前回の続き 再生土で楕円の小鉢
W 10cm × H 3cm
窯の中で誰かの器から飛んできたピンク
これもまた楽し
2015年7月作陶
ある日ベランダを見ながら歯磨きをしていると・・・
ん?
プランターの排水口に虫が入っていく~
そういえば、数日前から大き目の虫がブ~~~ンと飛んでいたなあ
蜂だ・・・・
しかも、緑の葉っぱを持って入っているんですけど・・・
どうやら奴は巣を作ろうとしているらしい
よくこんな場所を見つけるねぇ・・・
なんて感心している場合ぢゃない!巣なんて作られたら困る
穴をふさがなくちゃ!
ガムテを持って近づいたら・・・ちょうど一匹 入っていった直後
でも・・・
入っていった君には申し訳ないけど・・・
え~~~い!これでどうだ!参ったか!
翌朝
逃げ出した~~
参りました~
てか
もう・・・・来ないでね
器を作る時に、「土を削る」という作業があります
例えば「茶碗を作る」とすると
ろくろで成形をした後、生乾きの状態で高台(底の指が掛かる場所)を削り出します
上手な人なら大して削り土も出ませんが
私はたくさん削らなくてはならず
何かを作ると削り土が山のように出ます
(私達は土の倍返しと言っています)
その削り土は水分を含ませ、練り直し再生します
で・・・
その再生土で小鉢を作った
W 11cm × H 4cm
本当は真っ白の半磁器土のはずが
並行して使用していた白御影土(黒いブツブツ)が混入
これはこれでOKだけど
真っ白な物を作る時には、新しい土を使う
再生土を使うのは危険
2015年7月作陶
大きさも出来上がりも、なんとも中途半端な角皿2枚完成
w22cm×10cm× H4cm
古信楽土
ビードロ透明釉・乳白マット釉
しかも
線上に釉薬を貯めようと思っていたのに角に貯まっちゃうし・・・
重ねた釉薬が濃すぎてばっちいし・・・
しかも裏はもっとばっちい
それもこれもすべて自分がしたことですけど
2015年7月作陶
NNの浴衣の残り生地で、メルちゃんの浴衣を作ってみた
型紙は→ こちらから 作り方も詳しく載っています
↓ (エリが抜けてます)
見ごろと袖を付ける
縫い代は切りっぱなしのまま
袖口を縫う
たもとと脇を別々に縫う
背中を縫う
前立て→裾を続けて縫う
襟を付ける。くける(ここだけは手縫い)
見頃と帯にマジックテープを付ければ
はい 完成~
後ろはこんな感じ
型紙がはなちゃん用(大きさを知らなかった)ということなので2cm長く作ったけど
着せてみたら・・・バカボン・・・
メルちゃん用には5センチ長くした方がいいね
これがババからNNへの5歳の誕生日プレゼント
2015年7月制作
先週、NNの5歳の誕生日会 開催
数日前に長男から「NNの誕生会をやりたいんだが、つっつんがいるので外食ではなくそちらで。土日どちらが可?」
こんなLINEが来た
ばば「はぁ?どちらが可だと~ 家でするのでどうぞ来てくださいじゃないの? ったく~」
じじ「そう言うと思った」
育てた親の顔が見たい
なのに「では土曜日で」な~んて返信する 甘あまばば
当日、じじが午前中からNNを迎えに行くと
ついにつっつんが「へっなんでねえちゃんだけ?おれも行きた~~い」的に泣いたらしい
きみが一緒に来るとなると・・・その日は間近か・・・
今年のプレゼントはこれ
去年のプレゼントからするとずいぶんとお姉さま好みになったこと!
