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徒然と好きなこと書いてる日記です♪

傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン 8巻

2023年11月10日 21時41分00秒 | 漫画と本とアニメとドラマとCD
傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン 8巻
漫画、磯見仁月
後にファッションデザイナーの祖と称される
ベルタンのお話


マリーアントワネットのお気に入りになった
ベルタンは、次々と新しい服を作り
アントワネットが着て流行らせる。

旦那のルイ16世がアントワネットに興味なく
アントワネットは周りをお気に入りで固めて
贅沢三昧をして寂しさを紛らわせてるようで
ちょっと痛々しい。


ベルタンは新しいモノを作るのに
取り憑かれてるみたいになりますが、
狡猾でアントワネットのお気に入りになる
ポリニャック伯爵婦人に“(自分と)似てる”
と言われて苛立つ。
(ようは痛いとこを突かれた)

そして新しく作った服は、
アントワネットの故郷の想いを刺激し
動きやすい“ポーランド風”。

「私の寂しさをよく理解してる」
と笑顔で涙を流すアントワネット。

そしてベルタンのことを
“大切なお友達だわ”と評する。

ベルタンは、
『私が忘れていたこと、私の仕事で
誰かが幸せになる喜び!
と感じ入る。

それをよく思わないポリニャック伯爵婦人に
嫌味を言われるが、
“友達など一介の商人が畏れ多いこと”と躱す。

弁えてることはいいこと、
“仕事から生まれる友情なんて その場限り”
と言い放つポリニャック伯爵婦人に
“だとしても私は私の仕事をするだけです”
と応じる。

それに対しポリニャック伯爵婦人は
“やっぱり私に似てる”と言う。


アントワネットの周りはこんな人ばっかりで
本当に哀れになります。

終焉は変えられないから
もうここら辺から崩れていく足音が
少しずつ聴こえてきてる感じがして
華やかなのに哀しい。

ベルタン、これからどうするのかな。


         
           

   



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