山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

駿台中学ライブ

2012-02-03 17:48:00 | 万歳峠
駿台甲府中学校2年生の平和学習会ライブでした。
駿台甲府中学校では連続7年、このライブを保護者の皆さんにも参加いただく企画にして下さり、このステージに立つ私の思いも格別。

一年前の万歳峠の初演で、準備の半分も演奏が思う通りにならず、情けないやら、悔しいやら、恥ずかしいやら・・・もう今後はお話もなくなるものと・・・しかし校長先生は寛大、万歳峠は宿題となり一年、今日のステージに立てる私の気持ちは言葉では言い表せません。

当日の朝、広い体育館では対応できない寒さで、急きょ会場を暖房設備のある小学校の体育館に変え、副校長先生自らが先頭になり準備をして下さいました。
保護者の皆さんもほぼ全員がライブに参加して下さるので、聞く事に集中出来る環境はライブの成功にもつながります。

これ以上はないというご配慮です。
あとは私たちです!

「万歳峠」

歌 ・語り 山本晴美
写真・映像 松村 誠
音響    岩切修一郎


 
  
 

 


今朝までねばり仕上げた曲やプレッシャーは不安要素になるかと思ったけれど、確実に今日までの歩みを表現し、冷静に歌語りは進みました。
生徒の皆さんが真剣に向かい合ってくれているのを感じます。
知覧や鹿屋、土浦、その場に立ってから今日に臨めてよかった。


 
 
 
 

                     Photo 松村誠


ライブ後に生徒代表のnatori君が感想を下さいました。
じっと私の目を見て、原稿ではなく自分の言葉でおはなしする姿はこのライブの背景にあってほしい理想の姿。さすが!の勇姿でした。

私の歌語りライブは完成品を聴いていただくコンサートでも音楽観賞コンサートでもないのです。聞く力、想像する力を持って、それぞれが自分と向き合う時間になることに意義があり、答えや結論もひとつではありません。

「生きるちから」

限りあるいのちを語るライブは私自身の生き方にも責任があります。
子どもたちに向かい合う、信じて下さる方々の前に立つということはこういうものだと感じています。

私の総てが正義であるとも思いませんし、楽しい事ばかりではありません。
でも、歌語りは、人生を生きていくという営みや人間であることが素晴らしいと思う出会いがたくさんあり、私自身が「しあわせ」に出会ってゆく旅のようなStream Liveです。

今日も山口校長先生はびっしりメモを取りながら聴いて下さり、たくさんの感想を下さいました・・・ありがたい。
先生方にお礼を言い、学校を後にし、まだ熱いうちに誠さんと原稿の見直し。
rokuさんにも意見をいただき2時間半、帰宅後は疲れ果てて何もできない「しあわせ」をかみしめました。

玄関外にはヒイラギといわしの頭、玄関内には節分の福豆と広島のカキのフライが迎えてくれました。

「福はうち、鬼もどうぞ!」


身延の朝はマイナス7℃。・・・玄関が凍ってあかない酷寒の一日。
駿台甲府中学校の生徒、保護者のみなさん一緒に過ごせてうれしかったです。
先生方、ありがとうございました。
心から感謝します。

                
コメント (2)
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