辻本清美議員
いきなりのどきどき画面で、恐縮です。ここのところ固い内容の記事が多かったので、そろそろ息抜きでもしようかと思っていた矢先に、こんな画像を見つけました。『ねずきちの ひとりごと』さんのただのお話しに掲載されていた写真をお借りしています。
色の付いている部分をクリックするとそのサイトに行けます
よく写真を見て下さい。顔と首の色が微妙に違います。たぶん是は合成写真なのでしょう。ならば天下の国会議員のお顔をこのように扱っては罰が当たる、オッと違った、抗議の嵐が吹き荒れる。そう咄嗟に思ったわけです。
本人の実際の写真で無いなら尚更のこと。こんな写真アップしたら怒られそうです。そのようなことを我が賢明なる、ねずきち兄ィがなさるわけがない。ならばどのような訳かと調べてみました。『辻本清美』と『バイブレーター』で検索したら、(もしかして『辻元清美?』)と出てきました。なんのことは無い賢兄はちゃんと保険を掛けていました。『辻本清美議員』では、恐れ多くも衆議院議員先生様の辻元清美女史とは別人と言い張れます。『本がもともと違います。』
なんやかんやで最初に出てきたサイトが、『水谷まちこのSPAM大好き! 』http://plaza.rakuten.co.jp/machikoMizutani/diary/200510060000/ でした。記事によりますと、かの先生が、「オンナの祭り」とかで件(くだん)の逸物にサインして、オークションにかけたとのことでした。結局2,000円のプレミアがついて落札されたとのことです。つまりかの女史先生様はこの写真前列に陳列されている大人の玩具とは、話題に於いては幾分か関わりがおありになると謂うことなのです。
此処まで書いてきて『春を鬻(ぐひさぐ)女と同じく、文や芸をひさぐ男は信用ならない。』
という我が郷の家訓を思い出しました。平氏の落ち武者伝説のある我が郷においては、武骨堅物が男の鏡ではありますから、たぶん今日の記事は顰蹙(ひんしゅく)ものでありましょう。しかしです、たまには柔らかい記事も無ければ、アクセスは伸びません。背に腹は代えられないのです。
かの女史にしても、背に腹は代えられなかったのでありましょう。ブログをくぐって見たところ、この珍事(バイブレーターにサインしてオークションにかけた)のあったのは、
2005年10月1日の ラブピースクラブというアダルトショップの社長北原みのり氏が関与した、「女祭」というイベントに於いてだそうです。
大阪10区は辻元清美氏の選挙区です。高槻市などが含まれる、大阪の周辺地区でベットタウンと謂えるところらしいですね。女史は
2000年の第42回衆議院選挙に於いて当選していますが、
2002年3月 の「週刊新潮」などにより、秘書給与流用疑惑が追及される中で、遂には逮捕にまで発展しました。その結果は懲役2年、執行猶予5年の有罪でした。
2004年7月11日の 第20回参議院議員通常選挙に大阪府選挙区から無所属で出馬しましたが落選(次点)でした。
2005年10月はその落選の翌年です。女史はこのようなことまでなさって、どぶ板を踏んでいたのですネ。
2005年9月11日 の第44回衆議院議員総選挙では近畿ブロック比例代表で目出度く当選しました。
大都市ともなれば何処でもそうなのですが、水商売が多いですね。とくに関西や北九州には多いような気がします。この辺は半島系の人達も多いです。韓国に於いては売春は合法らしいと思われるほど盛んらしいですね。大人の玩具と売春とは関係ありませんが、要するに言いたいことは、韓国系の人達の中にはこうした歓楽街で働いている人達が多いのではないかと言うことです。であるならば、社会の底辺で生きている人達と生活実感を共有することは、大切な選挙活動だったのでしょう。
自民党は今回の選挙では総崩れのような有様でした。β層 侮るべからず。山が動いて鼠と猫が駆逐された。にも書いたのですが、楽な選挙に慣れてしまった議員は、特に前回の刺客などとマスコミに持て囃されて当選した議員諸氏は軒並み落選しています。これからは嘗ての辻元議員のようなご苦労をやり遂げられる元議員がどれだけ居るのでしょう。
投票してくれるのは、ひとり一人の有権者です。選挙が終わってまだ1週間も経たないのに、議員もマスコミもその顔をアメリカや財界の方に向けています。自由原理主義やグローバリズムへの批判は、真面目な政治家ならば当然のことなのですが、アメリカ追従の性が抜けない親米ポチたちは、未来が見えてません。まさかこの時点では消費税に言及する自民党政治家は居ませんが、マスコミはもう経済界に尻尾を振りだしたようです。日本のマスコミの本性はアメリカのポチです。日本の実力が大きく育つのを邪魔するのが彼らの一番のお仕事なのです。
自由民主党に投票する人は共産主義を毛嫌いする、そんな層の人達でした。農村部の自作農は農地という資産の所有者です。町の工場の親爺や家族は工場や機械という資産を持っています。商店主やその家族店員も同様です。しかし21世紀の現在は、是等で実際に食べている人達は極めて少なくなりました。殆どが様々な形での勤め人になりました。
僅かな資産はそれぞれに保有はしているものの、是では食べてゆけない。そんな人は私も含めて『資産家』とは言えません。そもそも、【反共】で成り立っていた合意事項は『ソ連の崩壊』で瓦解したのです。ならば、新しい『合意事項』を見つけなければなりません。コイズミ政治は、『構造改革』で公務員制度改革の幻想を与えました。『金融自由化』で小銭持ちを<株などの金融博打>に一定程度溺れさせることに成功したかのようでした。
『構造改革』はバルクセールの火事場の泥棒であり、『金融博打』は博打に過ぎず堀江と村上は、イカサマ博打(風説の流布)で逮捕されました。
これからの保守は自分たちを支えてくれる『中間層』をよく知らねばなりません。マスコミの権力は早晩瓦解します。実際に日本を支えている多くのまじめな勤め人の実態とその心を掴むことこそ、再生の第一歩です。