NNねえさん 熱中 夢中
「なんでもかんでも買えばいいってえもんじゃないんだ」
とか言いながら ばば 急きょハンガー作成
紙テープがあればもっと綺麗に出来たんだけど・・・。
これで脱ぎ散らかした洋服も整理整頓
はい もういっちょ 籐の籠ミニ版
食後にケーキも食べ、NNねえさん 一日上機嫌でございました
話は一枚目に戻り・・・
女の子のおもちゃに不慣れなばば
お風呂の横にあるのはトイレ、蓋を開けるとウォシュレットつき
各所のボタンで音が出る
水道・レンジ・インターフォン・留守番電話まで
後から来たつっつん、このおもちゃを見て大喜び
ゴジラよろしく室内にドシドシと入場、ベッドの上に立ち
「こらあ~~つっつん、やめなさい」
・・・ねえちゃんに怒鳴られる
ニコニコしつつ便器のふたを開け、ズボンを下げようとし、皆に止められる
「それはだめ~~」
かと思いきや、ふたを開け座ろうとし、
「こわれる~~!もうやめろ~~」
そうかいそうかい、つっつんは便器が何だか理解できるんだね
ならば
早く、本当のトイレでその実力を発揮したまえ
あんずが店頭に並ぶのをが待ちどおしいこの時期
は~い出ました~
今年のは大粒で、しかも新鮮!
洗って、ヘタを取って包丁を入れ
ぱっか~~ん
梅と違って、種を取るのも簡単
種を割って中の身をすって「杏仁豆腐」を作る・・・なん~て クックパッドにあったけど
忙しいから種はゴミ箱へ
フライパンに並べて砂糖まぶし~
ちょっと時間を置き、冷蔵庫にあった白ワイン100ccを入れ
上下を動かし煮たら出来上がり
簡単
いつもは1/3は煮溶けちゃってたけど、しっかりと形が残った
鮮度がいいからだね~
完成~
でも好物なので、誰にもあげないもんね・・・
さて最終日
屋根瓦がなんと美しいこと!
金堂を横目で見つつ、目指すは御影堂
開門前だから?にもかかわらず?、長蛇の列
「 国宝 鑑真和上座像・御影堂障壁画 特別開扉 」
毎年6月6日の開山忌舎利会の際、前後三日間だけ御影堂が公開され鑑真和上座像を参拝できる
っで この日は6月5日、ど真ん中
思っていたよりもちょっと小さいけれど
松の間の奥、薄暗い先に鑑真和上はいらっしゃいます
感謝の気持ちで合掌
東山魁夷の障壁画拝観
苔むした道の先
鑑真和上御廟
五度の航海に失敗し、失明したにもかかわらず
よくぞ、日本に来てくださいました
遅ればせながら、井上靖著「天平の甍」を読み始めました
講堂
金堂拝観
薬師如来立像・廬舎那仏座像・千手観音立像 拝観
経蔵
戒壇
ついに雨が降ってきた
お参りする前にお坊さんの法話?漫談?を聞き一笑いし
東塔は修復中
西塔
昭和56年に453年ぶりに復興
平成15年復興
東院堂
中央 黄金色は聖観世音菩薩像
玄奘三蔵院伽藍・大唐西域壁画殿へ
平山郁夫画伯の30年の歳月をかけ完成された玄奘三蔵求法の精神を描いた壁画を絵身舎利としてお祀りするものです
遅めのお昼を食べ
京都駅から
3婆にとっては贅沢な旅になり
それよりも国内旅行や寺社仏閣の良さに気付く旅になった(今頃~?)
さぁ大婆が元気なうちに次の旅を計画しなくっちゃ!
=完=
2日目最後のお楽しみ、「菊水楼」での夕飯
創業120年、興福寺興善院跡に建てられたという建物
国の登録有形文化財指定だそうです
そんな格式のある初めての老舗料亭レポ・・・スタート
なのに最初から
先付けの胡麻豆腐 食べ終わりの写真
がっつきすぎ
鱧と蓮根餅
昨晩も鱧が出たけど・・・口当たりが全然違う!まるで別物だわ~
ここで料理長が登場
ご挨拶のあとに、歴史の話から皇室の方がいらした時の話、食材の話
辛かった修業時代の話と多岐にわたるお話をしてくださいます
お造り
白い物は桂むきした大根を巻いたもの
かまトロはとろとろ~
口取
いちじくの田楽。ほうずきの中にはコーンの揚げ物・・・だったかな?
