山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

365日一緒

2008-12-31 22:32:48 | ここで愛ましょう

今年も大変お世話になりました。
ブログを読んでいただきありがとうございました。
盛りだくさんな一年でした。

時間が取り戻せないものだと、子どもたちの成長にかかわりながら、続ける事の意味を大切に思います。
出来るようになるまで、納得がゆくまで、叶うまで。
ブログに言葉を綴るとき、自分と向かいあい、人を想う。
今日を終わらせるために、新しい朝をむかえるために。
文書力などいらないのだ。
核に触れることの出来ない難しさと、アトリエに関しては簡単には書けない砦。
携帯と連携だから、つづく・・・の日もあるしね。
それでも新しい年も続けます。
・・・とても一年まとめきれないなぁ。


音楽教室「アトリエ」

ここが始まりで、大切な場所。
子どもたちの笑顔、真顔、泣き顔、傍らでどれだけの力をもらった事だろう。
その小さな手からこぼれる、つたない音の素晴らしさ。
ピュアな心の鼓動にわたしも息をのむ。
鍵盤から手が離れ、その緊張から解放された笑顔は、わたしに未来の平和を願わせずにはいられない。
続ける意味を学ぶ場所。
みんなと違う、たったひとりの自分を信じて。

今年ある場所で弾いたアップライトピアノの感触が残っている。
なぜか、調整のしていないピアノに縁のあった一年。
誰も弾かなくなったピアノだ。
新しい年は、今まで出来なかった何かが、はじまりそうな気がする。




歌語り「おばぁちゃんの手紙」



48回まで歩きました。
暖かく迎えてくださった皆さんのおかげです。
わかってくると、こんなに難しい事だったのかとへこむ事もしばしば。
これが成長なのかも知れない。
伝えることと伝わることのすき間にはまってしまうと迷いが出る。
出会いからいただいた新しい発見を今年はどう取り入れようか。
映像も常にリニューアル。
新しい年はいよいよ100回ライブの後半に入ります。
あなたに伝えたい。
あなたに出会いたい。



出会って下さったみなさん、ありがとう。
つなげて下さった皆様、支えて下さるスタッフの皆さんありがとう。
私の中に愛が生まれ、愛が広がり、愛が育つ。
「愛」の人になりたいです。
今年も一緒に足跡を残して下さい。



みのぶジュニアコーラス

「ひめゆり」
このドキュメンタリーを知って一年、実現した。
沖縄の風が身延のホールに吹いた。
小さな私たちの力だけれども、こうやって耳を傾けてくれる人たちがいる。
350人・・・簡単な数字ではない。
子どもたちの声に「平和」に共感してくださった方々、ありがとう。

浜田正君とのコラボ「宝物を棄てないで」は見事な曲です。
一度聴いて下さい。

   


「たいせつなこと」
12年目のコンサート。
この日が来るまで、ドラマチックな毎日。
ステージを観て下さった方とのまさに共演。
みんなが精一杯の顔で臨んだ。
満員御礼、立ち見の方まで。
しあわせな子どもたちの顔をわたしは忘れない。
ありがとうございました。

    

 
第12回MJコンサート「たいせつなこと」
http://angel.ap.teacup.com/kotodama/821.html#comment



リレートークライブ「生きるちから」

夢のような企画がはじまりました。

6月14日 山口博伸先生
http://angel.ap.teacup.com/kotodama/625.html

6月28日 高橋栄斉住職
http://angel.ap.teacup.com/kotodama/639.html

9月 6日 横山 宏先生
http://angel.ap.teacup.com/kotodama/712.html


なんと豪華なお顔ぶれ。
ナビゲーターはわたしと誠さん。
甲府の街の小さな教会で、素晴らしい時間がありました。
今年もシリーズは続くのですが、このVol.1は歴史に残る(笑)ね。
このままではもったいないので思案中。
それぞれのブログ記事をたどってください。
楽し過ぎる!

      




本「樹より君へ」

夢の実現にタイミングという言葉が浮かんだ。
風が吹いたのだ。
個人的な作品になるつもりだったけれど、たくさんの方に手にしていただいた。
どこか自分の分身のような気持ちになる。
種まきの本。

言葉・装丁   山本晴美
写真・デザイン 松村 誠

さらに進化中。

     

   
     

はじめてのDMをつくっていただきました。
「樹より君へ」・・・誠さんと写真とのコラボライブも毎回、印象に残る素敵な時間でした。
学校も施設もね。
写真の前で子どもたちの目が輝きます。
大人もため息です。

      

六斎さんでのライブは新しい年も計画中です。
楽しかったなぁ。
今年も会いに来てください。




「学校ワーク・ライブ」


学校というステージは不思議な力が湧いてくる。
曇りない目力に囲まれる。
私にしか出来ない時間を作りたい。

  

どうしたら伝わるのだろう、君たちがとても大好きだって事。
君が君を大事にできるように。
変わりゆく多感な時期の出会い。
全身で返してくれる笑顔に余分なちからもぬける。



来春は2月スタート。
新しい歌が喜びとともにひびきあう。


「リトミックワーク」  

毎日が新しい出会いのような時期、大切に過ごしてきました。
こちらが思うようになどと思ったら・・・。
とんでもない!
子どもの感性はゼロからの発想。
目の前で伸びる喜び。
柔らかすぎる心はデリケートで正直です。

      

      

ゆっくり大きくなってね。



「峠のライブ」



いいものだ。
歌・食・談・友
一人でもひとりになりません。
今年は告知をはやくしますね(笑)。
峠のキャンドルナイトにどうぞ!

