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waniko's blog

wanikoの日常を記録するブログ

読書報告 読み返しが必要な1冊(≧▽≦)

2022-10-15 10:30:12 | 本についての雑談

≪鎌倉うずまき案内所≫ 青山美智子著

あらすじ 『木曜日にはココアを』で第1回宮崎本大賞を受賞し、『お探し物は図書室まで』で本屋大賞にノミネートされた人気作家・青山美智子氏の最新文庫です。主婦向け雑誌の編集部で働く早坂瞬は、取材で訪れた鎌倉で、ふしぎな案内所「鎌倉うずまき案内所」に迷いこんでしまう。そこには双子のおじいさんとなぜかアンモナイトがいて……。YouTuberを目指す息子を改心させたい母親。結婚に悩む女性司書。クラスで孤立したくない中学生。気づけば40歳を過ぎてしまった売れない劇団の脚本家。ひっそりと暮らす古書店の店主。平成の始まりから終わりまでの30年を舞台に、6人の悩める人々を通して語られる、心がほぐれる6つのやさしい物語。最後まで読むと、必ず最初に戻りたくなります。

秋の夜長はやっぱり読書~~と言いたいところですが、夜の読書に目が付いていけない今日この頃

でも、出勤は午後からなので読書タイムはあるんですぅ~~でもね、アマゾンプライム&ネトフリで韓ドラにハマっていて…それはそれで忙しい

そんな中、ドツボにハマったこの1冊 青山美智子さんは≪木曜日はココアを≫から~色んな伏線が…その伏線が優しい♪

この1冊も、思わず最後の章を読んだ後もう一度最初から。。。そして、1日置いてまた読み返してしましましたよ!

鎌倉も2度行ったことがあり、2度目はひとりでトコトコ好きな場所を歩いて散策したので…あんな場所から『鎌倉うずまき案内所』に行けたのかな?なんて想像も

双子のおじいさんの「はぐれましたか?」 この聞き方も好き!「迷った」のではなく「はぐれた」…

文庫本の最後の平成史特別年表 そうそう!ってなります。wanikoも昭和、平成、令和って過ごしてたのね!

「昭和もきょうまでかぁ。昭和64年って7日間しかなかったんだねえ」ってそして「昭和元年も7日しかなかったよ」…

「最初の7日、最後の7日か。なんだか、昭和時代って本の表紙と裏表紙みたいだね。」 7という数字に重みを感じました。

韓ドラ~~2022年10月現在の1番は『その年私たちは』です。OSTも大好きで今も、YouTubeからOSTを流しながらこのブログ書いてます。

今は、OST(オリジナルサウンドトラック)なんですね!waniko世代はサントラって言ってたぁ~

ONちゃんの韓ドラ歴はとっても長いのですが、wanikoは去年から、じっくりと観るようになりました。やっぱり仕事が変わったことが大きいです。観たいもの、読みたい本~いっぱいでこの秋は忙しいwanikoなのでしたぁ~~

 

 

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読書報告 お久しぶりです(^o^)丿

2022-07-29 21:00:00 | 本についての雑談

≪ありえないほどうるさいオルゴール店≫ 瀧羽 麻子著
「あなたの心に流れている音楽が聞こえるんです」――

北の小さな町にあるその店では、風変わりな店主が、お客様のために世界にひとつだけのオルゴールを作ってくれる。

耳の聞こえない少年。音楽の夢をあきらめたバンド少女。妻が倒れ、途方に暮れる老人……。

彼らの心にはどんな曲が流れているのでしょう? 思わず涙がこぼれる、幸せ運ぶ7編。

≪もどかしいほど静かなオルゴール店 ≫ 瀧羽 麻子著
「耳利きの職人が、お客様にぴったりの音楽をおすすめします」
ここは、お客様の心に流れる曲を、世界でたったひとつのオルゴールに仕立ててくれる、不思議なお店。
"小さな箱"に入っているのは、大好きな曲と、大切な記憶……。

北の小さな町にあった『ありえないほどうるさいオルゴール店』が、最果ての南の島で、リニューアルオープンしました!
今回も、7つの物語が奏でる美しいメロディーに載せて、やさしい涙をお届けします。島を出て行った初恋の人を想い続ける郵便屋さん、音楽を捨てて都会からやってきた元ミュージシャン、島の神様の声が聞こえるババ様……彼らの心にはどんな音楽が?

