【 サン・ピエトロ広場 】
コンクラーベ・・・テレビで見たことある・・・
沢山の人々で埋め尽くされた広場に手を振る新教皇・・・それがこの場所だったのかぁ。
カトリックの総本山だからこれだけの美術品が管理できたんだろうけど・・・
あの絢爛豪華と芸術品と宗教のタッグマッチに違和感も感じる・・・
『豚に真珠』 『猫に小判』 的か・・・
バチカンとイタリアの国境線
おしゃれな門番
夕食はピザ
一人参加5人組はK川さんとご一緒。
話を聞けば聞くほど添乗員は大変な仕事だ。K川さんも10円はげが出来た事があるって。
でも 「一度辞めたんですけど・・・結局また戻ってきちゃいました」 添乗員は魅力も魔力もあるとみた。
隣のテーブルに大きなピザが来た途端、歓声が・・・・「イェ~イ」
店員に乗せられ皆で「イェ~~イ」 ピザが来たからって拍手した・・・子供か・・
「疲れているだろうけど、今晩は明日の作戦会議をしなくちゃね」と I 氏
「了解~」 断る事を知らない・・・
ホテルに戻り、I氏の部屋へ
I氏とH氏は午後からのフリータイムで行動を共にしていたようで、今晩の作戦会議の為にワイン・つまみ・しかもフォークまで用意してくれていた。気が利く~
「そういえば孫にレストランを教えてあげるって言ってたのに忘れちゃったよ~~」
I氏のガイドブックには日本語メニューのあるレストランが載っていた。
「じゃあせっかくだから今から孫も呼んであげたら~?」
と言う事で、K川さん経由で孫に連絡すると・・・・来た来た~ジャージですぐに来た~~。
「こんな楽しい事してたんですか~」
×1 I氏「僕は資産家の女性募集です」
孫「家のおばあちゃん72歳で独り身ですけど・・・」
「え~~っ!そりゃあ ちょうどいいんじゃな~い?」
H氏「へえ ストライクゾーンは広いです・・・」
楽しい時間はあっという間に過ぎ・・・何の作戦も立てないまま、
”孫”にレストランを教えることも無く お開きの時間。
とりあえず、明日は I 氏・T子・私の3人は行動を共にすることだけは決定。
H 氏はまた・また・またオプション参加。
最後の晩、部屋に帰りT子と深夜まで話す。
とても感性豊かでピュア。実は中学生の頃、暗~いトンネルに入り込んでいた時期があったそうだ。
私は高校時代に不器用な生き方をしていたので痛いほど分かる・・・
でも22歳でこんな素敵な物を沢山見て、一人旅をしたんだから・・・。
トンネルの先の明かりが少し見えてきたでしょう・・・。若いってのはすごい事だ。