税金で買った本 6巻
裏表紙が好き。
原作、ずいの
漫画、系山冏
本日発売の新刊です。
異常な知識欲と行動力のある
ヤンキー石平くんが図書館バイトをする
図書館お仕事漫画。
あまり重たくならず、
前向きにポジティブに
図書館のお仕事を教えてくれる漫画。
今巻で初登場なのが表紙にいる
移動図書館の運転手の繁松さん。
利用者さんの為が優先な人。
その為、ちょっと図書館員にとって
面倒なことや手間なことや
規則に縛られすぎず
それぐらい良いじゃないか的なとこがある人。
でも、移動図書館という
利用者さんの喜びに接することができる仕事と
いうところも大きいのではと感じました。
白井さんの担当は
本の弁償をお願いするとかなので、
恐縮されるか逆ギレされるかなので、
しんどいだろうな。
あと石平くんの知りたい癖で
白井さんが昔ノートに書いてた
クソ利用者図鑑に乗ってる人を見つけて
何でそんなことするのか知りたがるお話。
中には、“大事にされたい”という人が
やらかしてるのではと思う石平くん。
なるほど。よく見てる。
そんな観察眼もある石平くんは、
早瀬丸さんが実は怒鳴られるのが
かなり苦手なのを隠して我慢してるのではと
気づきます。
それを、ど直球っで聞いちゃうのは
石平くんのアレまぁなとこですが、
その後に『初対面の時に怒鳴ってごめん』と
謝るとこが、石平くんの良いところ。
しかも『ずっと根に持っててくれていいけど、
謝っときたいと思って。』というのは
石平くんらしくいな。
そのセリフはなかなか出てこないし、
伝えれない。
このシリーズの中でも今巻は
石平くんらしさがあって
かなり好きだなと思いました。
裏表紙が好き。
