waniko's blog

wanikoの日常を記録するブログ

読書報告 すごく良い本なのです(*^。^*)

2015-10-10 19:00:00 | 本についての雑談


 ≪すてきな地球の果て≫ 田邊 優貴子著  

極地の自然に魅せられた、若き研究者による初めてのフォト&エッセイ! です。
著者田邊優貴子さんは1978年に青森市生まれの30代の女性です。植物生理生態学者で早稲田大学高等研究所・助教。
小学生の頃、テレビで偶然目にした極北の地に憧れを抱き、大学4年の時、真冬のアラスカ・ブルックス山脈麓のエスキモーの村で過ごし、その思いは揺るがぬものとなり研究者となった方です。
この本は2013年雑誌で紹介されていました。女性がこの本との出会いは2013年のこと、雑誌で紹介されていて題名と表紙に魅かれました。でも読むことが出来たのは、去年の秋でした。
今年の3月20日に情熱大陸で取り上げられて、またまた感動しました。
 南極や北極の写真が素晴らしいとか、女性が過酷な地で研究している、そのことだけではなくて田邊さんが南極や北極に行く!
という思い切った行動を起こす理由に感動します。
彼女の祖母、伯父さんは脊髄小脳変性症と言う難病で亡くなっています。いまだ根本的な治療法が見つかっていない病気。そして
親から子へと徐々に発病は低下し発症する年齢も上がり、症状は軽減されていく…伯父さんや母の発病、そして、自ら命を断ってしまった伯父のこと…
彼女はそのことから「好きなことをして生きていく」と決めます。その結果、田邊さんは北極、南極の素晴らしい大自然に触れて感動するのです。
第1章の最後にくるりの「ハイウエイ」の「僕が旅に出る理由はだいだい100個くらいあって…」と口ずさみながら第1歩踏み出す田邊さんのようすが好きです。

 「ハイウェイ」は、映画「ジョゼと虎と魚たち」の挿入歌でもあります~SUちゃんに頼まれて録画している、「グレーテルのかまど」にくるりのジンジャーエールが~~~
 
 なんて、1冊の本の内容から色々広がるところもいいなだなぁ~~~
 
ところで、この本は田邊さんの素晴らしい旅の感動をダイレクトに受けることのできる1冊です。
旅に出る理由も、何かをする理由もとっても些細なことでいいよ!自分が好きなことしよう!そう人生めいっぱい生きて行こうと感じる本です。
 なんて、速攻で実行しているwanikoだと~横でONちゃんが言ってます  だよね(笑)
コメント (1)
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