翅を広げて止まるアオイトトンボの仲間のオオアオイトトンボです。写真の個体は♀になりますが、♂と比べてみると♀は腹部がぶっとく感じます。
(撮影日 2021/9/21)
翅を広げて止まるアオイトトンボの仲間のオオアオイトトンボです。写真の個体は♀になりますが、♂と比べてみると♀は腹部がぶっとく感じます。
(撮影日 2021/9/21)
植栽されたものですが、花はもう終わりになっていて残り花があるだけでした。カリガネソウは蕾や花も面白い形をしていますが、5裂したがくの中央にある4つ綺麗に並んだ実の形も面白いですね。カリガネソウの花はクリオネっぽい雰囲気があり、クリオネと重ね合わせるとしべもなんだかバッカルコーンのように見えて来ます。
(撮影日 2021/9/21)
今年はなんだか赤銅色のコアオハナムグリを多く見るような気がします。1枚目では、通常の緑色のコアオハナムグリと赤銅色のコアオハナムグリがちょうど隣り合っていました。白い斑が無い赤銅色のコアオハナムグリっぽい個体も見ましたが、写真を撮る直前で逃げられてしまいました^^;
(撮影日 2021/9/21)
鳴く虫のカンタンです。写真の個体はお尻に産卵管があるので鳴かない♀ですね。よく似た種にヒロバネカンタンがいますが、ヒロバネカンタンの腹部の下側は黒くならないそうです。カンタンが顔を突っ込んでいる花は、半寄生植物のコシオガマになります。
(撮影日 2021/9/21)
秋のキケマンのナガミノツルケマンと一緒に咲いていた花たちです。ナガミノツルケマンの茎は長くひょろっとしているので、他の植物で込み合った場所では、少しの隙間から顔を出して他種の花たちと隣り合っている場面を見る事があります。
👇ナガミノツルケマンとイヌタデ(穂状のピンクの花)とミゾソバ(白とピンクの花)とウシハコベ(下に見える白い花)
👇ナガミノツルケマンとハナタデ
👇ナガミノツルケマンとヤブマメ
👇ナガミノツルケマンとミゾソバ
👇ナガミノツルケマンとミヤマニガウリ
👇ナガミノツルケマンとミズヒキ
👇ナガミノツルケマンとヒカゲイノコズチ
👇ナガミノツルケマン(右)とツリフネソウ(下)とミゾソバ(上と左)
放射状に広がる這うメドハギのハイメドハギです。個体差はありますが、花の紫色の斑がメドハギよりも広くなるので、花色が濃く見えます。ハイメドハギの花は、花の突き出ている部分で舟弁と呼ばれる花弁の先端が、紫色になる傾向があるようです。メドハギの舟弁の先端は白っぽくなります。
(撮影日 2021/9/20)
雄株と両性株がある、雄性両全性異株のつる性植物になります。他種の植物を覆うようにして広範囲に広がるので、しばしば他の花を巻き込んでミヤマニガウリの花と他種の花が隣り合う場面が見られる場合があります。花には香りがありますが、これと言った近い例えが思い付きませんでした。
※両性株の苞葉が温室になるという両性花の写真と、他種の花との競演写真でいつもより掲載枚数が多くなっています。
👇ミヤマニガウリの雄花です。
多数の花を付けて空に向かって立ち上がる花序は、群生しているとそこだけ白く霞んだように見えます。
👇ミヤマニガウリの両性花です。
気温の高低によって花柄の付け根にある苞葉の枚数や形が変化し、気温が低い時には苞葉の枚数が増えて、まだ成長しきっていない果実を包み込み温室を作るそうです。夏など気温が高い時には果柄が長く伸びて、6枚目のように果実が垂れ下がるそうです。
気温がまだ高かったのか、目に付いた両性花の苞葉を観察した限りでは、温室と呼ばれるほどの形にはなっていませんでした。
他の花との競演写真です。
👇ミヤマニガウリの雄花とツユクサ
👇ミヤマニガウリの雄花とミゾソバ
👇ミヤマニガウリの雄花とナガミノツルケマン
👇ミヤマニガウリの果実とヤマノイモのむかご
(撮影日 2021/9/19)
2つの白いキノコが芝生からひょっこりと頭を出していました。ヒメホコリタケでしょうか? 白いキノコで調べている時はシロオニタケの幼菌かなとも思いましたが、表面の粒々感や形などがシロオニタケとはちょっと違うようです。
(撮影日 2021/9/19)
ヒカゲチョウの仲間では、こちらではよく見る種になります。日の当たる場所では翅を広げて止まる蝶になり、晴天時に写真のような裏翅を撮ろうと思ったら、翅をパタパタしている時の閉じた瞬間を狙わないといけないので、裏翅を撮る場合には少し難しく感じる蝶です。
(撮影日 2021/9/19)
ヤクシソウの花も咲き出し、ジシバリのような黄色い花が見られるようになって来ました。蕾は立ち上がり、花が萎むと垂れ下がる姿が特徴的です。キク科の植物は、植物全体が総じてピンとなっている印象があるのですが、このヤクシソウウは植物全体が柔らかく、たおやかな印象を受けます。
(撮影日 2021/9/19)
遠くから見た時に葉色が濃く葉の表面がテカっていて、なんの植物だろう?と思ったイヌヨモギです。普段見慣れているヨモギの仲間とは花や葉の雰囲気がちょっと違います。花は壺状になる総苞の形など、同じキク科のヤブタバコに少し似ています。
(撮影日 2021/9/19)
日向ぼっこでもしていたのでしょうか、体を伸ばしていた所をちょっと失礼して、パシャっと撮らせてもらいました。こちらに顔を向けて「何?」とか思っていそうです。胸部から腹部にかけての流線形のフォルムがカッコイイですね。
(撮影日 2021/9/19)
毛の生えた子房部分に水滴が付き、表面張力で種名と同じ水玉を形成していたミズタマソウです。よく見ると水平に開いたがく片も巻き込んでいますね。なかなか風情がある姿に出会える事が出来ました。2枚目は水滴が付いていない通常の姿のミズタマソウです。
自生していたものか逸出したものかは分かりませんが、花が終盤になっていたアオジソがありました。栄養状態や他の野草が繁茂している影響があるのか、畑のアオジソと比較すると草丈が低く30㎝くらいしかありませんでした。他の種かな?とも思いましたが、葉を揉んでみるとシソ特有の良い香りがしたので、アオジソで間違いないと思います。
(撮影日 2021/9/19)
雌雄で表翅の模様がガラッと変わるメスグロヒョウモンです。写真は種名通りの黒い♀になりますが、表翅の黒地に白い線模様はイチモンジチョウと似ています。ヒョウモンチョウの仲間の中では結構大きく感じます。
(撮影日 2021/9/19)