≪ありえないほどうるさいオルゴール店≫を読んだのは、去年の8月28日~そして、≪もどかしいほど静かなオルゴール店≫は今年の7月16日~

ということで、ありえないほどをまた借りて読み返してしましいました。だって…再登場している方がいる!

記憶が定かではないからやっぱり再読で納得!

最初のオルゴール店の場所は小樽ぽい!運河あるしぃ~~~そしてもどかしいほど静かなオルゴール店は沖縄???

今、NHKの朝ドラは沖縄なので、何となく読んでいると沖縄民謡が聞こえてくる!

オルゴール店の店主に聞こえる心の奥にある音楽~wanikoにはどんな音楽が流れているのかな?オルゴール作って欲しい!と

ワクワクしながら読み終えました。

わが家のあちこちにあるオルゴール鳴らしてみました。

「トトロの歌」「夜空ノムコウ」「メモリー」 どれもオルゴール店にある四角い箱ではなく、特徴のある形しています。

これこれ!!

トトロが廻りりながら『トトロの歌』 これ廻すとSUちゃんとKAZUくんが音楽に合わせて踊ったわぁ~~

今や中3と中1。。。遠い昔だわ(笑)

右隣のは、KYONちゃんの富良野土産~~これトイレに吊るしてるのぉ~~

孫たちがトイレに一人で入るときに淋しくないようにぃ~~でも、『夜空ノムコウ』。。

新築祝いにもらったオルゴールはわざわざ小樽まで買いに一緒に行きました。

HALパパの中学校時代のPTA活動仲間のプレゼント~~ 

大好きなcat'sの『メモリー』階段の壁に飾ってます。

読書後~~全部オルゴールの音楽しんでみました!

 

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読書報告 読書が進まない(-_-;)

2022-03-27 13:00:00 | 本についての雑談

≪橙書店にて≫ 田尻 久子著内容(「BOOK」データベースより)
熊本の路地裏にいつもの声、はじめての顔。詩人、作家、絵描き、写真家、唄うたい…珈琲をのみ、本をえらび、同じ月を見上げる。

まちの余白に33篇の物語。

『橙書店 オレンジ』は最初は雑貨と喫茶店、でも、隣の空き店舗を間借りして小さくて、田尻さんのお気に入りの本がいっぱいの書店に…

このお店には村上春樹さん、谷川俊太郎さん、伊藤比呂美さん、吉本由美さんなど著名な方々が来店し、朗読会などのイベント開催しています。

でも、田尻さんにとってはごく日常で、そのことを淡々と語るように書いています。

2016年に熊本地震で被災されています。奇しくも、この本を読み終わった16日、福島県沖を震源地とした大きな揺れがありました。

また、福島県、宮城県の方々は被災されまだ、復旧が進んでいません。

田尻さんもこの本の中で地震の話しが度々出ます。wanikoも小学校、中学校と根室市で大きな地震を体験していて、

集合煙突、ブロック塀が倒れるのを…津波…を見ています。1993年1月に釧路沖地震、1994年10月北海道東方沖地震を経験しています。

田尻さんの熊本地震のお話には重なるところが多かったです。

そして、思わずクスッとなったお話も~『手紙はいいよ』の章の56頁 ゆっこさんからの手紙

>“ゆっこ” カタカナの“ク”が独特で、“ニューヨーク”が“ニューヨーワ”に見える。彼女の書く“ク”はいつも笑っているように見える。

wanikoのHNはONちゃんがわざと提出書類に書いていた“ワ”が発端です。 読みながら思わずニンヤリ

いつか、橙書店に行って本棚を見たいと思うwanikoでしたぁ~~

内容(「BOOK」データベースより)
食べることはその土地と生きてゆくこと。舌を燃やし、思い出を焼くつくすほど辛い唐辛子、庶民のキャビアと呼ばれるサルデッラに腸詰めサラミのンドゥイヤ、近海で獲れた鰯の塩漬け、シーラ山地で生産されるチーズやじゃが芋、自家製オリーヴオイルにワイン、スイカや無花果など季節を彩る果物…。南イタリア、カラブリア州出身の作家が、固有の言語と食文化を守ってきた郷土の絶品料理と、人生の節目ごとに刻まれた家族の記憶とを綴る、自伝的短篇小説集。

