まじめに遊ぼう! 「旅と人と器と」

旅行記と陶芸だけだったのが、

手芸や籐工芸や多肉ちゃん

そして孫話まで・・・広がりすぎ~!

オブリガーダ 12

2015-02-24 |      ポルトガル・北スペイン

マドリッドに到着、マヨール広場でいったん解散

そして

オプションを頼んでいる私達は

マヨール広場に面したレストラン前に2時間後に集合

 

凸凹夫婦は前回マドリッドに来た時に

「スリが多いから気を付けてとさんざん言われた~

「ホテルからバスに乗るまでの5メートルにガードマンが付いたんだよ~それだけ怖いんだから

とマドリッドの恐怖から、オプションを頼んだ・・・と

そして、私の単独行動を「危ないからやめな~もう会えなくなるよ~」と心配してくれ・・・

なのに・・・

「行ってきま~す」

 

まずはデパート「エル・コルテ・インテグレス」へ

前回も行ってるのでちょちょいのちょい

地下食料品売り場でばらまき土産を買いまくり

あとはあちこち歩き回り・・・あっという間に集合時間

添乗員さんもご一緒、5人で夕食

 

・・・私なぜか・・・隣に座ったおひとりさまに緊張・・・

 

それでも、5人であれやこれやと楽しく話していたら・・・おひとりさまがSさんの話をし始めた

「あの方はちょっと・・・・」

なんか身内をけなされてる気がしていやな気分

 

「ここだけの話だけど・・・彼女は・・・」

声をひそめたその時!

 

窓を背中に向けて座っていた私の!その右目の端に!Sさんの青いバッグが!

まさにちょうどその時、Sさんが店の前を通ったのだ

「あ~Sさ~~ん

「ここだけの」 の暴露話をしようと思っていたおひとりさまは・・・

「こっこわ~~いなんで~

 

そんな事があった

何をいうつもりだったのか気にもなるが・・・

たぶん楽しい話じゃないだろうから・・・聞かなくていい

 

全員でホテルへ

 

こんなのも付いてるけど、今までで一番残念な部屋

 

 

Sさんは一人 ドキドキしながら バルでビールを飲み夕食を食べ

お目当てのアロマオイルも購入、充実していたようだ

「おひとりさま何話していた?」聞かれたけど

何を話していたか、本当に何にも覚えていず・・・

ただ・・・最後の「こわ~い」の件は大人の対応で  にしといた・・・。

 

最終日  8:00ホテル出発  空港へ

スカンクドライバーさんも一緒に空港へ  飛行機でリスボンに帰るんだって

ほんとにほんとにありがとう!

 

ロンドンで乗り継ぎ 搭乗まで6時間

ラウンジで最初こそばらばらに座っていたが、気が付けば一番奥の席にみな集合

添乗員さんも一緒に旅の締めくくりの開始~

ただ・・・おひとりさまだけは「わたしはこちらで・・・」と近寄らず

 

そんなおひとりさま

マドリッド→ロンドンの機内では更年期かあさんと2時間半ず~っとおしゃべり

「私は寝たかったのに全然寝られなくて参った~」と更年期かあさん

 

おひとりさま、最後まで不思議ちゃんを貫き通す

 

みんなガンガン 飲み、話し・・・

壁を背中に座っている私は

ビジネスマン達の(なんだ?このアジア人の集団は?)的視線も気になりつつ・・・

 

五月かあさんとウィンドウショッピングへ行き、戻ると

Sさんが 凸凹 & 更年期とうさんに言われまくり中

「なんでそう〇〇なの?」「どうして〇〇なの?」

内容は分からないが・・・

結局、Sさんは最後まで言われまくりを貫き通す

 

「こんな楽しい旅行をしちゃったら、次が困る・・・」

「だって、必ず今回と比べちゃうわよねぇ」

「もう人数多いのもいやだしなぁ」

 

楽しかった旅の小さなファミリーとも明日でお別れ 

 

 みんな~ 、また世界のどこかで会いましょう

 

 

そんなこんなで、私から私へのご褒美旅行 第一回目も無事終了

 

 

 

へっ!?  だいいっかいめ~!? 

