10月2日(日)、秋田県現代詩人協会の「詩の小径 ~文学散歩」が仙北市角館を会場に行われた。
新型コロナウイルス感染拡大によりこれまで2年間中止してきたが、感染者の減少などを踏まえ、今年6月の役員会で
開催を決定していた。
当日はやや暑いほどの”秋晴れ”。参加者13名は、久しぶりに集う事の喜びをお互いに交わしていた。
訪問先は、新潮社創業者の佐藤義亮にちなむ「新潮社記念文学館」、「解体新書」の挿絵で知られる小田野直武の顕彰
碑、日本画家で アララギ派の歌人でもあった平福百穂にちなむ「平福記念美術館」と、共に地元出身先人ゆかりの施設。
歴史の重みとこの地に育まれた文人や画人、当地と繫がりを持つ多くの”文化人”たちの偉業に触れる事が出来たひと時で
あった。
なお、新潮社記念文学館では11月15日から地元出身の詩人、故坂本梅子さんの特別展を開催するとのこと。是非訪
れてみたい。