横手市の黒沢せいこさんから『絵はがき詩集「北国の原風景」』を頂いた。
新潟県弥彦村の人形作家杉本ともえ氏と同県新発田市の写真家阿部政康氏、そして、その情景に添った
詩を黒沢さんが紡いでいる。絵はがき7枚組。
ホッコリとするこの世界はなんだろうか。基本的な心情の在り方をくすぐっているからなのか?もしれ
ない。昭和生まれの私には言葉ともども甦る大切な一つの”刻み”だと感じられた。無意識のうちに失って
しまっているかも知れないもの・・・そう、気付くことの重さ。
黒沢さんは秋田県現代詩人協会会員。詩集に『矢絣幻想』「花かげの鬼たち』など。『花かげの鬼たち』
で第一回秋田県現代詩人賞詩集賞受賞(受賞時は筆名:長井 陽)。横手地区を中心に昔話の語り部活動
を展開されており、2018年8月には6話を収録したCDを発表している。(下図参照)
2018年8月制作のCD「横手盆地の昔っこ」
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