 

=完=

 

 

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オブリガーダ 11

2015-02-21 |      ポルトガル・北スペイン

ホテル出発 9:00 

バスで約3時間 サマランカへ

いい天気~

 

しつこいけれど、スカンク話 

昨晩の食事中にこの話題はさすがに  でしょ?

そして誰かに 同じ思い 共感してもらうためには、今日、2列目に誰かに座ってもらいたい

だから  にしておいた

 

そして計画通り・・・

今日の2列目は・・・凸凹とうさん

 

トイレ休憩で「ねえねえ・・・ドライバーくんスカンクくんじゃない?」

「え~?たまに魚の匂いがするけどなぁ、オレ鼻が悪いから・・・」

「いや完全にそれでしょ

 

サマランカ

スペインで一番美しいと言われているマヨール広場

 

と・・・私の背後に誰かが・・・

(やっだ~スリ?動いても付いてくる~~)

 

実はこの 大女 女性 観光協会の見張り役

この街では現地ガイドが居ず、添乗員がガイディングレシーバーでこっそり説明をしていたのだが

それに気づかれ、添乗員叱責される

これがまた、くどい!

そしてその後、添乗員がガイドをしない様に、ず~っと付いて来た

貝の家

ホタテ貝は巡礼者のシンボル

この建物は巡礼者の保護活動をしたサンチャゴ騎士団の団員の屋敷だった

 

サマランカ大学のファサード

1534年、プラテレスコ(スペイン語で銀細工)様式を取り入れ、造られた

カテドラルのファサード

中にも入りたかったなぁ・・・

やっぱり青空は気持ちがいいねぇ

 

って、大女 女性まだいるよ~  ず~っとついて来てる~

 

警察に通報されると罰金€200だって

 

もう!落ち着いて見学できな~い もうったらもう~~っ

 

最後に追いかけて1枚

昼食は

スープも美味しければ

仔牛肉の煮込み  美味しかった

この後、横に山盛りフライドポテト

そうそうワインもサービスでした~

凸凹夫婦とご一緒

同じ神奈川だけど山の方みたい

そしていつもご夫婦で行動し、かあさんだけで旅行することは無いそうだ

「だって(とうさん)一人じゃ寂しくて寝られないんだって」と かあさん

「は~っなんじゃそりゃ

とうさんの方を見ると、横向きになり恥ずかしそう

「なんか大きいと思ってたけど、どんどん小さい人に見えるんですけど~

 

やっぱり凸凹のホントの凸はかあさんだな

 

かあさんと私でず~っと話していたので

 

「奥様 を独り占めしてごめんなさ~い

 

私が大口開けて笑っている間、Sさんのお隣にはおひとりさま

あとで、Sさんに「waiwaiさんが遅いから、おひとりさまが隣に座っちゃったじゃん」

「だって店に入ってきたら、席が無かったんだも~ん わざとじゃないよ~」

 

「だから黙って食べてたよ」

ご一緒のご夫婦もお気の毒だったけど、なんだかずいぶんもつれちゃったねぇ

 

っさ  マドリッドまで 約3時間半のバス移動

雪景色もあり

 

到着後、マドリッドではフリータイム     で夕飯は各自

旅のしおりが来るまで、ホテルが徒歩圏内かわからず

夕食後、一人で地下鉄に乗りホテルに帰るんじゃいやだなぁ・・・心配・・・

たぶん旅行中に仲良くなり「ご一緒に」ということになるだろうが、それでは一人旅の仁義に外れる

そんな思いで夕食のオプションを申し込んでおいた

旅慣れているSさんは事前に電話で「フリータイム後、全員一緒にバスでホテルに帰る」事を聞き、

オプションを申し込んでいなかった

う~~ん、そうかぁ!

