分 類 普天間基地問題
きのうの参院本会議でのこと、社民党の山内篤信議員の質問である。580台のトラックに積んだ土砂だけで、どうやって辺野古の海に飛行場が出来るというのか。たぶん、のべ580万台の大型トラックの土砂や砕石の読み違いなのか。あの美しい海を埋め立てるなど、とても許せはしない。その意識がとても強かったので、580の次に万を付けさせなかったのか。
http://www.rimpeace.or.jp/jrp/okinawa/070520henoko.html
山内氏は1935年沖縄の読谷村の生まれである。終戦の時は小学5年生。147,110名の沖縄の人が亡くなったのはこの時である。
現在(2009年12月1日推計人口)の315,307人と比較すれば、その人的損害の大きさが知れる。当時の沖縄県の住民人口はおよそ、50万人である。死亡率が30%である。
最近の悲惨な戦闘・虐殺はイラク戦争のファルージャがある。Wikipediaによれば、1,000名ほどが死んだことになっている。人口40万人を超える大都市での、現代兵器による、包囲殲滅戦であるから、この被害数は疑問である。まさに現代のエリコ戦が展開されたわけだが、あまりの酷さに国際社会が一斉に非難した。しかし、日本国内ではそれほど報道されてはいない。
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2005/11/post_27c0.html
「イラク駐留米軍はファルージャで化学兵器を使った」
山内議員は鳩山政権の最大の、外交課題が「普天間基地」だと指摘した。氏が読谷村の村長になってからの戦いは、米軍基地撤去の戦いであった。
「米軍基地の村」沖縄県・読谷村長を6期にわたって務めた山内徳信さん
http://www.magazine9.jp/interv/yamauchi/yamauchi.php
山内 当時の読谷村は総面積の73%が米軍基地。それが何をやるにしても邪魔になって、村政もうまくいかない。それに、基地の米兵による事故や事件は絶えず起こっていました。だから彼らは、なによりも人権が大事にされる村、安心して暮らせる読谷村を願っておったんです。それをきちんと米軍や政府に言える人間に村長になって欲しいんだと。しかし、私は万年教師でありたい、と突っぱねたんです。すると青年たちは「地域社会が必要としているとき青年は起て、というのが先生の教えだったじゃないか」と食い下がる。さらに私のかつての教え子でそのとき高校の教師をしていた浜元というのが来ましてね、「先生は、地域社会は民主主義の学校だって教えてくれたじゃないか。千名前後の読谷高校への未練を断ち切って、2万8千名(現在は3万8千名)の村民を生徒と考えてくれ」と言う。まあ、この言葉で吹っ切れたというか。
以下の記事は 極東米軍 の資料より記述しています。
『ルース米大使 激怒』の記事は捏造記事だったようだ。しかし、それ以前からアメリカ軍産複合体の手先のアメリカ政府や、アメリカ瓦版屋たちは、さわいでいた。ゲーツ国防長官は「普天間の代替施設建設なしにグアム移転はない。沖縄での兵員縮小や土地の返還もない」と恫喝してきた。
2009年10月23日配信の読売の記事では、22日付の米紙ワシントン・ポスト紙の記事内容を伝えている。
国務省高官の「今や、最もやっかいな国は中国でなく日本だ」という発言。
普天間飛行場移設見直しを行っている事態をアメリカは、「日米同盟の再定義」と見なしているというもの<http://blog.goo.ne.jp/wagasato/e/4f9f9007fcea2420df099efd5760cb1c>
一連のこれらの動きを踏まえた上で、徳信議員は鳩山首相に、アメリカは日本政府に『恫喝と圧力』を加えたと、問いただした。
その質問に総理は、口角を微妙に曲げて見せ、目は宇宙人ぽく輝かせて、謂った。
『それは言い過ぎカナ~。』(内心は、モット言って。)
つまり、圧力は有ったが、ここは国会で「茶飲み話」をするところ。
シビアな話は角が立つ。
丸い卵も切りよで四角。もの言いようで角が立つ。ましてや、一国の総理大臣が、それも国会のその本会議で、『私はアメリカに恫喝と、圧力を加えられました。』こうは言えない。昔だったら「戦争宣言」の序章ぐらいには、国際世論は受け止める。
しかし、あの時のあの目はたしかに、言っていた。
『徳信さん、よく謂って下さいました。ありがとう。』
国会の政治談義は、単なる茶飲み話で、真面目に遣ったら角が立つ
本当の政治は、戦である
陰は光りがあるからこそ出来る。
光りの当たらない所にこそ、見えるものがある
日本全土の僅か0.6%の面積しかない沖縄の地に、75%もの在日米軍基地があるのは、訳がある。歴史を観れば、判る。光りが当たらない、陰のままの沖縄は、日本支配の占領軍の翼の陰になっている。終戦になっても、コミンテルンに洗脳された反日勢力は、20万人の大虐殺を隠すのに動員されている。百名もいたかどうかも判らない、洞窟などでの不審死を取り上げて、そこばかりに照明をあてさせている。日本国民や台湾・朝鮮の人たち合わせて20万余名を殺した、米軍の大虐殺を忘れてはならない。米穀のコバンザメはかげにかくれて、おこぼれを食らう。
普天間基地閉鎖。土地の返還と米軍の撤収こそ、真の解決である。
極悪非道のアメリカ軍の、殺戮、蛮行そして不法な他国支配を見て見ぬふりの政治からは、真の日本の未来を語る資格はない。単なる、国会を座布団にした、幇間踊りではある。大の大人が、恥ずかしい芸を見せるからには、真の国民はその恥を雪いでやる、それなりの日本国民としての義務の遂行がある。
一部車種に不具合が生じたトヨタ自動車の「プリウス」
トヨタの件をみても、潮目は変わったのが判る。
親米で売国トヨタも、ついに米穀に見放された。アメリカ支配層も背に腹は替えられぬ。鳩山政権が国会の場で、日銀とも協力してデフレ脱却取り組み宣言。そうされたのでは、たまらぬ。なにが貯まらぬかと言えば、日本からの剰余資金流入は途絶する可能性が出てきた。この事である。米穀軍産が日本から得られる軍事装備品売却の上前など、知れたもの。大事なのは金融での、日本からの剰余金の流入。それが公式に、あまりにも赤裸々公式に、国会の場で陳べられた。極言すれば、日本国の金融独立宣言である。
日本がインフレつまり、資金が市場に潤沢に流れれば、支那からの粗悪品は、売れ行きが鈍る。つまり、支那の金融市場は収縮するのである。湯田菌(国際金融)は日本国政府により梯子を外すと宣言されたようなもの。
それで、アメリカ政府は、なんとか次官補の下っ端役人に、まずは土下座をさせて見せた。ゴロツキの土下座とはこんなものか。
辺野古案以外も話し合う用意ある~米次官補 (日テレ)
プリウスの不具合は、たしかにあるのだろう。それでも、親米売国マスコミの、とりわけNHKの周到な反トヨタ・キャンペーン開始を思わせる、報道ぶりからすれば、アメリカ支配層は米国経済のブロック化を決意した。そうした認識の確実性の確証をすすめなければなるまい。
記事紹介。
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アクセスの記録 2010.02.03(水) 1342 PV 426 IP 1859 位 / 1361320ブログ