地獄くらやみ花もなき 1〜5巻
原作、路生よる
漫画、藤堂流風
罪人が妖怪に見える藤野青児が、
妖怪の魔王、山本五郎左衛門の息子だという
西條皓と出会い、その能力を活かして
助手として働くこととなる。
主人公は青児くんですが、
表紙は皓さんです。
皓さんは次の妖怪の魔王になるため
罪人を正しい理由で裁いて
地獄に落とさないといけないので
皓さんの館には、そんな何かを抱えた人が
やってくる。
というお話。
ホラーミステリーになるのかな。
皓さんは半妖だし、
青児くんが人が妖怪に見えたりしますが、
人が起こす事件を解決する話なので
そんなに妖怪要素は強くないです。
謎解き要素の方が強い。
ただ青児くんが見える妖怪は、
ちゃんとその罪と
妖怪の特徴に一致するところが
あるというのが青児くんの優秀ポイント。
それ以外はかなりポンコツな青児くんと、
冷静沈着で優秀で美麗な皓さんというコンビ。
“ばけもの夜話づくし”と
絵のタッチが似てるので
同じ作者さんかと思いましたが別でした。
話の雰囲気も似た感じなので、
私がこういう話が好きということかと。
地獄や妖怪が出てくるせいか、
“鬼灯の冷徹”で知ってる人物とかが
出てきたりして比べると面白いかも。
むこうは地獄コメディですから
全然違う人物像になってます。
私は勉強不足で山本五郎左衛門なる魔王の
元になってるお話は知らないので、
おいおいそんな話も出てくるのかなぁと
思ってます。
というわけで、まだまだ連載中。