問い合わせば良かったんだよね~勝手に思い込んでた~

惜しい事した~そして勉強になった  これは次回に生かそう

っまとにかく

オプションを申し込んでいるのは、凸凹夫婦と私と・・・おひとりさま

どうなる・・・マドリッドの夜

 

 

 

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オブリガーダ 10

2015-02-19 |      ポルトガル・北スペイン

トイレ休憩以外はひたすらバス移動

あひゃ~途中で雪  が降りだした~

バスの座席は・・・みんな毎回適当

この日は前から2列目が空いていたので座る(一番前は保険の対象にならないらしい・・・)

 

でも・・・なんか・・・気になること一つ

 

 

バスの中に・・・スカンクがいる・・・間違いない

たまに ふぉわわ~ん

 

今までそんな事 無かったけど・・・

まさか右斜め前に座っている添乗員さん?

の はずも無く・・・

 

てか  スカンクくんはドライバーくん

 

しかもやっと鼻が忘れた頃に・・・・ふぉわふぉあ~ん となっ 

安全運転に支障は無いけど・・・ 

 

 

明日は絶対後ろの席に座る

 

レオン到着    夕飯はホテルで

レストランの様な、広間の様な部屋にテーブルが「コの字型」セッティング

わ~みんなの顔が見えて楽しい~

全員一緒の夕飯も今日が最後だもんね

 

ワインをボトルで数本頼みシェア

一人が話してる間は皆で聞く、まるで小学生の学級会のようにお行儀が良い会話

そして、まんべんなく・・更年期かあさんは  か

話し、笑う、とても一体感のある食事会になった

 

ただ・・・ひとり

隣におひとりさまが座ったSさんは 

「面倒くさいからず~っとスマホで遊んでた」だって

 

夕飯の前に添乗員から提案

「ライトアップが綺麗なので、ご希望の方がいらっしゃれば旧市街へ散策しますが?」

 

「行っきま~~す

「ご相談ですが、全員がご参加ならば明朝の散策を今晩して、明日の出発を1時間遅らせるのはどうでしょう?」

「それがいいっ! でっ~す

 

ってなことで、全員ほろ酔い気分で出発~

スペイン3大聖堂のカテドラル

入場できた

お祈りをされている方が何人もいたので1枚だけ

北スペインでは珍しいガウディ設計の建築物

今は銀行だって

 

 部屋に帰り 私の二つ後ろに座っていた Sさんにスカンク 私じゃない」 と念押ししつつ話す

「waiwaiさんだとは思ってなかったけど・・・私も気が付いてたよ~」

「だよね~~」

ただ、Sさんは後ろの凸凹とうさんを疑っていたそうだけど

「そりゃかわいそうだよ、明日疑ってごめんねって言ってあげな~」

「そんなこと言えるか~

 

凸凹とうさんのスカンク嫌疑も晴れ 5日目終了

  

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オブリガーダ 9

2015-02-17 |      ポルトガル・北スペイン

ホテル8:00出発

今日でポルトガルとはお別れ   北スペインへと移動

 バスの中で

「これ召し上がらない?」と黒豆かあさん

昨日のカステラを切ってみんなにおすそ分け

わ~ごちそうさま~  美味しい~~

 

 

スペイン国境を通り、約3時間 

歓喜の丘

サンチャゴ・デ・コンポステラまで あと約10kmの場所

 

 

丘に立つ巡礼者の像

 

ナザレのイワシ料理店で隣り合わせになった30人近いグループとまた遭遇

「また会いましたね~どこの旅行社?阪急さん?」

凸凹とうさん・・・ せめて小声で・・・

 

そしてとうさん、今までの会話でも、阪急だけはなぜか「さん」付け

 

今回、このグループ以外日本人団体とすれ違う事はなく

あっリスボンでちょっとだけすれ違ったか・・・

でもそんなもん

なのにそのグループの見分けがなぜつくか・・・

それは・・・

林家パー子師匠のそっくりさん(洋服の色)がいるからで~す  すぐわかる~

 

まずは昼食

 

豚肉スペアリブ

ここも美味しかったな~

そして、ワインのサービス  しかもボトルで

更年期夫婦とSさんと私

4人で赤だ白だと言っていたら、私達のテーブルには赤・白1本づつ置いてくれた~

メンバーで分け合い仲良く飲みました

 

