ACMA:GAME 1〜2巻（全22巻）
漫画、メーブ × 恵広史
昨日から始まったドラマの原作漫画。
いや、原案漫画というべきか？
全く違うストーリーでビックリしました。
原作と同じなのは、
“悪魔が出てきて悪魔が出したゲームで戦う”
という設定ぐらいでしょうか。
いや、ルールも微妙に違ったような。
作者さん達が良いなら良いんですけどね。
全く別物として見れば、
ドラマも面白いのかもしれない。
というわけで本編。
主人公は高校生の織田照朝。
容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群で
日本有数の財閥 織田グループの若き総会長。
（両親は他界）
そんな照朝の前に現れたのは
イタリアンマフィア ベルモントファミリーの
御曹司マルコ。
マルコが “悪魔の鍵” を使い
悪魔のゲームのゲームマスター“ガド”が現れ
自分が勝てば『会長の座と
織田グループ傘下の社長の座』を譲れと
言ってくる。
どうやらゲームから逃げられないと悟り
照朝はマルコに『命を賭けろ』と言う。
ガドが同価値と認めて成立するが
マルコが反発し照朝にも命を賭けろという。
ガドからすれば人間の命など軽いので
あっさりOKされ、
照朝は追加できると言われるが無いと答える。
今回のガドが出してきたゲームは
『真偽心眼』。
お互いに問題を出して、
True or False
で答えるというもの。3点先取で勝ち。
問題はガドの認定した時点で正解が決まる。
このガドが問題を認定した時点というのが
ポイント。
“このカップの下には500円玉がある”という
問題を認定した時に あるかないかということに
なるってことです。
この問題で、まずは照朝が1点先取。
ここでマルコが悪魔の力を発動。
部屋が寒くなり冷気を操る力だと言う。
悪魔の鍵の所有者は、
1つ力を持つことが出来るらしい。
そんなのは聞いてないという照朝に
ガドは『個性が1つ増えただけ』と言う。
2問目はマルコが勝利。
3問目もマルコが勝利。
4問目は
3問目の答えが照朝の思っていたものと違った
ことなどから、
マルコの能力が冷気を操るのではなく
移動させる能力であることを見抜いて
照朝の勝利。
5問目も照朝が勝利で、
『真偽心眼』の勝者は照朝に。
照朝は“マルコの命をいつでも散らせる権利”を
放棄します。
心理戦の為に出しただけの条件だと。
悪魔の鍵は勝者である照朝のものに。
そして照朝はマルコに問う、
「誰の命がかかっている？」と。
マルコは悪魔ゲームに負けた父親を
グングニルという組織に人質に取られていて
従わされているという。
父親を助けたいマルコに
協力しようと申し出る照朝だが、
組織の情報漏洩などをしたからと
グングニルはマルコの父親を自死させる。
なんやかやあって、
マルコたちは照朝の傘下となりイタリア支部で
働くことになりました。
悪魔の鍵を調べても何も分からず、
暗号らしき記号があることだけ分かり
クラスメートの眞鍋ならば解けるかもと
眞鍋に会いに行くと、
眞鍋と両親がヤクザに借金の取り立てで
暴行されていた。
助けに入る照朝だが、
ヤクザの兵頭がゲスで一枚上手だっため
ピンチになる。
この状況を打破するに使わないつもりだった
“悪魔の鍵”を使う。
照朝は
『警察に行き過去に犯した罪を全て自供』
するのことを要求。
兵頭は
『織田グループ全てよこせ』と要求するが、
それは照朝の要求と同価値ではないと却下。
『一切逆らわず、目の前で友達を殺すから
その罪を被って出頭しろ』に変更。
ゲームは『映影踏頭』
相手の頭の影を踏んだら1点。
先に2点獲得した方が勝利。
照朝の悪魔の力は
“一分間の絶対固定”というものだった。
ボクシング元日本王者の兵頭が
身体能力的に有利かと思われたが、
それだけでなく意外と頭もキレるため
1点先取。
その後は照朝が策を弄して2点獲得して勝利。
兵頭は、警察へ。
そこに現れた上杉と直江と名乗る2人が、
照朝がホルダー（所有者）だなと言い
上杉もホルダーであることを明かす。
そして、勝った方が情報総取りの
悪魔ゲームをしようと鍵を使う。
というところで以下次巻。
雰囲気的に、
デスノートやライアーゲームを思い出す感じ。
照朝くんは真っ直ぐですけどね。
