平成の出来事などについて各団体から報告
本日(12月8日)午後、あきた文学資料館において、県内文学団体のうち現代詩、短歌、俳句、川柳の各代表による公開座談会が開催された。これは、10月9日から12月27日までの予定で開催されている「回顧 平成秋田の文学」展の一環として企画されたもの。
県現代詩人協会の吉田慶子会長から、平成における県内詩誌の動向や協会の活動などが報告された他、直面している問題として、会員の高齢化や「秋田の詩祭」など催しごとへの参加者増に結び付くPRの仕方などを挙げた。県歌人懇話会、県俳句懇話会、県川柳懇話会も同じように活動や出来事の報告を行ったあとに直面する問題点を述べたが、やはり高齢化、若い書き手の減少ということで、各団体とも、出席していた高校生へ卒業後も書き続けることを呼びかけていた。
県現代詩人協会吉田会長
1階フロアーには平成に創刊された同人誌等々が展示されている
展示されている同人誌の一部(画像が小さくて・・・)
(平成に終刊/上段左から)詩誌「舫」、歌誌「寒流」、詩誌「海図」、俳誌「俳星」
(平成に創刊/下段左から)詩誌「komayumi」、詩誌「北の詩手紙」、詩誌「北五星」
詩誌「ピッタインダウン」、文芸誌(との表示)「海市」