だだっ広い旧紫禁城。
似たような建物が次から次と。
独裁政治ならではの、見栄と外聞重視、コストパフォーマンス無視の建造物などと言っては、匠の技は後世に残らなかったかもしれないし、争乱続きの中よく残った。
ここにあった美術工芸品のうちの重要度の高い宝物は、日中戦争を避けて非難しているうちに、蒋介石によって台湾に落ち着いてしまった。
台湾の故宮博物館で観ましたけど、台湾の人たちの自慢の文物になっている。
ラストエンペラーに出てきた太和殿前広場と、皇帝が見下ろしたであろうアングルでの広場。
数々のドラマがあり、小説の題材になった場所で、しばし感慨に耽ったりする。