「金の卵」イソップ物語・・

　　貧しい男が飼うガチョウがある日「金の卵」を産む・・
それから毎日１個ずつ産み続け　男は貧乏から脱出した。　だが　１日１個しか
産まないのが物足りない‥「きっと腹の中に金塊がいっぱいあるに違いない」との
妄想が膨らみ　ついにはガチョウの腹を切り裂いてしまう‥　ガチョウは死に
男は元の貧乏に戻った。
　
　女主人が飼うニワトリが金の卵を産むようになった。１日１個しか産まない‥
そこで女主人はニワトリに栄養のある餌をたくさん食べさせれば２．３個の
金の卵を産むに違いない‥と栄養豊富な餌を食べさせ続ける‥ニワトリの体は
大きくなったばかりでは無く太ってしまって卵を産まなくなった‥
　と云う　欲張ると　ろくなことが無い‥と云う戒めのイソップ物語だ。

　高齢になった私だが　未だに欲が深い男だ‥お金が欲しい・健康がほしい・
美味しい物を食べたい‥などなど　欲求欲望は尽きる事はない‥バカ爺だ。
　苦労や努力もせずに金や富を得ると　人間的感覚が少しずつ失って行く‥と
いう事を悟らなければならない‥が　欲張り心はこの歳になっても衰えない。
　あの世には持っていけないのに‥だ‥
　　　　　（　写真はネットからお借りしました）