巡礼の道の目的地で、キリスト教の聖地

歩けば1か月は掛かるところを、ちょこっと来て入場するのは気が引けるが・・・

あっ その前にクリスチャンでもありませんけど・・・

あっ しかもほろ酔い

 

サンチャゴ・デ・コンポステラ 詳しくはこちらを

残念ながら修復工事中  終了は2017年以降

 

 

 

 

 キンターナ広場

 

免罪符の門 ↑ 右側

この門は7年に一度、7月25日の聖ヤコブの大祭が日曜日と重なった

「聖年」の時以外、決して開かれることは無い

 

 

銀細工の門 

 

中でのガイド は残念だけど

静寂が保たれ、やはり空気が研ぎ澄まされている感じ

そして、外の天気が悪いからか薄暗いので、重い感じがした

 

7月の聖ヤコブの大祭の時に振られるのが

上から吊るされている香炉

巡礼の道を来た人たちの体臭を緩和するための意味もあるとか

 

正面が主祭壇。そして奥で輝いているのが聖ヤコブ像

並ぶこともなく

祭壇裏の階段を上りヤコブ像の真裏へ

後ろからヤコブ像の背中に額を付け、抱きしめる

 

 

こんな時に、個人的な些末な事は頭に浮かばないものだ

願いは一つ

「世界が平和になりますように・・・」

 

 

カテドラルの向かい側  かつては宮殿だった市庁舎

 

 

巡礼者の宿泊施設兼病院だったという

現在は☆☆☆☆☆パラドール

泊まってみたいなぁ

 

フリータイムの集合場所に行くと

「ここのトイレ使えるわよ!」と更年期かあさん

「えっ!入っていいの?んじゃ行って来よう」

トイレだけは楽しめました  ☆☆☆☆☆パラドール

かあさんグッジョブ 

あとはレオンへ5時間半のバス移動 

  

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オブリガーダ 8

2015-02-16 |      ポルトガル・北スペイン

ポルト到着

まずはポートワインセラー見学

ビデオを見て、施設を見学後、ポートワインの試飲

ただしワインは誰も買わず

 

夕方で天気も悪いので、残念な眺め

青空だったらどんなに素敵か!

 

今回の旅は雨が降ったり止んだり晴れ間も出たり・・・

そのかわり、何度も虹を目撃!

日本で見るより大きく、しかも2重の虹も!

ありがたや~~

 

 

「あ~あれ乗りた~い」「 乗りたい乗りた~い」

誰ともなく大合唱

「皆様全員がよろしければ・・・」と添乗員

「よろしいで~~す」

ってことで

バスを先に行かせ ロープウェイ乗車

 

この融通の良さ!これも人数が少ない事と添乗員の器の広さのおかげ!ありがとー

 

 

ドンルイス1世橋を渡り、アズレージョが素晴らしいサン・ベント駅へ

 

 

1930年に制作されたもので、ポルトにまつわる歴史的なことが描かれてるんだって

 

 

あっ!黒豆かあさんがカステラの原型という「パオン・デ・ロー」を買ったけど・・・

1人で食べるには多くない?食べちゃうのかなぁ?

日本に持ち帰るのかなぁ・・・?

 

フリータイム後の集合場所はマクドナルドの前

ここは「世界で一番綺麗なマック」だそうだから1枚パチリ

 

 サン・フランチェスコ教会に徒歩で移動

「金細工が買いたいんだけど・・・今回の旅行でそれだけは買いたいと思ってるのよ~」と更年期かあさん

金や銀をひも状にして、レースみたいに編んだ5cm位の帆船なんだそうだ・・・が

急きょ現地ガイドが「あるかも・・・」と近くの宝石店へ・・・

「せっかくだから行ってみよう!」と全員で移動

予約もなく、大勢のアジア人が入ってきたんだから、宝石店の店員もびっくり

そして、あ~でもない こ~でもないと

結果、更年期かあさん お目当てのものをゲッ~ト

しかもダメもとで言ったつもりが2割引き~やるなぁかあさん

さあさあレストランへ行きますよ~

そこにタイル屋が・・・ 

「あ~タイル見た~い買いた~い」せっかくだから言ってみた 

「買いた~い」「私も~」

「私はアロマオイルを売ってる店に行きたい!」とSさん

もうみんな、タガが外れまくり

「皆さんがよろしければ・・・」

「よろしいでっす」

その店で買った手作りタイル

13cm正方形

 

