ジュニア野菜ソムリエの佐藤博子です。
小さい頃から“お店やさんごっこ”が大好きで、“お店屋さん”という夢がありました。
少女は普通に成長、就職、結婚、育児と当たり前の生活の中、“お店屋さん”は遠い話になっていきました。
いつしか子供も成長し親元を離れ、両親の介護をしていた頃、友人に誘われ
青葉手打ちそば教室に通い始めました。
教室の実習畑でそばを育てていくうちに土いじりが好きになり、何か作りたいと思い、
一部をお借りして野菜作りを始めました。
土地は石ばかり、何度耕しても、どこを掘っても石ばかり。
何度も繰り返し、少しづつ野菜が育つようになりました。
収穫ができた時の喜びは特別なものでした。
味より形より育ってくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
そのうち、種類も収穫も多くなり、ご近所さんに、おすそ分けできるようになりました。
その頃です。
これからは「野菜が主役」と思い、いろいろ探し、ジュニア野菜ソムリエの資格を見つけ
受験資格をとりました。
ますます野菜作りが楽しくなり、又難しくもあり、奥が深く必ずしも
上手に育ち収穫できるものではありません。
でも、無農薬で作った野菜は皆に食べて欲しいと、自宅に「ずっけろ」を開店しました。
還暦を迎えた時、昔の夢を実現できました。
手作りの野菜と手打ちそば、うどん。
私に出来る範囲の小さなお店です。
なんとか3周年を迎え、今は体力と体調を考え、週4日の営業です。
焦らず、ゆっくり、穏やかに少しでも長く続けたいと思っています。
「夢はいつか叶う」思い続けることが大切ですね。
これからも、主人と二人で大好きな野菜を作りながらお店の方も頑張っていきたいと思っております。
次にバトンを渡すのは、佐竹由美子さんです。