まじめに遊ぼう! 「旅と人と器と」

旅行記と陶芸だけだったのが、

手芸や籐工芸や多肉ちゃん

そして孫話まで・・・広がりすぎ~!

夫の病Vol.2(6)

2021-12-26 | 夫の病

サクッと書くつもりだったのに

書き始めたらいろんなことを思い出し、ダラダラ長くなってます 

年越ししたくないから・・・ラストスパート

 

8・14

、今日来るって言ってたけど、しんどいから来週来てと📱

でも渡したい物があるし、治療が始まる前に会った方がいい

と、入院して初めての面会

血液内科病室の入り口は大きなガラスの二重扉

そして、会話はガラス越しにお互いの📱で

 

面会しているかたが一組、奥さんとお嬢さんかな?

 

夫に何度も電話しているのに、出て来ないなぁと思っていると

「出て来れないのかもしれませんよ、そこのインターフォンで看護師さんを呼んだ方がいいですよ」

そうか・・・出て来れない・・・か

このご家族もご主人・父の面会に来ているんだ

夫、車いすで登場

ガラス越しの携帯電話での会話 

話すことも無く、面会は10分程度で終了

 

8・15

夫📱

怖いくらいどんどん身体が動かなくなる

明日からの治療、効果が出るまでに身体が持つのかなぁ・・・不安

 

状況共有と、不安を押し殺さないために家族LINE大活躍

 

 

8・16

今日から放射線治療スタート

終了後の📱

 治療は痛くない、ただ、目とおでこが痛い そうで

ますます滑舌悪し 運動リハビリをすることになるらしい

何度もの電話は「命の電話」だそうだ

 

8・17

靴が履きにくく、看護師さんにも手間をかけているから、履きやすい靴を買って来て

介護用を買うと、ショックかな?と確認するとOKとのこと

午後面会

車いすに座り登場

帰り際1人たたずむ女性に

「昨日入院したばかりで、ここのシステムが分からなくって・・・

なんか厄介なことになっちゃいました」

「家も、緊急入院でした。ほんと、そうですね」

私よりは若い彼女は両親?夫?か分からないけど、血液内科に入院ということは・・・

「お互いに自愛しましょうね」と言いエレベーターに乗ったとたん、涙が出た 

でも、辛いのは自分だけじゃない、みな戦ってるんだと勇気も出た

 

8・19

4人部屋に移動

電話が掛けられないので、個室にしようとおもったんだけど  だって

やけに声がモゴモゴしているけど・・・

周りに迷惑が掛かるから布団にもぐり、📱かけているらしい

中学生かっ

 

夫はまだ、単独行動?なので、📱OKの談話室まで行かれない

 

8.21

次男に連絡すると、一緒に行くよ・・・と

足りないものがあり、私だけコンビニに買い物に

その間、次男と二人何を話していたのかな?

帰り際、看護師さんに深々とお辞儀をし

「よろしくお願いします」と言っていた次男の姿は忘れない

そして退院した後、夫が言った

二人が帰った後、号泣したんだ 

 

普段はさっぱりしたいい距離感(?)の我が家族だが

前回同様今回も、息子たちはさりげなく支え、夫の心配をしてくれている

嬉しくもあり、頼もしくもある

 

夫はというと

「今日は妻はゴルフで面会には来れない」と先日おっしゃってましたよと看護師さん

余計なことを 

夫、LINE復活

 

この辺りでそらお預かり、ちょっと緊張がほぐれる

 

 

8・28

扉まで歩いて登場

病室が野戦病院のようだ

他の三人の方も懸命に病と闘っているんだ

少しほっそりしてきた

8・29

朝、主治医から電話

対面したいと伝えてもらったけど、今回も電話

 

放射線治療は順調

目の裏にも照射しているとのこと

治療はあと2週間 その後は通院で

今後の事を聞くと

3か月ごとのMRIとのこと

早期発見の為に毎月CTは?というと、では二か月ごとにMRIとCTを組み合わせましょう

再発箇所は? どこに出るかは分からない

再発後の治療は? 薬剤の投与。しかし効くかどうかはわからない

全頭照射なので、放射線治療は2度目は出来ない

6か月~1年で再発するということ

前回の説明で聞いたが、あの時は夫はぼんやりしていて、その点は理解できてますか?

本人に再度説明する

 

現実に引き戻された


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