買う時は鍋敷きにとしか思っておらず・・・

しかしあまりに綺麗で、壁に飾るのに4枚買えば良かったと大後悔

Sさん、アロマオイルを売ってる店が無かったと

 

寄り道続きで、やっとレストランに到着

名物タコのリゾット

リゾットは塩辛さ№2 で残念だったけど、魚のパテはとても美味しかった

 

ご一緒は「更年期ご夫婦」

自由奔放の様なかあさんも、昔は同居のお姑さんで苦労して神経すり減らしていたそうだ

とうさんはその時の恩義を感じているんだな、きっと

「もう行きたい所はほとんど行ったのよ。次にウズベキスタンに行ったら海外はとりあえず終わり」

んんんやっぱり人って面白いなぁ

 

 

私達は部屋に着くとまず、ベッドを動くだけ離します

ベッドは毎回洗面所に近い方がSさん

私は夜起きないからね

そしてお風呂は順番こ

一晩目から

「waiwaiさん寝るの早くてびっくり!あっという間に寝ちゃうんだも~ん」

ポルトガルのホテルはスーペリアの割に広くて綺麗

ホテルが気持ちよくて4日目終了

 

 

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オブリガーダ 7

2015-02-14 |      ポルトガル・北スペイン

 

コインブラはリスボン・ポルトに次ぐポルトガル第3の都市

 

世界遺産 コインブラ大学へ

ポルトガルで最も古い歴史を誇る大学

  

振り返ればこんな眺め

 

 図書館の素晴らしい内部装飾や調度品を見たかった同室Sさん

見られず

 

メンバーの4夫婦 動静の違いはあれど、それぞれに仲がおよろしい

そして「主人と一緒の旅行が一番楽~」とおっしゃる

そのご意見に異議はないけど・・・一人旅もまた楽し!なのよぉ

 

昼食でご一緒だったご夫婦

広いお庭に丹波篠山の黒豆を栽培し、その黒豆でみそ造りをされているそうだ

「へえ~何種類の野菜作ってるんですか?」

「黒豆だけ」・・・との事

いつ見ても、お二人でにこやかにお話をされている光景、癒されました

 

とにかく 坂道多し

 

こりゃ、ご高齢の方も足腰が強いわね

 

 

ポルトガルから日本に伝わった、ご存じコンフェイト(金平糖)

 

 

 Sさんと私は、食事の時はほぼ一緒だったが

この頃からおひとりさまがSさんの傍に来るようになり、私はその時は何とも思わず  空いてる席に座っていた

ただ、ホテルでの会話も「おひとりさまがさぁ・・・ あ~せっかくの旅行だからやめようこんな話

「なんでSさんにそんなこと言うんだろうねぇ」

「おひとりさまと相部屋だったら私大変な事になってた~

「それは言えてるかも~」

「Sさんは話しやすいんだよ、だって私にはめったに話しかけても来ないよ

おひとりさまは不思議ちゃん?

 

ポルトへ移動

  

 

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オブリガーダ 6

2015-02-13 |      ポルトガル・北スペイン

ホテル出発8:30

トマールへ

ポルトガル最大の規模、キリスト修道院へ

城壁をくぐり

 

12世紀末から16世紀まで5世紀にわたり増改築が続けられたので、様々な建築様式の変変遷をたどることができる

 

 

 

テンプル騎士団聖堂入口(現在は閉鎖)

 

 テンプル騎士団聖堂

 

 

16角形の円堂を、騎士たちは戦いに行く時に馬に乗ったままミサに参加したんだって

 

 

 

壁画は16世紀のもの

 

 

エンリケ航海王子が1420年から40年間暮らした住居跡

 

