つの要因が相手チームファンの増加ではないかと思われる。
讀賣・阪神はもちろんのこと、広島・ヤクルト・DeNAと軒並み外野ビジター席はチーム成績好調もあり満席状態で外野レフト応援席を圧迫するほどであった。
(ナゴヤドームビジター席は、天候に左右されることなくドラゴンズ応援席と同レベル目線で快適に応援観戦出来るのだからビジターファンも多く来るのだと思う。
【私の考え】
他球場のビジター席はどこも劣悪な環境での応援になってることを思うと、ナゴヤドームのビジター席はほぼドラゴンズ応援席と同じ快適な環境を考えると、来季はドラゴンズが一つでも多く勝利してもらう為この際だからビジター応援席をパノラマBに上げてしまうのもアリだと思う。)

ドラゴンズのホーム成績は何とか勝ち越しはしたもののゲーム内容と言えば呆気に取られシーンを数々目にした。勝負は時の運とは言え負けるにして負けたのが悔しい。
悔しいのはゲーム内容ばかりでなく、ホームなのに明らかに応援で負けてることが多かったのはファンとして選手に申し訳なく思ってます…。
特に外野応援席にあっては、守備時グランドに目をやってるファンが非常に少なくなり投手が苦しい時、力になれなかったのは残念です。
本来応援をまとめることを主目的する為、球団及びナゴヤドーム側から優先的に席を確保されてるサークルらしき集団はゲームを見ず我が物顔でメイン通路真ん中で仲間らしき者同士と話をしてる姿をよく目にした。彼らは何なんだろう・・・。攻撃時のみ騒ぎたいのだろか・・・。
以前はストライク一つで拍手、アウト一つでアウトコールがあった。守備時にも集中し選手にエールを送ってたあの頃に原点回帰したい。
球団は応援ということを軽視しすぎていないか?
応援に対する熱い思いを意見するドラファンをめんどくさいからと簡単に出禁ということで排除し何食わぬ顔をしているのは到底納得が行かない。
球団は学生レベルの若い彼らに全権任せるのではなく、職員が主体となり新しい応援スタイルを真剣に考える時期が来てる様に思う。
彼らの行動如何で観客動員はどうにでも変化する。今のチンドン屋スタイルではドラゴンズブランドを下げる一方だ。
もちろん彼らだけでなく外野応援席に居るファンの質もずいぶん落ちてしまった様に思う。
今となってはライトスタンド応援席に集うドラファンは応援観戦とは仮の名目で自分の存在価値をアピールしたい方が多い様だ。
と言うのもナゴヤドームの環境がそうさせているのではないかと思う。
他球場に比べ座席間隔も広く移動が楽、通路も広い。明るく綺麗。また屋内であり空調も非常に心地よい。申し分ない。しかし、これが逆効果となってはないか?
外野応援席に限ってのことだが、インプレー中であろうと席を立つことが容易であり仲間の所へ移動しワイワイガヤガヤを始める始末…。警備員の警備が甘過ぎのも要因だ。常連のファンとは顔見知りとなり、少々のことでは注意なし。見て見ぬ振り。ドームスタッフもゲート入場時チケット確認もしなくなってしまった。
例えば他球場などは席を立ちたくても立てないほど狭く移動困難。通路も狭く仲間とワイワイやれるスペースもない。東京ドームなどは警備員が非常に厳格だ。ホームビジターに関わらず得点時は素早く最前列に移動し物など投げ込み出来ない様配備する。無駄口もない。ドームスタッフもきっちり入場を監視している。
ナゴヤドームの様に移動したくても行けない環境の方が良いのかも?
ドームが委託してる警備会社やアルバイトスタッフの質を上げる必要があるし人員を増やす必要がある。もちろんドーム職員もあなたたちもだ。
やはり球場の雰囲気を作り出すのは外野応援席からだと思う。この外野応援席が体たらくでは球場に一体感を作り出す事は難しい。圧倒的ドラゴンズブルーに出来なかった原因はここに一つある。

もはや、他球場を見ると球場経営をとりまくビジネスモデルは劇的に変化を遂げてきている。
「勝つだけで客が呼べるというのは傲慢な考えである。チームが強いということと客が球場に足を運ぶことが必ずしも結びつかない」と唱えてるネット記事を目にするが、やはりプロ野球は“勝負の世界”弱ければファンは球場から足が遠退くことをここ数年のドラゴンズが実証してる。
ドラゴンズが勝たなければハッピーエンドじゃない。勝つ為にナゴヤドームをドラゴンズブルーにすることがファンサービスの最大のファクターだ!

最後に『勝つことが最大のファンサービス』であることを裏打ちする記事が以下に集約されている。
※昨年の記事です。
【中日】勝つことが最大のファンサービス “神宮の惨劇”をバネに | 文春オンライン