≪しゃぼん玉≫ 乃南 アサ著
ポレポレとうさんの推薦本!、一気に読みきりました。この時期にぴったりな花火のしおりは、はなはなさん作です♪
現代の若者の伊豆見翔人が逃げた九州の山奥で老婆や村人と心を通わせるうちに、人としての生き方見出す… この本を読んでいくと翔人の母親との確執に心が痛みました。一応息子持つ母親なんで~(^^ゞ
そんな荒んだ心に「ぼうは、ええ子だぁ」と声を掛け、なでるように、小突くような頭や背中にボディタッチをする老人たち。
褒めるとも違う、癒しに近い言葉とボディタッチは翔人に人としての優しさを取り戻させていく。そして、決して豪華な食事ではないのですが暖かいごはんとみそ汁、おかずも、お風呂、雨戸の開け閉めなどの日常が、そして、村の成り立ちや家のルーツ…
大学進学のために受験勉強しかしていない、親の不仲から親戚や親の出身地さえ知らない翔人。でも、当たり前にこんなことが
横行している現在と感じました。祖母と暮らしていたwanikoは、天気の悪くて外で遊べない時は縫い物をする祖母の側で昔語りを良く聞いていたこと思い出しました。ソレは昔話だったり、祖母の生まれた頃の話だったり、辛かった戦争の時の暮らしだったり
今、wanikoはHALやJUN、そしてSUちゃんにどんな話聞かせて上がられるかなぁ~なんて考えてしまいました。
翔人がいつか消えてしまうしゃぼん玉と思っていた自分から、脱出できたこと… ちょっと、≪西の魔女が死んだ≫もそうでしたが
生活大事にしていないと自分を見失うって感じた本でした。読んで見て下さい(*^。^*)
今日のサミット情報☆
朝5時頃から、バタバタとヘリコプターの飛ぶ音が…
そして、寝室の窓から見える札樽道に目をやると ナント警察車両が10台ほど高速道路で入り口付近に停車中。福島県警、札幌、高知県警などなどの文字が車両の横にドッド~ン(゜o゜)サスガに写真撮るとき ドキドキ
エッ!モチロン寝室の窓から体低~くぅしてね(笑) 気分はフォーカスのカメラマン(?_?)いよいよ今日が最終日ですね。