<ahref="http://angel.ap.teacup.com/kotodama/784.html">http://angel.ap.teacup.com/kotodama/784.html


「自分をうつすもの」

みなさんが一年間近くにいて下さった気がします。
喜びと一緒に痛みも知りました。
苦しいけれど、痛みは知った方がいいね。
・・・ヤダけど。

今年まいた種はこれから育ちます。
自分らしく生きるのに必要なものだけを手にいれていきたいです。
余分なものは削るのですね。
自分が自分でいられることは気持よい。
こころから、ありがとうございました。

2009年もどうぞよろしくお願いいたします。

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日常の幸せ

2008-12-30 23:37:19 | ここで愛ましょう

暖かなお日さま。
特別な事は何もないけれど・・・。
すぐ目の前の実家の片づけしたり、布団を干したり。
弟たち家族がおもちをついたりね。
母はディサービス。
じじいはいつものように、山へ畑へ。
お正月の野菜の調達に。
じじい作、門松は見事だよ。

ディから緊急電話・・・セーフ、これにはちょっとおびえるよ。
暮れのごあいさつに見えて下さる方のご報告も、お掃除ルックのまま失礼しました。
あっという間に夜中。
年賀状はお正月になってからね。
そんなんで、ライブにお誘いいただいたものの、ごめんね、行かれなかったよ。

明日のブログは一年間の総括・・・の予定。
振り返ったら、すごい一年だったなぁ。

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今日は…

2008-12-29 11:28:03 | ここで愛ましょう
今月のレッスンのお休み分の補講を午前中に。
新しい年もまたその笑顔でね…と。
仕事納めです、ほっとしました。

午後は昨日の続き、大掃除。
今年の暮れは日中が暖かくて助かります。

今夜は、リンが三日間(4.5時間)集中ゼミに挑戦です。
よくある話。
でもわが家は初の学習塾体験。
親子して新鮮♪
一体、どんな所だろうか…?

勉強は学校の授業でするもの、自分のペースが一番とかたくなに学習塾へはいかなかった娘ですが、冬休みで部屋に閉じこもり机に向かう毎日に、この時期にきて、わたしが不安に。
アトリエに通う子もしっかり者は塾に通わず、高校三年までピアノを続けても、国立大学でしたから、そういうものだと。
しっかり者は。
しかし、うっかり者は・・・。
すき間をみてはピアノを弾きまくる姿にストレスマックス・・・反動か、ピアノの指はショパンもベートーベンも超動く(笑)

受験を来月に控え、覚悟を決めた不安な親子のあまりにも無知な決断(笑)
塾の受け付けでは、某市立高校受験なのに、学習塾初体験に先方がちょっぴり焦っていました。
でね、学習塾のこのゼミは講義ではなく、苦手ピンポイント克服コースで、科目や単元毎に選べるのでした。
初日は3時間休憩なしでプリントにむかい、?は先生にその場でコール。
集中力オンリーで乗り切ったと、ぐったりでした。

今、ママが出来る事は食と体調管理。
後はひたすら働くのみ!
でもわたしの働くは自分を生きるって事ね、だからこの大変な数年間をどう楽しく暮らすかって思案中。
ハードル高いけれどね。
がんばんなきゃ。
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大掃除

2008-12-28 23:08:04 | ここで愛ましょう

大掃除です!!
今日はMJの荷物も預かっている倉庫の整頓と掃除でした。
棄てられずにとってあった物の多さにあきれます。
もったいないとは、ちがう気がします。

今の自分に必要なもの・・・新しい年のテーマです。
増やすのではなく、減らすって事も大事だよね。
来年は教室終了後の時間は明かりだってローソクになるかもしれないよ。
生活の見直しをします。
これからの自分に大切なことがみえるかもね♪
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かたあしだちょうのエルフ

2008-12-26 23:57:25 | MJ「愛と平和」日記
「かたあしだちょうのエルフ」
 
         
           原作 おのき がく
           脚色・詞・曲 山本晴美
             
              Photo 松村 誠

♪陽がのぼり 空が朝焼けに染まる
 勇気が目覚め やさしさが息をする
 豊かな風は木とまじわって
 森のいぶきを伝えている

 地球の音が大地にひびく
 いのちのしずく 大地にめぐる
 わたしたちは生かされている
 わたしたちはつながってゆく

 かけぬける 時をこえて
 すべてのものは すべてのために
 すべての鼓動はくりかえし
 いのちはここに還る


エルフは若くて強くてすばらしく大きなオスのだちょうです。一息で千メートルも走ったことがあるくらい。
エルフとはアフリカの言葉で「千」の事です。
エルフはとても子どもが好きでした。



