今朝、都農町で畜産業を営む、姉の家に電話を入れてみた 義兄が出た
この度の経過と胸の内を話してくれた 声に元気がないのは明らかである
「うちのは(姉のこと)泣いてばっかりおるとよ そんげ泣いてん始まらんがよ
そんげ言うて慰むっちゃけど、俺もテレビを見ながら、涙がひとりでに零るっとよ」
義兄はそう言いながらも、近所で感染した仲間や、川南町で犠牲になった仲間を
気の毒に思うと気遣いながら、遣る瀬ない思いを痛切に語ってくれた
お金では到底償いきれない尊い命を、まだ感染してもいない大事な大事な命を
遅すぎる判断により、葬らなければならない悔しさ… 慰めの言葉も見付らない
感染はしていないから買い物には出れるが、戦々恐々の時間ばかりが流れて行く
寝たきりの母親を抱えて、不安も如何ばかりかと案じるしか出来ない私です
とにかく元気でいなければ・・・ 「辛くても、ご飯はちゃんと食べてね」~そう言うと
受話器の向こうで「どうもありがとうね」 義兄は静かにお礼を言った 頑張れ!
都城の高崎町で酪農業を営む、あるおじさんに話を聞いた 泣きながら話してくれた
何でも知り合いのお嬢さんが、【口蹄疫感染】の発表3日前に、川南町に嫁いだと言う
「どげんしちょいか心配で心配で堪らんとよ 可哀想でね 考えたら夜も眠れんかい
自分でオカシイと思ち、病院に行ったら“ノイローゼ”って診断されっせ、薬を飲みよる」
それはそうだろう~ 畜産業に嫁いだそのお嬢さんは、友人や親族を招いて、盛大な
結婚式を挙げたばかりで、今回のこんな理不尽な騒ぎに巻き込まれたのだ
おじさんは続けて言った 「新聞に、牛を穴に埋める光景があったけど、足首を吊る
して深う掘った穴ん中に入れよった あんげなとを見ると、牛が可哀想でよ・・・」
夢を見たと言う 牛が、おじさんの手を掴んで、『助けてくれ~』と叫んだって…
また溢れた涙を拭いながら、おじさんは切々と言葉を並べた 声は震えていた
「牛も豚も可愛いとよ~ 家族と一緒じゃっと~ あっちの人達が気の毒でね」
澄んだ眼をして餌を食む姿を、昔~実家で牛を飼っていたからよく知っている
おじさんのお知り合いのお嬢さんが、川南で泣いてなんかいませんように~
そう祈りながら、都城からエールを送ります ≪何があっても負けやんなよ≫
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この度、家畜性伝染病・口蹄疫の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます