今年は、変な 二月だ。
雪が 多い。我が 郷の あの町にも 積もる 雪は 溶けぬまま
忘れ られずに 甦る ものが ある谷間の 池も 凍てつくが、こどもら の 遊ぶ声はない。
スケートをするものは、親がリンクまで はこぶ時代となった新宿区 百人町。今日も舗道は かわいているのか
どのような 陽が昇り、窓ガラスを 射すのか熱い夏。酔芙蓉が 咲いて、
想い出す 人は、どこか 気恥ずかそうに 微笑む
朝のうちはまだ白いが、陽がさせばほんのりとピンクに染まる華。雨が降れば、とまどいつつ、雲の去るのをまつ。明るいうちから飲むのも、たまにはよいもので、ましてや梅雨明けの爽やかな、乾いた風のなかで飲むビールは美味い。
ネットで「中川(酒)」とくぐってみれば、先の財務・金融担当大臣、中川昭一氏のこと。無くて七癖といって、人間にはそれぞれ特徴がある。酒飲みなどというのは、ごくありふれている。日本の文化は酒には寛容で、なにをしても無礼講ですますもの。それが海を渡ってつまらぬ考えが入ってきた。資本主義はタシカニ、国家の財を産むには適当なシステム。それほどまでにゼニ稼ぎが好きなのか、プロテスタント。これも建て前に違いはあるまい。中川潰しとヒラリーの来日の裏 ←この記事に女くのいち達の暗躍ぶりが詳しい。
「高病原性鳥インフルエンザ感染経路究明チーム」http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/t_kentoukai/pdf/h17_interim_report.pdf
上出の資料は中川氏がリードして出来たものだが、その感染経路の不可解さを、徹底的に究明している。この時から我が郷では、彼の政治家としての資質の晴明さを評価していた。これを熟読精査してみれば、茨城での鳥インフル騒動の元凶は、アメリカのワクチン関係の会社。彼らが関与していることが、強烈に予想される。核兵器を日本が保有することの是非は、論議すべしとは彼の持論。テレビで「日本国は数ヶ月もあれば、核兵器を作ることができる」とも陳べた。原子力潜水艦のことにも言及したことがあり、政治的立場もわきまえで、それを持つとは言わないが、原子力タンカーは開発すべしとの持論を開陳していた。
IMFへの1,000億ドルの資金貸付で提供された、金額は有史以来と評価されている。
彼の功績はざっと見ただけでも膨大で、あのような形であたら若い命を散らしたことは誠にもって、残念の極みである。彼の死に関しては、我が郷でも 子猫のDNA で触れた。謀殺論もあるが、その真相はわからない。ただ言えることは、衆院選落選の原因は、マスコミのキャンペーンによる、印象操作である。これで徹底的に彼のイメージは、汚された。民主主義政治の陥穽は、この民意の浮薄を踏み破れば、どこにでも作れる。このやり方は、ヨシュア記の6章 6:5を見ればその思想的背景を凝視できる。『然して祭司等ヨベルの角を音ながくふきならして喇叭の聲なんぢらに聞ゆる時は民みな大に呼はり喊ぶべし然せばその邑の石垣崩れおちん民みな直に進て攻のぼるべしと』<http://ja.wikisource.org/wiki/%E3%83%A8%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%A2%E8%A8%98(%E6%96%87%E8%AA%9E%E8%A8%B3)#2:13>
日本刀の切っ先は鋭いが脆(もろ)い。その崩れ落ちそうな心の石垣を塞ぐものが酒瓶だったのか。惜しむべきは、かれを支える力が、本当の保守本流の結束が、なかったことにある。誰彼とは言うまい。なれど、彼は真実『孤軍奮闘』だったと思われる。小泉純一郎はたしかに、現代日本のラハブであり、我が城塞「政府自民党」を突き崩した。心に異民族の惛き情念を潜ませ、異教徒の条理を支えとして、彼は日本を売った。その城壁をふたたび高く、堅く積もうではないか。勇敢なるべき心は何事をも成し遂げる。しかしその心のの盲いたままの民草は、城壁の内でしか活きられぬもの。本日から丁度一年前のこの日、中川昭一氏は喇叭の聲のけたたましさに、同調・振幅して城壁の頽(くずお)れるのを観た。
合縁奇縁(あいえんきえん)とは男女の縁(えにし)のことばかりではない。中川一郎氏は誠に日本国民にとっての、よい男だった。不幸にして生きた彼には逢えぬようになってしまったわけだが、ネットを彷徨えばその栄光の陰はまばゆい。哀悼痛惜(あいとうつうせき)陰々滅々たる今年の2月は、彼の後ろ姿を忍ぶ雨。
なにか気分を変えよう。本日2月17日は中川氏が辞任した日から丁度一年目である。
http://www.narinari.com/Nd/20081210781.html
上記URLの記事には、バグダッドでのハプニングが記されている。ビデオもある。
http://www.sockandawe.com/
上記URLでは、悪魔の帝国のしもべ大統領のブッシュへ靴を投げて、スコアを争うゲームまである。ひとときでも溜飲を下げられることは請け合う。イスラムの国々では拍手喝采の珍事件ではあった。日本においてもおなじこと。中川(女)氏などはこれを見てどのような反応を示すのか、見てみたいものではある。
「Shock and Awe(衝撃と畏怖)」の侵略作戦名をもじって、「Sock and Awe(靴下と畏怖)」と名付けられたこのゲームは、誰でも気軽に楽しめる。小泉氏や竹中氏にもお勧めである。
みんなの党の渡辺喜美氏なんかは、ぜったい遣ってると思う。
劉暁波氏は懲役刑が確定
劉暁波氏(54歳)は中国の民主改革の旗手で『零八憲章』を起草した。その内容は近代国家ではごく当たり前の、「国民主権」「三権分立」「言論結社の自由」「政府権力の法による統制(日本国で言えば、憲法による政府機構の規定と権限制限)」などである。
チュウゴクの軍隊は、解放軍の名を騙る略奪軍であり、支那共産党の私兵である。これを近代国家の体に正せとネットで叫んだわけであった。その罪が懲役11年と確定した。中国言論封殺 日本も臆せず声上げよ
小沢一郎の土地取引に絡む疑惑追及を、検察の陰謀とか騒ぎたてる御仁たちは、この事をどう見るのか。たしかに検察庁は行政組織の一角であるし、法相は指揮権をもっている。であるからとて、総理や法相が指揮権を恣(ほしいまま)にすれば、法理に穴が空く。行政府の権限は際限なく広がり、支那狂惨の構図が再現される。小沢の立件見送りは、日本国の法治の限界を見事に描き出した。鳩山由紀夫宰相は、法学の学閾にこのように記される。権力の横暴は、勝手気まま。闇雲に隠れての 『指揮権発動』 を隠然と おこなえばよい。人妻を盗んだ莫迦者は、法理の殿堂の 親柱をも 盗む。
このような無学なアホウが、「政権交代」 の受け皿である日本は、わびしいかぎり。それも、これも「終戦」と謂う 『敗戦』 によるもの。敢然と勝利したベトナムを羨望する。ままよ、戦いは何処でも出来る。法理の外堀 『明治憲法』は 埋められ、実務の石垣の官僚機構と 井戸塀政治の明治の気概は、アメリカ留学の官僚群に取り替えられた。中川昭一 民主主義の実態と本質