枝豆も上品なお出汁がしみてます
鮎の焼き物
香ばしくて、蓼酢がまろやか
料理長自ら取り分け
優しいお声が心地よい
じゅんさいと素麺
お口もすっきり
炊き合わせ
丸ナスとアピオス(中南米のお芋だそうです)
このアピオス、美智子様がいらした時も興味を示され、「ご説明しました」と嬉しそう
ただちょっとモソモソ感あり
長テーブルのお向かいの女性ペア
会社勤めの時の先輩後輩だそうで、年賀状だけのお付き合いだったのが、子供も育ちあがり2人で旅行をするようになったそうで
新幹線に東京駅と熱海駅から別々に乗車
そんなことも出来るのね
このお二人と会話した結論
「奈良の男は語る・・・そして語ると長い」
あ~~美味しかった!
お料理に季節感があり、味わい深く、目にも綺麗で楽しませてくれる!
感動しました~!
美味しい物を食べ幸せ~
ホテルに帰り・・・
昨晩はホテル内の大浴場に行き、部屋のアメニティを使わなかったのに・・・
倍に増えてる~サービス
重いからいやだけど・・・
帰りのバッグ宅配サービスが付いているので
頂いて帰りま~す
長い 楽しいお話のLeBENKEI のオーナーに見送られ、
バスは談山神社へ
中大兄皇子と中臣鎌子(後の藤原鎌足)が蘇我入鹿暗殺計画を密談した地
「大化の改新談合の地」と伝わる
山道をバスはずんずん進み、駐車場からは下り坂
この階段を見て大婆、珍しく心が折れる
「私ここで待ってる・・・駐車場に戻るのに坂を登らなくちゃならないでしょ・・・」
ちょうどお嬢さんと二人旅の83歳も「そうね・・・私もここで待ってるわ・・・」
っま昨日からの疲れもあるし、お連れがあれば退屈しないしね
神社なのに十三重の塔
明治時代の廃仏毀釈までは多武峯寺と一体だったため、仏教系の社宝が多い
そしてここでも特別公開~
秘仏・談峰如意輪観音像(足の観音様) 特別公開
はブレブレでした
こちらは藤原鎌足さん
ここは何度も焼き討ちにあったが、そのたびに再建され
お寺になったり神社になったり・・・
なんとも波乱万丈な歴史
休憩していたはずの2人も、ガイドさんの「駐車場に帰る、う回路を見つけたから」との説得で
頑張って上がって来て、皆と一緒にお話を聞く事が出来た
よかったねぇ
鎌足さんをお祀りしている本堂は、日光東照宮のモデルになったそうだ
この神社の方のお話も本当に面白い・・・そして語り止まらず
添乗員さんはそわそわが止まらず
う回路からの眺め
紅葉の季節は綺麗でしょうね
橘寺へ
聖徳太子生誕の地とされ、太子建立七ヵ寺の一つ
「添乗員さんから伺いましたが、だいぶ時間が押しているそうなので、簡単なご説明だけにいたします」
お住職さんも気を使ってくださいます
飛鳥時代の石造物の一つで、善悪を刻んだ二面石
石舞台古墳へ
築造は7世紀の初め頃とされた、横穴式石室を持つ方形墳
中から上を見ると
最後の観光は
596年蘇我馬子が発願して創建された日本最古のお寺、飛鳥寺へ
せっかく OKなのに
残念ながらブレブレの大仏さま
新しい 欲しいなぁ
二度も火災にあい、一時は野ざらし状態にされていたとか・・・
キリっとしたお顔に修復のあとがあります
こちらもぶれぶれ、聖徳太子16歳(室町時代)
阿弥陀如来坐像(藤原時代)
蘇我入鹿の首塚
これで2日目終了
っじゃないのよ!夕飯は次回・・・。