花期は夏ですが、独特の姿形の花がひっそりと咲いていました。たぶん返り咲きだと思います。キキョウ科の花になりますが、花冠は5深裂していて裂片が紐のように細いので、違う科の花のようにも見えます。
(撮影日 2020/10/19)
花期は夏ですが、独特の姿形の花がひっそりと咲いていました。たぶん返り咲きだと思います。キキョウ科の花になりますが、花冠は5深裂していて裂片が紐のように細いので、違う科の花のようにも見えます。
(撮影日 2020/10/19)
たぶんスギヒラタケだと思います。生育する環境が整ったのか広い範囲で見られました。スギヒラタケは以前は東北や中部地方などで食用として食べられていましたが、平成16年以降に急性脳症の報告が相次いだため、今では食べないよう注意喚起がなされています。
(撮影日 2020/10/19)
ハエトリグモの仲間のネコハエトリです。ハエトリグモは日本で105種が確認されているそうで、調べたら思ったよりも種の数が多くありました。ネコハエトリは主に草の上でよく見られるそうです。
(撮影日 2020/10/19)
ジュウガツザクラでしょうか、植栽されたものですが八重の桜が咲いていました。少し色付いた葉の中にピンク色の花がぽつぽつとありましたが、春の桜を見慣れていると少し不思議な感じがします。
(撮影日 2020/10/18)
側溝のグレーチングから顔を覗かせていたヤクシソウの花です。格子状になっているとはいえ、光量がかなり減っている中での生育は植物にとってなかなか大変そうですね。側溝は水分が多い環境なので、わずかなひび割れや隙間に根を張り育っている植物をよく見ますが、ヤクシソウは初めて見ました。
(撮影日 2020/10/18)
花期は夏になりますが1回切り戻したので、また花が咲いたルリタマアザミです。綺麗に整った球花と淡い青紫色の色合いが目を引きます。蜂や蝶などがよく食事に来ますが、種類を問わず昆虫が訪花すると絵になる花のような気がします。
(撮影日 2020/10/18)
面白い形の花です。上部と右下に少し見える濃いクリーム色の花冠は3裂していて、尖った形をしています。中央にある大きな花弁に見えるものは、仮雄しべが変化した唇弁になるそうです。こちらも花冠と同じように3裂しています。花中央の長く伸びる爪のようなホースのようなものは、長く伸びる1本の雌しべが、葯隔というもので包まれたものだそうです。女性的な印象の花姿ですが、思ったよりも複雑な構造をしている花ですね。
(撮影日 2020/10/4)
別名アゼムシロと呼ばれるミゾカクシの花です。比較的よく見る花色は1枚目と2枚目の中間くらいの色ですが、1枚目のように赤みが強く出た花色もありました。草丈は足首くらいで、花の大きさは1㎝ほどですが、花の形は同じミゾカクシ属のサワギキョウとよく似ています。
👇以前に投稿したサワギキョウの花です。花色も違い、花の大きさは3㎝くらいとミゾカクシよりも大きくなりますが、2種の花の形はよく似ています。
(撮影日 2020/9/29)
対生する葉の周囲に薄紫色の小さい花を多数つけ、下から順々に咲いて行きます。販売されているミントの仲間のように、葉に顔を近づけると香ってくるというわけではありませんが、葉を揉むとハッカ特有の香りが立ちます。ハッカ属は交雑しやすく、交雑して世代を重ねてゆくと香りが弱まるそうです。
(撮影日 2020/9/29)
金色に輝くエノコログサです。穂が短いのでコツブキンエノコロかと思いますが、長い穂もありました(2枚目)。長い穂は短い穂の個体群の中にあったので、たぶんキンエノコロではなくコツブキンエノコロの個体差だと思います。
(撮影日 2020/9/29)
赤系統と白系統の花色を中心に集めてみました。こうして並べてみると、ミゾソバの花色もツートンや単色のものまで色々あります。
👇オオミゾソバと呼ばれるものです。ミゾソバよりも花冠が長く、花の開きも大きくなり、よりラッパ状の姿形になります。花序の花数もミゾソバより少なくなっています。以前はミゾソバとオオミゾソバは種として分かれていたそうですが、近年ではオオミゾソバはミゾソバの中に含まれるようになったそうです。
(撮影日 2020/9/29)
ミゾソバよりも若干小さい花をつけ、こじんまりした比較的球状の花序になるウナギツカミです。葉の基部は茎を抱きます(3枚目)
ミゾソバの花と一緒に咲いていました。
👇ピンクのミゾソバ(下)とウナギツカミ(上)
👇白いミゾソバ(左)とウナギツカミ(右)
(撮影日 2020/9/29)
体長はバッタの仲間の中では、少し小さい部類になるでしょうか。バッタの仲間も翅が極端に短いものや翅が腹部よりも長くなるもの、後脚が長いものや産卵管の形が特徴的なものなど、色々と面白いですね。
(撮影日 2020/9/29)
オオバコ科のホソバウンランです。花正面にある目立つ大きなオレンジ色の斑が面白いですね。カナダでは「バター&エッグ」と呼ばれ、英名では「トードフラックス」と言うそうです。花の形はなんだかポップコーンのめくれた感じのようにも見えます。
(撮影日 2020/9/29)
画像検索をして見てみると、まだ赤みが強く出るモモイロシロツメクサがあるようです。「モモイロ」と呼んでいい花の赤みはどの程度か分かりませんが、一応、モモイロシロメクサとしておきました。いつも見る花とは違い、ちょっと怪しい雰囲気があります。
(撮影日 2020/9/29)