♪君はぼくらのともだちさ そしてぼくらの 太陽だ
 地面をけったら 千の走り  風となってかけぬける
 大好きだよエルフ  大好きだよエルフ
 Rafiki   Rafiki   Rafiki  大好きだよエルフ

 君が大地をあるくとき みんなの笑顔がひろがるよ
 長い首を のばしたら 地球のむこうがみえるかい
 大好きだよエルフ 大好きだよエルフ
 Rafiki   Rafiki   Rafiki  大好きだよエルフ


「エルフがいてくれるから 本当に安心ね」
おかあさんたちも 楽しそうな子どもたちの様子をながめてては 自分たちの仕事をしていました。



♪yaー yaーyaー yaーyaーyaー
 神の恵みは尽きることない
 Fadhila za mungu hazina mwisho
  Fadhila za mungu hazina mwisho

 Yarabi tupe salama tushi kwa kupendana
 神よ 私たちが 平和に仲良く暮らせるよう お守り下さい


ライオンはエルフがここの王者にように みんなに慕われることが面白くありませんでした。
「だちょうがこの草原の王者だと? 百の獣の中でこの世を統治できる一番強いものは、ライオンのおれ様に決まっているのだ」




♪我こそは 百獣の王
 正義は我 我こそ正義 我より強いものはいない
 この牙にかかれば すべては我のもの
 この爪に伏せられぬものはない
 ここは我の大地
 我より強いものはいないのだ


この闘いでエルフは大切な足を一本くいちぎられてしまいました。
最初は誰もが気にかけ、食べ物を運んでくれるのですが、みな自分の生活で精いっぱい。
だんだんと忘れられていきました。



連日の日照りの中でジャッカルも何日も食べていません・・・今日も獲物を探しています。
「この大地には今も昔も命は循環によってそのバランスは保たれてきた。そうやって今日までつながってきたのだ」

♪生きてゆくことは いのちのめぐり
 小さなものは 大きな命になり
 大きなものもやがて
 草や花のいのちとなる


「大きなうねりの中で 生きているものぬくもりは
 ちっぽけなもの・・・
 そのぬくもりが支えているのがいのち。
 勇気や優しさがそのぬくもりを伝える。
 生きとし生けるもの・・・
 そのぬくもりを忘れてはいけない。
 やがて、みな同じ大地に還るのだから」



片足ではみんなともあそべません。
みんなのお手伝いも出来ないし、自分のえさを探す事も大変な苦労です。
エルフの体はだんだんカサカサにひからびて 背ばかりが高くみえました。

♪ああ 太陽がまぶしい 焼けるようだ
 ああ のどが渇いた 体が枯れてゆく
 もう目も開けられない 歩くことも出来ない
 遠くに聞こえる子どもたちの声
 なんて楽しそう
 きっとあの子がきれいな花をつんでいるんだな
 もう一度 走りたい
 もう一度 この草原の風になりたい

 僕の涙がみんなの泉になったらいいな
 いのちをうるおす 泉になって
 大地を風がかけぬける

「神さま 僕が死んだら このひからびた体のすべてを みんなの役にたてて下さい」




エルフが自慢の足でこの大地をかけぬける時は仲間と同じ顔をしていたハイエナも、弱ってゆくエルフの息の根が止まるのを待っています。

♪死に神たちが漂う闇 弱いやつらは 闇の世界に
 悪く思うなよ これが自然のめぐりなのさ
 チャンスは待てばいい じっと みつめて待てばいい
 月のあかりは 闇をよぶ
 空にうつるは時の声
 いつまで息をしているつもりかい
 いつまで待たせるつもりかい



何日もなにも食べずお腹をすかせた黒ヒョウが動物の子どもたちを狙って襲いかかります。
エルフは最後の力をふりしぼり、子どもたちを守ります。

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「たすかった!」
「ばんざい!」

♪どんな時でも 僕らのエルフは僕らの味方
いつでも僕らを見ていてくれる
朝陽のように 勇気をくれる
エルフこそが王様だ
エルフの強さは優しさだ
エルフの勇気は静かなちから
エルフのこころは まぶしい太陽・・・


あっ!!!



そこにはいつの間にか、片足のエルフと同じかっこうですばらしく大きなバオバブの樹が、空にむかってはえていたのでした。真下はきれいな池が出来ていました。
樹になったエルフは野原に一年中涼しい木陰をつくり動物たちはまわりで楽しくくらしました。

「エルフは死んでなんかいない」
「エルフは新しいいのちになったんだ」


♪本当の強い心は 孤独とたたかい
 本当のやさしさは 裏切りをしらない
 勇気は形をかえて いつまでも いつまでも
 根を張り 平和の地をつくる

 愛するものを守る時は 自分を信じること
 愛するものを守ることは 何も求めず自分を信じること
 私は愛されている
 私たちは愛されている
 私は愛してゆく



2008.11.19 NPO法人みのぶジュニアコーラス
第12回コンサート「たいせつなこと」より
第2部 音楽物語「かたあしだちょうのエルフ」

拓ちゃんのブログです・・・ありがとう!!


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