しべのみの白い花と素揚げしたような光沢のある葉が特徴的です。白い部分が雄しべ、黄色い部分が葯、雄しべの付け根に見える半透明の部分が雌しべ、雄しべの付け根の緑色の部分が子房になるそうです。葉が完全に展開する前に白い花を覗かせるヒトリシズカですが、4枚の葉が水平に開いた後の花姿は、白い花が勢い良く飛び出ているような雰囲気があります。
(撮影日 2021/5/9)
しべのみの白い花と素揚げしたような光沢のある葉が特徴的です。白い部分が雄しべ、黄色い部分が葯、雄しべの付け根に見える半透明の部分が雌しべ、雄しべの付け根の緑色の部分が子房になるそうです。葉が完全に展開する前に白い花を覗かせるヒトリシズカですが、4枚の葉が水平に開いた後の花姿は、白い花が勢い良く飛び出ているような雰囲気があります。
(撮影日 2021/5/9)
セリ科のヤブニンジンです。最初は花だけに注視していたので投稿する際にミヤマヤブニンジンと迷いましたが、改めて葉の形を見に行ったところ、ヤブニンジンのほうでした。ミヤマヤブニンジンは葉の切れ込み方がもっと細かくなります。
青っぽいシバザクラの花と複数の花色が混色していた部分を並べてみました。育てやすくグランドカバーにもなるシバザクラは品種も豊富で、今では通常の花よりも花茎が大きくなる大輪種もあるようです。
庭のシバザクラにヒオドシチョウが吸密しに来ていました。お腹が空いていたのでしょうか、ヒオドシチョウは園芸種の花に来るとは思っていなかったので、少し興味深く感じる場面でした。
(撮影日 2021/5/9)
青紫色の花が咲くニシキゴロモの白花品種になり、白花は日本海側に多いそうです。ニシキゴロモの葉脈や葉裏、葉柄は赤く染まる傾向があるようですが、写真のシロバナニシキゴロモは葉裏と葉柄が赤くなっています。キランソウと同じキランソウ属の花になりますが、どことなくキランソウの花と似た雰囲気がありますね。
(撮影日 2021/5/9)
副がく片の先端が切れ込んで、葉が3出複葉になるヘビイチゴです。3出複葉の左右の葉が深く切れ込むことがあるので、パッと見3小葉ではなく5小葉に見える事があります。キジムシロなどの花とよく似ていますが、花の中心部にある子房はキジムシロなどの花よりも大きくなり、少しだけ花の雰囲気が違います。
(撮影日 2021/5/4)
こちらでは種子の色が褐色をしているセイヨウタンポポをよく見かけますが、種子の色が赤いアカミタンポポをたまに見る事があります。綿毛状態でも2種を並べてみると、アカミタンポポの種子の赤さ度合がよく分かります。
👇アカミタンポポ
👇セイヨウタンポポ
(撮影日 2021/5/4)
トチノキを食草とするスギタニルリシジミです。ルリシジミの翅を閉じた時の翅色は灰青色をしていますが、スギタニルリシジミは灰色をしていてあまり目立ちません。今回はあまり見る事は出来ませんでしたが、深い青色をしている表翅もじっくり見てみたいですね。
(撮影日 2021/5/4)
赤と黒の模様が目を引くイタドリハムシです。主としてイタドリを食草とするそうですが、オオイタドリも含めてまだ芽が出たばかりで、幼虫や成虫の食草となるようなものがあるのかと思いましたが、成虫越冬するハムシになるそうです。
(撮影日 2021/5/4)
下向きに咲く白いモミジイチゴの花です。本州中部以西には葉が長くなる「ナガバノモミジイチゴ」があるそうですが、モミジイチゴと中間的な葉の形質を持つ個体もあるそうです。白い5弁花で沢山のしべが密集する花姿は、キイチゴの仲間という感じがしますね。
(撮影日 2021/4/27)
花柄が伸びきっていて盛りからは少し過ぎている感じもしますが、それでも鮮やかな黄色い花はカエデの新葉と共によく目立っていました。種類はイタヤカエデ(狭義)かオニイタヤでしょうか?
(撮影日 2021/4/27)
前翅の先が尖り橙色に染まるツマキチョウの♂です。モンシロチョウよりも一周り小さく、翅を完全に閉じたりはせず開き気味にして止まるようです。後翅裏に見える苔色の模様も特徴的ですね。
(撮影日 2021/4/27)
桜の花で蝶が吸蜜をしていても、その姿が花陰で隠れてしまう事があってあまり吸蜜場面を見られないせいか、桜と蝶がハッキリと見える場面は少し特別な感じがします。
👇スジグロシロチョウが吸蜜していました。
桜は花色が濃く葉も一緒に展開しているので、オオヤマザクラでしょうか。
👇エルタテハが吸蜜していました。
桜は花の中心部の色が濃いのでオオカンザクラかな?
花色の白さが際立ち、唇弁に紫条が控えめに入るマルバスミレです。「マルバ」と付いていますがフキの葉のように丸い形ではなく、丸みを帯びたハート型をしています。側弁にわずかに毛が生えるスミレですが、毛が無い個体もあるそうです。
(撮影日 2021/4/24)