爽やかな秋空の広がる季節になりました。我が郷でも刈り入れのコンバインの音が響き出しました。本日のマスコットはヤナギラン( 柳蘭 Chamaenerion angustifolium)です。一般には花の時季は8月で高原や冷涼な北海道などに咲きます。もう9月も半ばですが、心地よい爽やかな空気に包まれてみると、奥日光の針葉樹の深い森。ヤナギランが突然心に浮かびます。ぽつんと拓けた明るい草原。そんな処にこの花は、好んで咲きます。六月の菖蒲(アヤメ)、9月の柳蘭、となりました。一日一語 ことわざ・慣用句http://blog.livedoor.jp/kotowaza_aso/archives/201577.html
たぶんこの花たちは今頃は、写真のような風に舞う旅立ちの時季なのでしょうか。
ニュースでは本日14日アメリカ大統領のオバマ氏が、一年前の、金融危機の発端となったリーマンブラザースの倒産日を前にして演説を行うと報道しています。日本時間では夜中から明日に掛けての深夜なのでしょうか。
「かぐや(SELENE)は、平成19年9月14日(金)10時31分01秒(日本標準時)に種子島宇宙センターからH-IIAロケット13号機によって打ち上げられました
http://www.selene.jaxa.jp/ja/about/about_rk_j.htm
△クリックするともう少し文字が見やすくなります。
日本の月探査衛星かぐや(SELENE)打ち上げの一年後、不良金融商品のサブプライム等が売れ残り、また返品の山で資金繰りが悪化。政府などの支援も得られず遂には15日に倒産してしまいました。この件に関しては、韓国産業銀行(KDB)とリーマン・ブラザースにも書きました。色のうす青の文字をクリックしてもらえれば、その記事が開きます。
アメリカアメリカは『民主主義』で自由な国とはよく謂われます。実際は経済格差のビックリするくらい存在する、謂わば「新階級主義」社会なのです。定職もなく住む家もなく、ただ紙袋に衣類などを詰めて夜には地下鉄の駅の其処此処で寝泊まりする人もいれば、 年収が何億から何拾億 の新階級人まで、絶望的な断絶社会です。日本も一時はそれに向かって一直線に堕ちていった時代がありました。ホリエモンこと堀江貴文の時代です。個人的にも900億の資産を持っていたというお話しもありました。素人投資家からだまし取ったお金です。
日本でも放送会社をダシにして、巨額の金儲け話がありました。顛末は堀江らの株を巨額の資金を投入してフジテレビ側が買い取ると言うものでした。その資金は何千億という規模のお金だったと記憶しています。この購入資金は小泉カイカクが作った何とか機構からの借入金でした。つまりフジと堀江らがなれ合いのケンカをして其の手打ちの資金を公的金融機関から掠め獲ったというのが実態だったようです。大芝居の末に何千億の大金を盗んだと言えば簡単な表現になります。日銀が輪転機で大量に刷った紙幣を、何とか機構を通じてフジテレビ側に貸し付ける。そしてその金は大部分が堀江や村上の手に渡る。元々の株の値段は遥かに安かった。1,000億を超える水増しの与太話でも、小泉・竹中の息のかかった政府系金融が関与すれば現実に通用する現金に最期には化ける。そんな国家権力、殆どすべてのマスコミそして提灯経済学者などの総動員の、詐欺芝居だったのです。
日本ではこのような与太は収束しています。しかしアメリカでは『金融詐欺紳士』たちが目も眩むような『国際金融資本』の本体の相当の部分を食い散らかし持ち逃げしてしまったので、其処に開いた穴はまるでブラックホールの様に強力な吸引力で、アメリカの実体経済を破壊しています。オバマ氏は日本時間で今夕以降に弥縫(の演説)する予定です。『如何にアメリカ経済が壊れてしまったか』の実像を覆い隠すために、どれ程見事に、弥縫(びほう)するのかが見所(みどころ)なのでしょう。
☆m(._.)m☆是からは、綴じ込み付録
買弁貿易の崩壊 (左近尉)
2009-04-23 04:33:21 (他サイトへのコメント投稿の焼き直し)
今までの、日米貿易体制は、自由貿易の様に謂われていましたが。
実際は、厳重に管理された、買弁貿易だったのでしょう。
日米自動車会社の、労働賃金を比較すれば、データでも、確認できますネ。
日本の国防体制は、着々と整備されつつあります。
もっとも、平和ボケした、国民の積極的賛同は得られないので
科学技術振興・宇宙開発の名の下に進められています。
嘗ての、アメリカのアポロは、なんだかな。ですが。
日本の、「かぐや」は、実際、実績を積み重ねてきました。
現在の、遠隔地(月までは、38万㎞)制御の実績は世界一と思います。
米国の火星探査は、なんだかな、みたいな気がします。
政府の宇宙開発戦略本部は、月探査に2足歩行ロボット等、宇宙基本計画で骨子案をまとめています。 http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009040301000265.html
スペースシャトルが退役すれば、宇宙ステーションに物資を運べるのは、日本のHTVだけになります。
http://www.jaxa.jp/article/special/transportation/torano02_j.html
>トヨタの生産量が900万台から600万台に減るという。
300万台の減産分が、本当の「自由経済」ですネ。
でも、プリウスに、補助金では、国家管理経済でしょう。
管理せず、放置してこそ、自由経済です。
おんぶに、だっこでは、大人になれません。
自動車版「サブプライム」割賦販売では、そのシステムが壊れちゃいました。
きつい言い方すればトヨタも、『国際詐欺師』のサクラやってた様なもの。
世界の大企業たって、所詮こんなもの。
自由経済、自由貿易なんてのは、二枚舌政治家・大衆操作の、ニセ手形。
ホントウは、離れで、すき焼き喰ってました。
>全くあたらしい世界が来るのではないか。
300万台の減産分で、本当の、自由経済を模索してほしいものです。
車は、確実に、安くなります。
注)買弁=外国の手下でありながら、日本企業としての体裁をつ商人(あきんど)。
http://kccn.konan-u.ac.jp/keizai/china/01/03.html
>国民政府は、都市部で腐敗してゆきます。1948年に蒋介石は中華民国の総統に就任しますが、時代は彼を見放してゆきます。国民政府の官僚は資本家と結びつき、さらに外国の利益の代弁者となりました。彼らは買弁官僚資本家と呼ばれ、共産党の攻撃の対象となります。<
日本政府の官僚は、資本家と結びつき、さらに米国の利益の代弁者となりました。彼等は、日本資本主義の管理者で、官僚から、国政政治家になるコースと、官僚から、金融や大企業あるいは、農林中金などの、疑似公共機関の代表管理者と成るコースとがあります。
現在の、「中国共産党」が、この米国利益の代弁をしているのを見ると、嗤えます。