オオバクロモジの花が咲いたので、以前に投稿した春先に咲く同じ属のダンコウバイとアブラチャンの花を一緒に並べてみました。花色や花の大きさ、花の付き方などどれも少しずつ違いますね。オオバクロモジは花が咲くと同時に葉が展開します。
👇オオバクロモジ
👇ダンコウバイ
👇アブラチャン
👇おまけとして、似たような黄色い花のミズキ科のサンシュユです。
空き家のお庭で咲いていたので、敷地の外から撮らせてもらいました。
オオバクロモジの花が咲いたので、以前に投稿した春先に咲く同じ属のダンコウバイとアブラチャンの花を一緒に並べてみました。花色や花の大きさ、花の付き方などどれも少しずつ違いますね。オオバクロモジは花が咲くと同時に葉が展開します。
👇オオバクロモジ
👇ダンコウバイ
👇アブラチャン
👇おまけとして、似たような黄色い花のミズキ科のサンシュユです。
空き家のお庭で咲いていたので、敷地の外から撮らせてもらいました。
ふくよかで大きな十字の花弁が特徴的なゴウダソウです。写真の個体は赤紫の花色ですが白や紫の花色もあるようで、紫の花色だとオオアラセイトウ(別名ショッカサイ、ムラサキハナナ、ハナダイコン)やハナダイコン(ハナスズシロとも呼ばれるもの)の花とあまり見分けがつきません。
(撮影日 2021/5/14)
蛇紋岩地帯に生育するナガハシスミレになり、花色が濃くお尻の距の部分はナガハシスミレよりも少し短めな印象があります。葉裏は赤みを帯びる事がありますが、成長するにつれて緑色になるようです。葉表も含めて全体的に色合いが暗めのスミレです。
透明感のある乳白色の花色で、花弁に紫条が入ります。花の大きさは2㎝くらいになり、大きめのタチツボスミレの花と同じくらいでしょうか。花の側弁には普通毛が生えますが、1枚目のヒカゲスミレは無毛のようです。
花弁中央の切れ込み方には個体差があり、Vの字っぽく広がったりスリットのように線状になったりと、個体によって変化が見られます。切れ込む深さは、深くなってもだいたい花弁の中間あたりまでのようです。花弁の基部には毛が見られますが、正確には花糸の基部に生える毛になるそうです。
(撮影日 2021/5/14)
花姿はミドリハコベやコハコベと似ていますが、ミヤマハコベは花径が大きく1~1.5㎝くらいあります。雄しべや雌しべの長さも少し長めになるでしょうか。10弁花に見えますが、ハコベと同じく花弁の中央が深く切れ込んでいる5弁花になります。
(撮影日 2021/5/14)
上部に生える葉も羽状に裂けているので、イヌガラシではなくスカシタゴボウになります。花柱が太く、半透明の柱頭も大きくて目立っていますね。気温や生育場所にもよるかもしれませんが、写真の個体は葉の縁がわずかに赤く彩られていました。
(撮影日 2021/5/14)
ぺんぺん草です。小さな白い十字の花が密に集まって咲き、長い柄と先端にあるハート型の実の姿は、飾りの付いた待ち針のようにも見えます。春の七草の一つでもあり、古くから有用植物として使われていたみたいですね。
(撮影日 2021/5/14)
ミズナラの芽に出来ていた虫こぶのナラメリンゴフシです。色合いは名前の通りリンゴのようですね。出来て間もないのか芽の芽鱗もしっかり残っていて、姿形のアンバンランスさを少し感じました。
(撮影日 2021/5/14)
1つの葉腋から垂れ下がる花数は2個のものを多く見かけますが、1つの株の中でも1~3個の花を付けるものもあり、付ける花数は個体によって幅があるようです。アマドコロは花弁同士が合着していて花自体完全に開くことはありませんが、咲き進んで行くと合着していない花の先端部分だけは控えめに開きます。
(撮影日 2021/5/14)
コウライテンナンショウでしょうか。展開した葉よりも上部で花を咲かせ、棍棒状の付属体を包む仏炎苞は緑色で白いすじ模様が入っています。葉の上に花が見え、花柄も長いのでスマートに見えますね。1枚目と2枚目は同個体になります。
(撮影日 2021/5/14)
体のまだら模様からイソヒヨドリの♀やミソサザイが候補に挙がりましたが、どうやらカワガラスの幼鳥のようです。カワガラスの成鳥は暗い茶褐色一色ですが、幼鳥だとまだら模様になるみたいですね。近くに営巣場所があったのかもしれません。
(撮影日 2021/5/14)
薄いクリーム色のイカリソウです。咲き始めの色か個体差でしょうか? 黄色と言うよりは緑色寄りの花もありました。こちらでイカリソウと言えば、淡い紫色のイカリソウではなく写真のキバナイカリソウが主となります。
(撮影日 2021/5/11)
ガマズミ科ガマズミ属の種の中では真っ先に花が咲き始めるように感じます。小さな花の周りにある径の大きい5弁の装飾花とちりめん状の丸い葉が、独特の雰囲気を醸し出しているオオカメノキです。花姿だけ見ると5弁の装飾花などカンボクの花とよく似ていますが、花期と葉の形でどちらの種か分かります。
(撮影日 2021/5/9)
ウマノスズクサ科カンアオイ属のウサバサイシンです。地面に接するように、がく片のみの暗紅色の花を咲かせます。花が黄緑色になる「キバナウスバサイシン」もあるそうなので、機会があれば見てみたいですね。
(撮影日 2021/5/9)