山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

あんれぇま~

2012-02-22 21:40:00 | 復興応援
福島県いわき市から北杜市へ避難され・・・もうすぐ一年。
smileプロジェクトですっかり友だちになったkousei(小1)。

今日は大事なおはなしがあって新谷家にうかがいました。
子どもたちの震災。
そんなことを振り返られる時期がきたようです。


       

       

昨年6月の小学校の教室ライブの後、避難されてきた新谷家の家族と福島にいる友だちのお見舞いに一緒にいきました。
kouseiのいわきのおじいちゃんの家にお世話になりSmileプロジェクトでお預かりしたお米や野菜をお友達に届け、子どもたちは避難の時は挨拶出来なかったクラスの友だちと再会。
おじいちゃんは町を海岸にそって案内しながらその時の様子をはなしてくれました。
原発で人のいなくなった村。
数キロ先で生活をしている人々。
私が見た目の前の光景。
子どもたちのはなし。

そしてそれから今日まで。

もうすぐ一年。
3月5日、その出発前にライブをやった小学校で再び教室ライブです。
直接被災していない子どもたちに何を伝えていこうか・・・

いただいたテーマは
震災が教えてくれた「生きる」こと。
私たちが出来ること。



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高校卒業生

2012-02-22 18:57:00 | 万歳峠
社会へ巣立つ卒業生へはなむけのライブ「万歳峠」です。

特攻で散った「政信」と同じ年代。
いつもよりエネルギーが必要なライブです。

まっすぐ座ることのない子どもたち。
眠る準備をはじめる子どもたち。
大人の話は受け入れられない・・・厳しい空気です。

全身全霊、語りうたいました。
映像にも魂を感じます。

時間がたつにつれ、緊張感のある空気に変わりました。
最後まで気は緩められません。

いまだやんちゃなあの子たちが・・・
隣に気づかれないように、わからないように目を閉じ、まぶたを押さえ・・・
いつの間にか姿勢は正しく、視線もこちらに。



 

 

 

             Photo Makoto Matsumura

「顔」
生き様は顔に表れること。
容赦ない世間に出てゆく覚悟を。

最後は卒業式典での歌唱指導でしたが問題なく歌い上げ、感動。
高校生といえどまだまだ希望ばかりでなく、実社会は不安の多い時代。
卒業生も送る側も心配は残ります。

人の気持ちや痛みを想像するライブ。
今日みんなに会えてよかった。
愛おしい命へ・・・まだ幼さの残る顔へ
私たちからのエールでした。

Stream Live 続けてきてよかった。



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