情報誌のおススメの本を図書館から借りて読破!最初は食のエッセーなんだろうと読み進めると、祖母との思いでがいっぱい詰まった本でした。

母国語のアルバレシュ語の古い言葉~イタリア語のアルファベット21文字では36文字のアルファベットで構成された言語を書き写すことが不可能と気づき、祖母のラプソディを録音することにしました。

ちょうど読んだときが、昨年の11月『ウポポイ』に行こう!と決めていた時でした。今、盛んにアイヌ文化、アイヌ語について特集番組が組まれて目にする機会が多いです。wanikoは小学校の修学旅行が川湯・阿寒温泉だったこともあり『アイヌ』についての授業がありました。

そして、授業の中でアイヌ語が残されていないことも習ったけれど…しっかり理解できていなかったです。

今、若い方々がアイヌ語を残す努力をされています。

そして、NHKの番組『北海道道』で3月4日に放送された『星降る夜に~アイヌの星物語~』

知られざる星空の物語!今から70年ほど前、旭川出身の末岡外美夫さんは、教員をしながら、アイヌの古老たちから、星にまつわる様々な言い伝えを聞き取った。春にニシンの到来を告げる星、夏の種まき時期を知らせるすばるなど、季節を告げる星を始め、天の川にちなんだ豊漁占い、シリウスにちなんだ恋のおまじない…。そこにはアイヌの暮らしと独自の世界観が色濃く刻まれている。ギリシャ神話とはひと味違う、深く豊かな物語。

とっても分かりやすい番組でした。その土地のアイヌそれぞれに星空の物語が違うことに改めて驚き、聞き取りをした末岡先生の地道な努力が

これからもっと、生かされることを期待しました。せっかくなので、北海道に生まれたのだからアイヌのこと奥深く知りたいと思いました。

末岡先生の本は中央図書館にありますが、貸出禁止でした 読みたいなぁ~~~

話しは飛びますが~waniko『ゴールデンカムイ』読んでます。。。。 スキです!

長い通勤時間で集中して読書、今思うととっても楽しかったです。通勤時間にワクワクしてましたもん(笑)

今は、合間に読書~読みたい本がいっぱいあって早く、図書館から来ること待つ日々です。

 

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読書報告 去年の夏に予約した本(^o^)丿

2022-02-18 14:00:55 | 本についての雑談

≪羊は安らかに草を食み≫ 宇佐美 まこと著

あらすじ

認知症を患い、日ごと記憶が失われゆく老女には、それでも消せない “秘密の絆" があった――
八十六年の人生を遡る最後の旅が、図らずも浮かび上がらせる壮絶な真実!

日本推理作家協会賞 『愚者の毒』 を超える、魂の戦慄!

過去の断片が、まあさんを苦しめている。それまで理性で抑えつけていたものが溢れ出してきているのだ。

彼女の心のつかえを取り除いてあげたい――
アイと富士子は、二十年来の友人・益恵を “最後の旅" に連れ出すことにした。

それは、益恵がかつて暮らした土地を巡る旅。

大津、松山、五島列島……満州からの引揚者だった益恵は、いかにして敗戦の苛酷を生き延び、今日の平穏を得たのか。

彼女が隠しつづけてきた秘密とは? 旅の果て、益恵がこれまで見せたことのない感情を露わにした時、老女たちの運命は急転する――。

昨年話題になって、図書館ネット予約した本がやってきました!

受け取ると~ちょっと分厚い!! 通勤の読書タイムから変わった現在、ちょっと本を読むペースが遅くなっているので…

返却時までに読破無理かな

ですが、読み進めるとスラスラ!!で、ナント!一気読み。。。その後も3回ほど読み直し

満州~wanikoの父も満州で昭和8年に生まれているので去年88歳 主人公の益恵さんは86歳なので年が近くて…

戦火がひどくなる前に日本に帰還しているので、益恵さんや佳代さんのような生活はしていないけれど…

認知症の益代さんと最後の旅をするアイさんと富士子さんとの現在のお話と満州時代のお話が交互にあるのですが、

戦争の悲惨な話を聞いているので読むのがツライ箇所も多々ありました。

そんな中、最後に近づくと衝撃的な出来事が…ネタバレになるので控えますが、あれ??ここからすごいことにって~

コレはミステリー~そしてちょっと痛快!

