今後 根尾の起用法は?

2022年08月12日 | ナゴド観戦
8/11(木)讀賣17回戦
オフィシャル・パートナー
(カー!と言えばグーネットDAY)



*名古屋グランパスOB玉田圭司さんの始球式だが、この席からはドアラと審判員が手前にいるのでピント合わせ出来ず残念…💦

先発 ドラゴンズ=松葉
   ジャイアンツ=山崎伊





巨|100 103 001|6
中|000 001 000|1

敗=松葉 勝=山崎伊

シーズン100試合目。
-13最下位に深く沈む立浪ドラゴンズ。
この日も全く見処もなく淡々と破れ去った…。
今のドラゴンズを象徴しているかの様な守りのミスが痛過ぎた。
初回からバンテリンドームの守り勝つ野球が出来ない。
2死一・二塁、中田の打球はセンター寄りの地を這うセカンドゴロ。チーム内コロナ感染により緊急登録され即スタメンセカンドに起用された京田はボールに追いつきながらもボールはグラブの下を抜けセンター前へと転がり先制タイムリーとしてしまった。
(その前のセカンドゴロも軽快に処理したものの一塁へスローイングミスでヒヤッとしてる。)
先日のレビーラ同様グラブがボールに触れてもいないので記録上では失策とはならなかった。どちらも本職ではない不慣れポジションでのプレーであった。
この日の試合はこのプレーが全てだった様に思う。
得点こそ1-6であったが、ゲーム内容といえば讀賣の一方的な攻撃時間となり、ドラゴンズは防戦一方で淡々と試合時間だけが過ぎていった。

特にここ最近、場当たり的な選手起用が多くなった様に見える立浪監督の意図は?
今シーズン前に掲げたスローガン〝すべては勝利のために〟が遠く霞んで、ついに消えかかってる様に感じてならない。
思えば今シーズン借金生活の苦しい戦いが始まった分岐点はオリックスとの交流戦1回戦(5/27)、石川昴が三ゴロに倒れた際、それた送球を捕った一塁手との接触を避けようとしてバランスを崩し左膝前十字靭帯不全損傷となり戦線離脱してからだと思う。その後チームは体調不良やケガ、成績不振などあり、毎試合日替りでスタメンオーダーが変わった。気になったのは、本来の本職でないポジションでの選手起用が目立った。
負けない為の野球をやるなら、まずは守りをしっかり固めなければならい。しかしどう見ても打ちたい得点したいと、勝ちたい野球をやろうとして選手を起用している様でならない。
チーム変革を推し進める立浪監督は積極的に経験値の少ない選手が一軍に上がってくれば即座に決断し起用してきている。
上手くハマればチームは一気に上昇気流に乗るが、現状は残念ながら逆効果となってしまっている。
残り43試合、今季一つでも上の順位を目指すか?
来季を見据えた新たなチーム作りを目指すか?

今後、この選手の起用法も非常に気になる。
この日も根尾が場内コールされるとスタンドから大歓声が沸き起こり、球場の雰囲気が一変した。



先発投手がKOされ劣勢ムードになっても2番手で登坂した根尾はピシャリと抑え込んだ。直後の6回裏、無死満塁の大チャンス。得点こそ1点止まりではあったがチームに流れを呼び込むことが出来た。
6月に投手転向し、新たなフェーズに入った根尾だが、今後の起用法が気になる。
スターターで育てるなら、この日の様に先発が早い回でKOされた2番手で投げさせる方が良いと思う。相手打者が一巡くらいをメドとし、打席が回ればそのまま打たせて欲しい。
元々、二刀流でドラフトを沸かせた選手。積極的な起用を望みたい。
今後どのような形で育成を進めて行くのか注目です。