 

 

 

 

マヌエル様式の窓

テンプル騎士団聖堂の向かいにあるキリスト騎士団聖堂( 忘れた)の西壁

マルタ十字の紋章、ロープ、鎖、サンゴといった大航海時代を象徴するモチーフが刻まれ、

世界に向かって躍進した当時のポルトガルを彷彿とさせる

 

 

 

今回の旅で残念な事の一つ

現地ガイドが日本語を話せない事(日本人ガイドはリスボンだけ)

結局、現地ガイド→英語→添乗員→日本語で説明

だから説明がスーっと入ってこない  残念だなぁ

 

コインブラへ移動

5月8日広場 

サンタ・クルス修道院(外観だけ見学)

この広場、いつもは賑やかだそうだけど・・・人もまばら

 

昼食はバカリャウ・ア・ブラス

 

干しタラと線切りジャガイモと卵の炒め物

これは美味しかったなぁ~

みなさん何度もお替りしてたくらい!

 

今回の旅行の嬉しかったことの一つ

2回だけ塩辛い時はあったけど・・・食事が美味しかった!

そして毎回パンが美味しいの   外カリっ中もちっ!

 

 もう一人紹介していないメンバー    1人参加の女性

っま私達だっておひとりさまだけど

「おひとりさま」

60歳代後半かな?

 

ロンドンまでの    席が同室Sさんのお隣だったそうで・・・

その時に何やらいろいろと言われたと すでにSさん

 

「学校の先生だったっぽくない?」

「いや、あの人は官庁っぽい、話し方が上からくるわ

「結婚してるとか言ってるけど、ホントはしてないんじゃない?更年期かあさんもそう言ってたわよ」

「え~~そんな小嘘つくかな~?」

 

おひとりさまは、なぜか?Sさんにはいろいろと咬みついてきてたらしく・・・

私?何にも言われませんけど

  

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オブリガーダ 5

2015-02-11 |      ポルトガル・北スペイン

そうそう・・題名の「オブリガーダ」

「オブリガード(ありがとう)」の女性言葉なの

 

て・・・・・・知らなかったけどね

 

バスで30分くらい移動、アルコバサへ

昼食後、世界遺産「アルコバサ修道院」へ

 

12世紀初め、初代ポルトガル国王アフォンソ・エンリケスが、

レコンキスタに協力したシトー修道会に感謝して建設した

 

 

質素を旨とするシトー会の禁欲的な精神に沿って造られており

彫刻などの装飾を排した簡素な造りが荘厳さをより際立たせている

まさにその通り

 

今まで見てきた豪華絢爛とは違い、この簡素な造り

どうでしょう、この清々しさ  そしてピーンと張った空気感

宗教関係の施設の本来あるべき姿なのでは・・・と思い感動、鳥肌が立つ

最盛期には1000人の修道士たちが暮らしていたそうだ

 

悲恋物語のペドロ1世とイネス   の棺

目覚めた時に顔が見えるように・・・棺は向き合っている

 

まるで私達夫婦みたい

・・・・・

悲恋物語も  も何もかも!すべて台無し の1行

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

素晴らしい細工 

 

 

フリータイム

 ここまでの移動中に、かわいい子供服屋さんがあった 

そうだっ

そこまで戻り、NNとつっつんへのお土産を買おう!

くねくね・・・・迷わないように・・・・戻ってこられるかなぁ・・・

ドキドキ3回目ってことにならないように・・・

 

 

だいじょうぶだよ~~ん

買いたい物が無くて、残念だっただけ~

 

 

宿泊地ナザレへ

展望台からの眺め

夏は、この砂浜はバカンス客でいっぱいよね

聖母像を祀る

「ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会」

 

ほらまた 金ぴかぴか~

 

 

一旦ホテルに入り

 

 

 このホテルは↑ 奥の山の向こう側にあり、途中の道は細~~いほそ~~い

 

レストランへ向かう時、少し変形の十字路でバスが曲がれない

私達が乗っているのは超大型バス

あっ 添乗員さん! 