今、なんとなく世界は戦争に進みつつある雰囲気が… 不幸しか残さない戦争怖いです。この本を読んで改めて感じました。

そして、宇佐美まことさんの本をまたまたネット予約したwanikoでしたぁ~~

 

 

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読書報告 2021年は初読みは48冊 (^o^)丿

2022-01-05 20:11:19 | 本についての雑談

2021年は前半は図書館のコロナ禍閉館で、中々初読みの本を読む機会がありませんでした。

更に昨年10月からの転職で地下鉄通勤から徒歩へ。。。読書タイムがグッと減ったことも。。。

48冊の初読みでした。と言っても、家になる大好きな作家さんの本を積読~~~はしてましたよ!!

そんなんで、読書報告が滞ってしまって…月に3冊は確実に読んでいたのに

そんな中、≪水を縫う≫は2020年9月に読了済みの本なんですが、図書館からの本なのでも3日くらい何度も読み返した1冊でした。

好きすぎて報告してなかったぁ~

そんな寺地さんの新しい本の出版を知って図書館予約をポチっと~~

≪水を縫う≫ 寺地 はるな著

「男なのに」刺繍が好きな弟の清澄。「女なのに」かわいいものが苦手な姉の水青。「愛情豊かな母親」になれなかったさつ子。
「まっとうな父親」になれなかった全と、その友人・黒田。「いいお嫁さん」になるよう育てられた祖母・文枝。普通の人なんていない。
普通の家族なんてない。世の中の“普通”を踏み越えていく、6人の家族の物語。

感動もんの一言!「自分に合った服は、着ている人間の背筋を伸ばす。?世界と互角に立ち向かうための力だ」。
章ごとに主観が入れ替わり、家族の思いや考え方の違いが浮き彫りになります。
黒田さんの存在もすごく効いています!登場人物全員それぞれの川の流れがすこしだけカーブをきってそれでも淀むことなく青く澄みきって流れていくような、
読了感がいい。映画化となったら誰が。。。。そんなこと考えるのも楽しい1冊でした! 

≪ガラスの海を渡る舟≫

 大阪の心斎橋からほど近いエリアにある「空堀商店街」。
そこには、兄妹二人が営むガラス工房があった。

兄の道は幼い頃から落ち着きがなく、コミュニケーションが苦手で、「みんな」に協調したり、他人の気持ちに共感したりすることができない。
妹の羽衣子は、道とは対照的に、コミュニケーションが得意で何事もそつなくこなせるが、突出した「何か」がなく、自分の個性を見つけられずにいる。
正反対の性格である二人は互いに苦手意識を抱いていて、祖父の遺言で共に工房を引き継ぐことになってからも、衝突が絶えなかった。
そんなガラス工房に、ある客からの変わった依頼が舞い込む。それは、「ガラスの骨壺が欲しい」というもので――。

≪ガラスの海を渡る舟≫は兄と妹の葛藤が…兄 道の味方をする母に嫉妬している妹 羽衣子

第1章で羽衣子が~「道なんかに、わたしの気持ちがわかるわけない」とぶつけると「じゃあ、分かるように言いてほしい」「伝わってない」って思うなら、言い方変えたらいいねん。なんの工夫もしないくせに『わたしの気持ちわかってくれない』なんてただのわがままや。なんでぼく側が譲歩するのがあたりまえみたいな言い方するんや」と

ギクッ!以前のお仕事はコミュニケーションの苦手な方々と一緒でした。初めの頃は、「なんで普通のことが分からないの?」とか「こんな簡単なことできないの?」と声には出さないけど心の中で?や怒!が悶々と…        

でも、そんな方々と一緒に仕事をしているうちに、「言い方を変える」「ゆっくり話す」「主語を抜かない」など気づくことも多かったです。そして、それは子育て中に気をつけていたことでした。更にそのことは別にコミュニケーションが苦手な人に通じることだけではなくて、色々な場面で出会うことにも気づきました。

寺地はるなさんの本は、とっても忘れてしまったことを思い出させてくれる本です。

2022年はどんな本と出会えるかな?50冊は読みたいな! なんて思うwanikoなのでしたぁ~~

 

 

 

 

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