松の廊下跡。
仮名手本忠臣蔵は、十一段目両国橋引揚の場までだが、なんとなくまた両国橋周辺、さらにいつも線香が絶えない泉岳寺にも行ってみようかな、などと思いつつ、散策すると、火事で消失した天守閣代わりに使った富士見櫓(地方の城の天守閣並の大きさ)あり、番所も3箇所残っている。
明暦の振袖火事(八百屋お七がらみの火事は二十数年後の天和の大火)の概要、番所に詰めていた伊賀衆、甲賀衆、根来衆などと説明を聞くと、、小伝馬町の牢屋敷跡(一時解放の「切り放ち」があった)とかにも行こうかいな、滋賀県の甲賀村は一度行ったし、とか、どんどん飛躍しそう。
苑内には、菊の御紋付きのグッズを販売しているお店がある。
金ぴかの朱肉入れ(朱肉が入っていて1,300)を使ったら気分良さそう。
隣の展示館では、平成天皇即位20年記念で即位式に着用の衣装等が展示してあった。
ウ~ム、多摩御陵にもまた行ってみるか(以前行った時は昭和天皇の陵墓を建設中だった)。
この前(11月)歌舞伎座で仮名手本忠臣蔵が懸っていたので、なんとなく事件発生地の松の廊下を訪ねて。
歴史的な場所は、時間とともにウンチクも増えるせいか、行く度に何かしら感じ方が違うものです。
以前は、何気に散策した記憶も、今回は江戸城の広さ、石垣の規模と一つ一つの石の大きさを実感しました。
姫路城も広かったけど、本丸跡を眺めただけで、その比ではないと改めて思いました。
そんな事を抜きにやっぱり、色づいた木々の小道、手入れの行き届いた庭園、場所柄警備員も多く、品行方正な来園者ばかりで静かにゆったり出来ます(外国人もかなり多い)。
隠れ紅葉の名所かな。