 

すでに外は真っ暗

しかも路駐の車があり、住民に声をかけたら・・・何人も出てきた~

何度も何度も切り返し、角の電信柱に後20cm

 

「ひゃ~

 

こっちからぶつからない様に、電信柱を押してあげた~い

 

「運転代わってって言われないで良かったね~」

「ホントだよ~このドライバーさんプロだな~  あ~疲れた~

もちろん通った後は全員拍手喝采

今回のドライバーさんはとても運転が上手で、乗り心地も良かった~ ありがとう

 

海岸沿いの↑  手前の白いとんがりお屋根のレストランへ 

名物イワシ料理

 

美味しいし好きだけど、魚の食べ方が汚い私・・・恥ずかしい・・・

と思ったら私だけじゃなかった、良かった~

そんな話でも盛り上がる

 

今回のメンバーはみなさん呑み助

フルボトルで何本か頼み、あとで割り勘

 

気持ちよく酔って3日目終了

 

  

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オブリガーダ 4

2015-02-10 |      ポルトガル・北スペイン

ホテル出発  8:30

ユーラシア大陸最西端「ロカ岬」へ

風が強くて 飛ばされそう~

11€ で最西端到達証明書を発行してもらえる

私?いりませんっ

 

足元には多肉ちゃん群生

 こっちは欲しかった~

 の方位磁石がお役立ち

海の向こうはアフリカ大陸・・・

まさに地の果てって感じ

 

谷間の真珠と呼ばれる中世の街「オビドス」へ移動

 

ローマ時代の城壁に囲まれた街で、今の人口は800人ほどだそうだ 

城壁内の入り口もアズレージョ

 

城下町同様、道はくねくね

 

 

フリータイムでみんな散り散り

かわいい街だなぁ   石畳もいい味出してる~

 

家々の壁に黄色と青が使われているのは、街の旗にこの2色が使われているからだって

 

「サンタ・マリア教会」

 

 

外観とは違い、中は豪華だわ

あっ!左に凸凹かあさん登場!

かあさんの着ている藍染めのはっぴ?半纏?の生地の服、素敵なの

そして、かあさんは懐深く優しい話し方をされる方で

あの大男とうさんを ど~ん っと受け止め、もちろん仲良し

17世紀のアズレージョ

 

教会の向かい側には・・・

 

 

 

15世紀、罪人を見せしめのためにカゴに入れて吊るす塔が

 

冬の雨上がりの街

観光客も少く、静かでいい

 

 

ここで買った自分へのお土産 (W 6cm × H 5cm)

 

今年の干支だしと思ったけど、全然かわいくないぢゃ~~ん

 

集合にはまだ時間がある、やっぱり城壁には登っておかねば!

 

城壁からの眺め

正面の建物は15世紀の城をホテルに改装した「ポサーダ・ド・カステロ」

泊まってみたいねぇ

 

 

 

最後に塔に登り・・・

 

ここで外敵からの侵入を見張り、応戦してたのかしら?

 

 

 

 ここでメンバーのご主人と合流

途中で断念し、下で夫を待っていた奥様と3人引き返す

このお二人、とても仲睦まじい(ご夫婦とも私と同年代)

同室Sさんが「五月みどりに似てない?」

「誰かに似てると思ったんだけど、そうか!可愛らしいもんね」

で「五月夫婦」

 

私達が塔から降り始めた時にのぼってきたのが「更年期とうさん」

私、後ろを振り返りながら(ついてきてるかな?)  気にしつつ

五月とうさんを先頭に3人あれこれおしゃべり

 

 

「??」

「ねぇ左に見える教会、サンタマリア教会じゃない?だとすると・・・大変~来過ぎてる~

「ひゃ~ホントだ!話に夢中になってた~」

「下りる階段全然気が付かなかった~」

3人大慌てで引き返し

バス集合にちょっと遅刻

 

「すいませ~~ん」 

「私はそっと見守ってたのに~・・・行き過ぎだよって言ってくださいよ~」

更年期とうさん「それはわかってたんだけど、途中で3人がいなくなったから慌てたんだ~

更年期かあさん「この人すごい方向音痴で、 バスに1人で戻れただけでも凄いのよ~」

バス爆笑

「昨晩のトイレ事件に続き・・・きっと3回目がありそう・・・みなさんよろしくお願いしますね」

お願いして午前中終了

 

 

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オブリガーダ 3

2015-02-08 |      ポルトガル・北スペイン

午後の観光スタート

まずは世界遺産「ジェロニモス修道院」

 

マヌエル1世(エンリケさんの孫)がエンリケ航海王子とバスコ・ダ・ガマの偉業をたたえて建設

大航海時代の富によって建てられたポルトガルで最も華麗な修道院

 

 

 

 

『教会と修道院の違い』って何?    これを読んで解決  

 

内部は航海にちなんだという「船」「貝殻」「胡椒」などのモチーフがあったのに

  ボッケボケ 

以前まで使っていたコンパクトデジカメのレンズに傷が付き

今回は次男から譲り受けた、一眼デジカメ(?)を使用

で・・・いまいち使いこなせていない

 

 

雨どいの細工の口から、本当に雨水流れるの1枚

これが見られたのも、雨が降ってくれたおかげ

 

みんなでガイドさんお薦めの「 エッグタルト」を買い、バスで食べる

1837年創業の老舗「パステル・デ・ベレン」

焼きたてで外はパリッ で 中とろりん 美味しい~

 

ここからの写真は命がけ

修道院を見学中に暴風雨になり、傘が飛ばされそうになりながらの3枚

車中でガイドから説明を聞き、 を取るために接近

「ベレンの塔」

 

「発見のモニュメント」

 

 

大航海時代、新しい国に到達した年が刻まれている

日本に来たのは1541年

遠い所から、よくぞ到着しました

 

 

夕飯は「ファド」ディナーショーなので一旦ホテルへ

途中、添乗員から報告されていたけど

部屋に置かれてるトランクを見て2人大喜び

 

良かった良かった

これで心置きなく旅を楽しめるね

でも同室Sさんは

「 添乗員は何もしなかった、waiwaiさんが言う前に自分の服や下着を貸しますって言うべきだわ  」 

さあさあ気を取り直して・・・

 

 

「ファド」とは

「運命」を意味する言葉で人生の悲しみや切なさ、郷愁など心の感情を表現して歌われる民族音楽 

 

食事の途中で

歌い手とクラシック ギターと12弦のポルトガルギター登場

3人の歌い手が出たが、やっぱり最後のおばさまの歌声は迫力  

歌詞の内容は分からないけど、切なさや郷愁という感情は伝わってきた

ブレブレ だけど雰囲気を伝えるための1枚

 

ショーも終わり、女性陣 順番にトイレタイム

で、私が最後

・・・・・

さて・・・出るか・・・

 

ん?

 

鍵が開きましぇ~ん

 

差し込んでいる鍵が回らない

てか回っても空回り

 

どうする・・・私

 

ドアをドンドンドン~(誰か気づいてくれないかなぁ)

私、トイレに幽閉されるのね・・・ 

何度もドドド~ン (誰かトイレに来ないかなぁ)

もうすぐ手から血が出るんだわ・・・ 

 

そうだ  添乗員に電話しよ・・・って テーブルに携帯置いてきちゃってるし・・・

 

10時間にも感じたこの10分(5分かな)

それでもドアをドンドンしながら 鍵をグリグリしてたらクルン

おっしゃ~ 

 

やっとの思いで席に行き

「ぅわぁ~ん一生トイレから出られないと思った~

 

「遅いなぁとは思ったんだけど、外に写真でも撮りに行ったのかと思ってたわ」

「今ね、最後のおばさん歌手がアンコールでもう一曲歌って、今終わったところ~」

・・・・

それじゃ渾身のドンドドンは聞こえないっての・・・

 

この事で、女性陣はトイレに入る時はお互いに注意し合い、トイレ情報を共有し合いました

めでたしめでたし 

 

  拳から血も出ず  そんな二日目終了

コメント (10)
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